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2011年01月08日

柿田川FS たぶん、最初で最後の釣行記。

やぁやぁやぁ。
すっかり遅くなりました。

なにせ、前回の記事を上げて、柿田川FS行った直後に嫁さん迎えに千葉まで往復。
その疲れも癒えないうちに、岡山まで片道700kmの帰省強行軍。
僅か2日の走行距離が1000kmを超えるという無茶ぶりw
帰りを合わせると、2000kmは行ってるかも知んない。

二ヶ月分の走行距離だぞw
それを一週間でとかなんだよw

ちなみに、帰ってきたのは、3日の夜。
でもって、そのあと色々ありましてー。
昨日あたりから、やぁっとブログ書く時間が取れたってのが実情なのです。

さて、言い訳はここまで。
釣行記のはじまりはじまり~♪

12月29日 
04:30


なし崩し的に仲間拾い集め&車係となったヲレは、4時起き!
つか、2時くらいまでブログ書いてたアホなヲレの睡眠時間、たぶん1時間ちょいw

今回のメンバーは、
いつもの相棒、10年来の釣友KG(仮)君。
それに加え今回初管釣り挑戦のUGO氏(仮)。
(この二人の仮称は本人の了解なく適当にアドリブで今、付けた)

UGOに至っては、実は数年ぶりの再会となる訳だが。
そこはそれ。会ってすぐにいつもどおりのノリw

ヲレ「久しぶりだのう…にしても、なんだ…その。ヤサグレたキムタクみたいな感じじゃん」
UGO「ヤサグレたって…それホメてるの?」
ヲレ「さぁな…自分で考えるこったなww」
UGO「確かにそのとおり…って、二年ぶりくらいに会ったのにいきなり投げっぱなしかよww」
ヲレ「フハハハッ! 相変わらずだろww」

06:30
KG宅前のコンビニにて、KGと合流。
KGとの約束だと06:10あたりだったが、前後30分はセーフなので、まぁ、許すw

KGとUGOは元々同級生だから、車中は自然と昔話に華が咲く。
一人淡々とドライブも悪くないが、気心の知れた仲間との道中もいいもんだw

途中、足柄SAがEXPASAとやらに大化けしてしまって、
お上りさん気分を堪能しつつ、渋滞もなくストレートに沼津IC。
そして、柿田川FSに到着。
相変わらず、住宅地のど真ん中に忽然と湧く養殖池というシュールな光景。

08:30
オープン直後はまんまと外したけど。
気にせんでよいのだー。
どうせ朝一は釣れんのだw

とりあえず。
UGOには今回、ヲレのタックルをレンタル。

ヲレ「ピシピシとベニョベニョどっちがいい?」
UGO「どんなだそれはww」
KG「初っ端はMITCHELLの方が癖ないから、いんじゃね?」
UGO「良く解らんけど、KGのオススメにするわ」
ヲレ「ふふ…もとよりそのつもり、Fenwickはヲレの宝物だから貸せんなw」

という訳でUGOには、「パーレット&アルアド」セット。
アルアドは癖のある新型ではなく旧型1000S。

加えて、ヲレが適当に吟味した二軍スプーン軍団と釣れそうなプラグ陣を用意。

なーんてやってるうちにKGはとっとと始めて何か釣ってるしww

ヲレ「裏切ったな! シャアッ!」
KG「いやぁ、腕がムズムズしたんじゃよww」

KGはほっといて、UGO氏にレクチャー開始。
とにかく、一匹釣らせたらヲレミッションはコンプリート。

奴に渡したルアーは、プリズムリーフの1.7gフルカラーセット。
実績もあるし、投げやすいから初心者には悪くない。

パイロットは…セオリーだと黄色からなんだけど。

ヲレ「ええっ? UGO氏、紫でいくの?」
UGO「おかしいの?」
ヲレ「まぁ…いんじゃね?」

…投げやりであるwww

ちなみにUGOは昔、バス釣りとかやってたから、スピニングのキャストも問題なし。
リリースタイミングもフォームもなかなかのモン。

と思ったら、何故か投げっぱなしw
何故、リールをまかんww
何故、オロオロしながら救いを求める目をしているのだ君はww

UGO「ちょっと待って! なんで、このリールのハンドル左についてるの?」
ヲレ「あ? あ~っ! そっか、そっか、忘れてた。」

補足→ヲレ仕様のリールは、基本レフトハンドル仕様。
右手で投げて、左手で巻く。実に合理的。

一方、KGやUGOみたいな、20年前の第二次バスブーム世代は、
基本的に右投げ、右巻きでルアー釣りを覚えているため、今更レフトハンドルには出来ないらしい。

ヲレ「UGO君、そこはエア巻きでしょが!」
UGO「任せて、思わずやったからw こんな風に」
ヲレ「おおすげぇよ! 俺の目に確かに今、ハンドルが見えた…よしっ! 問題ねーじゃん。」
UGO「問題あるから、やっぱ無理だから! なんとかしてー!」

まぁ、お馬鹿なやりとりは置いといてw
アルアドのハンドル換装なんざ1分で出来るってなもんよ。

UGO「左巻きのほうが合理的ってのは解ったけど、俺、右で慣れてるから、無理っ!」

まぁ、ヲレが右巻きやるとヨレヨレだから、それは解るww
どーでもいいけど、それ最初に気付くべきなんじゃね?

…やっと自分の釣りが出来るってばさw

しかしながら…。

釣れないッ!
釣れないッッ!
釣れないッッッツ!

冬の朝一KFSって実は意外と釣れない。
1時間くらいして、放流したり水が少し温まってくるとボツボツ釣れ始めるってのがパターン。

柿田川FS たぶん、最初で最後の釣行記。

とったどー!ww
はい、ここまでで30分。

釣れたのはなんと、ベスパ赤金、しかも放流直後とか。
そんなん100%放流魚じゃねーか。
ヲレって奴ァ…。

予想外の苦戦のせいで、すっかりUGO氏放置だと気付く。
やっべー!ww

…と思ったら、
UGO君、なんかバカスカ釣れてるし。

柿田川FS たぶん、最初で最後の釣行記。

↑タイトル「UGO君、管釣りで初じゃないけどGETだぜっ!」
まぁ、顔写ってないからセーフだよな?

聞けば、なんでもKGが秘密兵器を貸してくれたんだとか。

ヲレ(ナイスフォローだKG!)

つか、何か知らんけどマジで連発中。

見てるとサイトで合わせてるっぽいけど。
一体。何を使いやがった…オイ。 往年のフラットフィッシュ並じゃね?

ヲレにも見せろってw

ヲレ「どれどれ…って、ドラゴンスライダーとか、おまwww」

何つーもん貸してるんだww
反則スレスレのスティックかい? ってやつじゃんww

KG「禁止リストには入ってないからいんじゃね? 釣れるし」

ああ、入ってなかったさ。

実は…ひっそりとヲレも入手していたんだが、
そこはそれ…生来のひねくれ者の血が騒ぐ。

ヲレ「ヲトコだったらスプーンだ! スプーンで華麗に鮮やかに釣って見せるおw」

柿田川FS たぶん、最初で最後の釣行記。

ごめん、カランバほっとけメソッドとかやってるし、ヲレw

カランバはぶっちゃけ、投げてほっといてたまに巻くくらいでなんか知らんが釣れるルアー。

しかも、コイツはスイミングフック仕様。
限りなく、ダーティルアーであるw
連れがダーティにやるなら、ヲレもダーティなのを使うしかないっしょ。

ここで一気に三匹GET♪


汚れちまった悲しみに…♪

ってこれなんだ?
なんか、グーグルIMEが勝手に候補だしてきたんだがww

まぁ、どうでもいいw

さて!
カランバ祭りが終わって、UGOも巻き込んで色々試した結論。
地味系一切NG、光物&チャートなら来る。
パステルカラー系ポツポツ、微妙。

KGはレーベルミノー強いっすとか言ってるけど、
今日のヲレのタックルボックスにそんなモノはねぇ!

まぁ、どのみちKGは基本プラグ使いだから、スプーン主体のヲレとはスタイルが違う。
昔っから奴の言うことは参考程度にしかならん!

ここでヲレ主催、脳内作戦会議開始。

まず、KG得意のプラグが有効ってことは、アピールが強いほうが有利なのは確か。
そうなると、スレてて釣れないって訳じゃなく、単に活性が微妙なだけ。

となると、活性が高い個体を狙って引き寄せつつ、そいつらをスレさせないようにする。
これが今日の攻略法の方向性で間違ってないと思われる。

結論:ハイアピールハイローテパターン。

要はハデ系を速攻で手を変え品を変え、どんどん投入していく玉数勝負のパターンである。

本来、管理釣り場でこんなハデ系しか効かないってのは珍しいシチェーションだけど。
柿田は、たまにこう言うことがある。
夏場だと今度はナチュラカラー大活躍になるんだけど…しゃあない。

柿田川FS たぶん、最初で最後の釣行記。

やった! ホーライだおw
ちなみに、HITルアーはダイワのSCシャッド、ガンメタチャートである。
実は、ちょっとお気に入りのルアー。

ただ、やっぱりFenwickでディープダイバーとかやるもんじゃねーなぁと。
バイトが全然解んないし。
ロッドずっと曲がりっぱなしだから、ディップみても何が何だか。

ディープ系のプラグやるなら、パーレットなんだが、それはレンタル中…。
まぁ、ここはプラグは諦めて、スプーンに頼るとする。

柿田川FS たぶん、最初で最後の釣行記。

ヒャッホイw
やっぱり、赤金ベスパ調子イイw

他じゃ滅多に見ないような良型ゲット!
鮭みたいに鼻が曲がりかけたカッコイイ魚。

こーゆー闘争心に満ちた奴こそ、赤金で取れる。
だからこそスプーンで赤金外せない。
放流したら、赤金ってだけじゃ芸がない。

柿田川FS たぶん、最初で最後の釣行記。

タイトル:「瞬間」

今回のベストショット!
ファイトの躍動感を収めた最高の一枚!

こう言うのはなかなか撮れないんだぜー。

実際は、ネットイン後寄せて携帯カメラ構えてたら、
ネットから脱出して、偶然こんなのが撮れたのだけど。

11:00

気がつくと、もう前半戦終了。

正直、ここのところ、光物が活躍する機会が少なくて、
今回は、手持ちに光物が少ない。

それもあって、打ち止めみたいになってきた。

まぁ、どのみち前半南1、2号。
後半、どっか別の池ってのがヲレ達の柿田での行動パターン。

7,8号は人気無いけど、座り込めば爆釣したりするんだけど…。
わははっ! 水がない! ムリポw

5号は…1m置きとかないw
入る隙間なしww

…北池コースで決まり。

3号? ムリムリw

柿田川FS たぶん、最初で最後の釣行記。

北一号、喫煙所前で一服しつつ一枚。

ここも何度も来ているが、多分これで見納めと思うと感慨深いねぇ。

ちなみに、この日、ここまでの戦績としては、
数は10匹程度とそれほどでもないけど、釣れた魚はいずれも良型ぞろい。
Fenwickのローパワーじゃ、正直ここの魚相手、かなりしんどいけど。
満月になったロッドで、うまくいなして引き寄せる技能はここで身についたようなもんだ。

ここも…やっぱり、ハイアピール系のカラーでしか釣れない。
北一号は右はじのところに誰も入ってなければ、岸際に沿ってルアーを引くのが鉄板HITパターンだったりする。

なもんで、人がいなくなった隙を狙って、ボツボツと釣り上げる。
我ながら、セッコいなぁww

柿田川FS たぶん、最初で最後の釣行記。

本日の最大魚!
一見、大きさはそうでもないけど、コイツ幅がすっごい。

ラインは、2.5lbで0.117mmの実質1.5lbの極細ラインだったのだけど、
手応えがホントにヤバかった。

ちょっとでもミスるとブレイクする感覚って解るかなぁ…。
それが最初から最後まで。

ネットインの瞬間、思わず喝采が出たくらい。

北池は、難しいけど、パターンにハマると爆発するし、
型がもれなく良い。
しかも、午後になると南から突風が吹くため、
割と常連連中がいなくなって、空く。

だから、ヲレらはいつも最後にはこのへんで落ち着くw


12:30

いい加減、ダレてくるヲレ。
つか、寝不足と程よい日光の暖かさが効く効く。
集中力も切れきれだから、正直釣れる感じがしないw

それでも、UGOやKGと適当にダベりながら、まったりと釣りをする。
いいなぁ…これw

時間もゆっくりと流れていく、遠く富士山の季節によって変わる姿を眺めつつ、
のんびりと一服。
最高に贅沢な時間の過ごし方だったなぁ…。

やっぱ惜しいねぇ…ここが無くなってしまうのは。
今後、柿田の代わりになりうるのは…足柄CAとかがんばってもらわないとw


ちなみに、余談なのだけれども
ここに始めて来た頃は、多摩ナンバーの車を見て、
アンタ達バカじゃねーのとか言われてましたが、今じゃ、普通w

早戸しか知らないヲレらにとっては、ここの釣れっぷりと魚のサイズには驚嘆したものだった。
だからこそ、時には箱根の山を超えてまで、ここに来ていたのだ。

KGと沼津住みてぇとか言ってたこともあったなぁww

柿田川FS たぶん、最初で最後の釣行記。

ラストフィッシュ!
ウルトラベスパの蛍光イエロー。
つても、レモンイエローってとこじゃね? ってので、最後の最後に一匹GET!

良く日に焼けた綺麗なホーライ。

綺麗な素敵な魚。
いつまでも眺めていたい気分だったけど。
静かにリリース。

時間はちょっとあるけど。
あと一投ってやってて、釣れないと未練が残るだけ。

ここで納竿でいいや。

柿田川FS。
昔に比べると、確かに釣れなくなったけど。
それでも初心者のUGOですら、10匹以上釣っている。

ここの思い出はたくさんある。

子どもが生まれる前からだから、かれこれ10年は通いこんでいることになる。

トーナメントに出場して、
ここの常連と互角以上に張り合ったこともあったなぁ。

トーナメントとはそれっきり縁がないけど。
あの緊張感は悪くない。
ブログも始めたことだし、今年は一回くらいチャレンジしてもいいかもしんない。

柿太郎氏と北4号で勝負もやったなぁw

ルアー回収して、ホン投げたら、それが魚に取られて、タックル水没とかもやったw
それでヲレ愛用のリーガルXが即死したりとかやったしなw

そいや、一日で30cmUPを50匹くらい釣って、筋肉痛になったこともあったw
ベスパ信者になったのも、ここでの爆釣経験が元になっているし。
ある意味、ヲレの管釣りフィッシングはここで培われたようなものかもしれない。

やっぱり惜しいなぁ…柿田川FS。
また来たいといつも思うけど、また来れないってのは、
やっぱり、寂しいなぁ。

出来れば、あともう一回くらい来たいけど。
正直、厳しいねぇ…。

願わくば、有終の美を飾っていただくことを祈ります。

最後に。
誰に贈るでもない言葉を捧げて、今回の記事を締めくくろうと思う。


柿田川FSよ…永遠なれ。

例え、この風景が見知らぬ風景になったとしても、
ここで見て、感じた思い出はたぶん、私が死ぬその時まで残り続けることだろう。

私は忘れない。

素晴らしい思い出をありがとう。

風景は変わりゆくものだけれども、
記憶の中の思い出は永遠に変わることなく、そのままの姿で残り続ける。

思い出に浸って暮らすには、まだ早すぎるけど。
いつかそんな日々が来たとき、

きっと素晴らしい思い出として、
この日のこの風景も思い出す時が来るだろう。
さらば、その日まで。

柿田川FSよ…永遠なれ。

素晴らしい、思い出をありがとう。


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Posted by ふりスキー at 03:47│Comments(2)釣行記
この記事へのコメント
フリスキーさんこんにちは。
大変な年末だったみたいで…
柿田川お疲れ様でした。
そして柿田川…残念ですね。
因みに柿田川はその後どうなるんですかね?更地とか…
Posted by COC at 2011年01月08日 09:33
こんにちわ。
COCさん。

柿田川FSの跡地がどうなるかは、私もよく知らないんですよね。
なんか、養殖池とか埋め立てられてたようなので、道路か住宅街にでもするんじゃないでしょうかね。

どのみち、KFSが無くなるとあっち方面行く機会がグッと減りそうなので、
どうなったのかを知るのは随分先のこととなりそうです。
ホント、2月からどこ行こう…?^^;
Posted by フリスキー at 2011年01月09日 13:35
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