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Posted by naturum at

2011年06月10日

「NHK」にようこそ!

どうも~!
今回のお題は「NHKにようこそ!」というイミフなタイトルですが。



本日の相手はこのハスです!

…バスではなくハス。
琵琶湖ではハス寿司として食用にされたり、ケタバスなんて呼ばれてる魚です。
オイカワの近隣種の癖に魚を食うために独自進化したキワモノ日本原産フィッシュイーターです。

この魚は、ヲレのルアー釣り歴の原点の魚のようなものなので、
結構、思い入れ深いです。

バス持ちしてるから、それなりの大きさに見えますが。
実際は、管釣りニジマスのレギュラーサイズくらいですw


↑ハス釣ってたところ。

これどこの渓流? みたいな良い風景ですが。
そんな大層なところでもありません。場所は…大好きな場所なので、ちょっと伏せます。

まぁ、琵琶湖産の鮎放流やってる川なら、割と何処行ってもハスいるみたいです。
そんなに珍しい魚って訳でもないみたいです。

近場でそういうところがあれば、ルアー投げてみると案外釣れるかもしれねーです。
関東では、霞ヶ浦周辺、河口湖なんかでも良く釣れてるみたいです。
津久井湖、相模湖では、バス釣りの外道として有名ですw



近影。
口の形見てください。
元々コイ科なんで、牙とかそんなもんはありませんが。
シャコガイみたいな独特の形の口で、魚をくわえやすくなってます。

何をどう間違って、こんな進化を遂げたのでしょう?

大きさは20cm程度ですが、7cmくらいのペンシルとかミノーでも釣れます。
こう見えてもなかなか獰猛です。

ちなみに、泳ぎはメチャクチャ早いです。
日本の淡水最速フィッシュイーターと言われるほどで、
20mくらいの距離でも数秒でカッ飛んできます。



いいヒレピンw
オイカワ系の雄は繁殖期になると婚姻色に染まってヒレが伸びます。
カワムツなんかもそうですが、ハスも同様。
色は緑と黄色のヘンテコなカラー、カワムツに近い色ですなぁ。

ちなみに、今回用いたルアーはベスパの3.2g。
ヲレ的、ハス最強スプーンですw
コイツは飛ぶし、どんなにすごい流れでも飛び出さずにきっちり泳ぐんで、
物凄く重宝してます…塗装が弱いのが欠点だけど。

何気に、故西山先生の著書には、ちゃんとこの魚の項目があり、
ダンサーの7gシルバーを青のマジックで半分塗るとハス最強ルアーになる。
なんて事を書いてありました。

その影響で昔からハスには青銀使ってますが…。
別にクロキンとかでも釣れるし、黒いスプーンでも釣れました。
鮎が大好きな魚なので、アユカラーのミノーも人気あります。
ぶっちゃけ、キラキラしてて、高速リトリーブで破綻しなければなんでも行けます。

ちなみに、この魚を狙うに当たって、キモなのが。
とにかく、すげー早くリトリーブするって事です。
目がいい魚なんで、ちょっと遅くするとあっさり見切られます。

リトリーブ速度は大体管釣りの2~3倍くらいってとこですかねー。

その上で、ダウンストリームで流芯ど真ん中を狙ったり、
岸際の水深数cmの浅瀬を狙う。
もしくは、中洲の際、タルミを狙う…などがセオリーです。

ちなみに、ミノーやトップの場合は、ノンストップハイパートゥイッチングで狙います。

こんな条件だと、必然的に管釣り用ルアーはほぼ使い物になりませんw
タックルも管釣り用のペナペナロッドでは色々無理が出ます。

ラインも3lbは欲しいし、ロッドも渓流用のミノーロッドが必要です。
まぁ、ヲレの場合はパーレットが今でもハス釣り用なんですが。

この釣り。
傍から見ているとかなりメチャクチャなことをやってます。
でも、何故か釣れますw 痛快です。

まぁ、ほぼゼロから組み上げた釣りなので、
良くも悪くもセオリー無用でやってましたからねぇ…。

当時は、完全手探りだったので、色々試行錯誤したものです。
ルアーも今ほど、高性能なものが無く。
渓流用ミノーやコータックの3g、G1スプーンとかで頑張ってましたw
いやはや、懐かしいねぇ…。

今じゃ、スプーンはベスパかマーシャル3g、
ミノーもシュガーミノーのドリフトトゥイッチャーなんて、超高性能なの使ってるし!
…でも、不思議と楽になった気が全然しないw

おまけ。
実は、今回釣れるようになる前にも何度かここには来て、
釣れずに帰るハメになってたんですが。

その時、唯一ルアーに反応していた魚がいたので、
今回、そいつを狙うべく専用ルアーを揃えていきました。



コイツだw
まぁ、ヌマチチブってのが正式名称です。
ドンコチとも呼ばれる場合があるみたいですが、要はハゼの一種です。
アップなので、大きく見えますが実際は10cmにも満たない小魚です。

コイツら、たまにミノーに引っかかるように釣れることがあり、
餌だと子どもでも釣れるくらいです。

前回、スプーンで狙ったんですが、どうもイマイチ。
そこで、専用リグを用意しました。



見えるかな? メバル用の1インチワームと0.4gのジグヘッドです。
コイツをバーチカルに、いそうな場所に落として、底を小突いてると、
ワラワラ集まってきます。
で、ワームフルボッコタイムがしばらく続くと、何処からとも無く一際大きいのが湧いてくるので、
運がいいとそいつが釣れるとw



二匹目、釣れたよw
こんなんでも狙って釣れると思わず、「ヨッシャー!」が出ます。
つか、コイツ一匹釣るのに50バイトくらいハズしてますw

他に持つ場所がないので、頑張ってバス持ちw 迫力ねーww

岡山とかではこいつのジャンボサイズのアユカケってのがいるそうです。
どうも30cmくらいになるとかなんとか…うーむ、釣ってみたいw

とりあえず、次は…そろそろナマズのシーズンだから、ナマズ釣りかな。
ただ、ちょっと忙しくなるかもしれないので、更新いつになるとか予告は出来ません。

あ、そうそう。
最後にタイトルのNHKの意味ですが。

「Nippon HASU Fishing Kyokai」の略ですw

ハス釣り始めた当時、ニフティの釣りフォーラムで唯一ハス狙いやってた方と
情報交換して盛り上がって、勝手に自称したのが始まりですw

このブログを見て、ハス狙っちゃおうと思い立って、
ホントに釣れちゃったら、貴方もNHK会員を名乗る資格は十分ありますw

Let's Begin Try!!  

Posted by ふりスキー at 02:28Comments(3)釣行記