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Posted by naturum at

2015年05月22日

ゆきゆきて、加賀FA!!

と言う訳で、帰還。(`・ω・´)ゞ

ちなみに、タイトルの「ゆきゆきて」とは、

行けるところまでGO!! 的な意味の古語表現。

「行き行きて倒れ伏すとも萩(はぎ)の原」

と言う松尾芭蕉の弟子の方が残した俳句が原典らしい。
うむ、深いな。


ああ、それはさておき。

加賀FAチャレンジ!

例によって、朝一スタートのはずが出発の準備完了の時点でAM9時。(笑)

初っ端から駄目やん。(´・ω・`)

だがしかし!
まだだ! まだ終わらんよ!

それでも、我は止まる訳にはいかぬのだよ!

たとえこの身が砕け散るともっ!!

カッコいいけど、なんか違う。( ;∀;)

カーナビの推奨ルートは、首都高3時間コース。

いやいやいやっ! もっと早いルート希望。

と言う訳で、GoogleMAPのカーナビモードで確認したところ。
圏央道→関越道→北関東自動車道と言う謎ルートが二時間半で到着、推奨との事で、そっちにした。
つか、北関東道ってそんなとこまでつながってたっけ?
前は確か、赤城山のふもと辺りでしゅうりょうだったような…。

Googleマップのカーナビモードは高速道路だろうがスケールが変わらないと言う欠点があるので、
自分がどこにいるのかイマイチ解らないまま、ひた走る。
そして、八王子から2時間経たずに、12時前に現地到着。

早いな…なんかワープした感じ。

今日は朝から雨が降っていたようだが、それも止んだようで実にイイ感じ。





…ちょっ! なんだここ!!www

いやぁ…予想を超えた広さ。
対岸まで100mは優にあるし、ハーフラインを超えるとしたら、50mは飛ばさないと。

うーむ、これは…想定以上の広さだ。



途中、何やら巨大な魚影がわらわらといたので、見てみたらコイだか、ソウギョだかがたくさん。

こんなんスレッたら終わるwww

水色は、青みがかったスーパークリアに近いもの。

岸際には、ドンコチ、ヨシノボリ系の小さな魚やウグイ、ハヤ系の魚影もある。

ただ、肝心のトラウトの魚影は…思ったより薄い。
ライズは沖の方でパンパン跳ねてるけど、近くでは飛ばない。

ひとまず、目指すは一号池の孤島周り。

午後からスタート、天候は曇り。
気温は…やや肌寒い。

これ大丈夫か?(´・ω・`)

とりあえず、新型のヘビータックルにベスパ3.2を付けて、フルキャスト。

さすがに、30mラインは超えるものの、アタリなし。

いつものタックルにMベスパSSでもつけてキャストするも…とっばねーwww

もうね。
見るからに駄目。

見える範囲でも、魚がルアーを見ようともしない。

普通は多少なりとも見て、寄って行ったりと反応するものだけど、もう全くのゼロ反応。

うーむ…魚がいないところでルアーを引いてるのと同じ感じがする。

ただ、ヘビータックルでロングキャストが決まると、
なんとなく釣れるような感覚がするので、可能性があるとすればこっちだろう。

ライトタックルでは射程圏内に魚がいないか、いてもスレてて反応しない…ってところだろう。


キャストを繰り返すこと1時間。

待望のファーストヒット!!

が…残念ながら、ネットイン前にバレ。
ぐやじい。

更に1時間経過。
まだ釣れない。


どうも雨による急激な水温低下で、魚の活性が著しく落ちている上に、
上から下、ポンド中に魚が散らばってしまって、なかなかルアーに反応しないようだ。

接近戦タックルで、手前に浮いてる連中を攻めるも全然ダメだったので、

新型の重タックルで丹念にベスパで攻める…忍耐の釣りだ。

もう幾度目かも解らないほどのキャスト後、カウントダウンフォーリング中。


それは起こった。


ガツーン!
ギャララララッ!!


激しいアタリと共に、すさまじい勢いでドラグが出ていく!!

いったい何がかかった?! 

恐るべきことに、ATDドラグが全く止まる気配がない!

とりあえず、こちらも必死でリールを巻くが、明らかにドラグで持っていかれている方が多い。

思わず、ドラグノブに手がかかる。

だが、ここでドラグを締めるのは愚の骨頂。

ドラグ自体、決して緩くなく、いつもより締め込み気味にしたはず。

ラインはこんなこともあろうかと思って、シルバースレッド4Lbに巻き替え済み。

ロッドはさすがにMLパワー…のはずだが、
おいおい…バットから曲がってる。

ドラグもさっきから止まる気配はない。

タックルはどれも十分以上に仕事をしてくれている。

手ごたえから、ラインブレイクの可能性は少ないと判断。

問題があるとすれば、ラインが75m分しかないから、もし75m引き出され尽くすと、
前に巻いていた3lbラインに切り替わるのだが。
その接合部の強度などをかんがえると、そこまで引き出されたら終了…となるのは目に見えている。

その前にカタをつけねばなるまい。

まずは魚を止める。

ロッドテンションと角度に緩急をつけて、魚の向きをコントロールする。

フリームスのATDの特徴を活かすためにも、テンションが一定よりもある程度、緩急付けるのが吉と見た。

ポンピングで緩急つけていたら、急に手ごたえが無くなる。

バレた?

いや、まだだ。

そこは一気にリールを巻く!

手ごたえあり。

どうやら、こちらに向きを変えて、まっすぐ爆走してきているらしい。

一気に引っ張って、180度ターンかよっ!!

くそっ! なんて奴だっ!


続いて、右方向へロッドをあおって、二度三度コンコンと軽くアワセのような操作を加える。

ラインテンションに反応して、まっすぐこちらに向かっていた魚が向きを変えて、左側の岸へと走る。

思惑通りである。

更に一気にロッドを左へやって、ラインスラックを巻き取り、そのまま魚を振り回すように岸へ誘導する。

岸に近づき、水深が浅くなって魚が減速したところへロッドをあおって、一気に水面を割らせる。

やっと、空気を吸わせた。
これで勝ちが見えた。

我ながら、見事に魚のコントロールが決まった。

力技で寄せるのではなく、魚を自在に操って、寄せる。
これはグラス使いだからこそ身に付いたワザ。

これで後はランディングに持ち込むだけだが…一瞬見えた魚体はとんでもない大きさ。

50㎝級? いやいや、もっとデカい。

柿田3号で見かけた60㎝超の怪物級…まさにそれが手に掛かるところにいる。

このクラスがちょっと空気を吸わせた程度で、そう簡単に参る訳がない。

ギャンッ!! 

ドラグが再び悲鳴を上げる。

第2ラウンドの開始である。

だが、最初の頃のパワーはもう無く、潜ることも出来ず、時折水面を割り、
ドラグで引き出されるよりもこちらが巻く方が多くなってきて、確実に寄ってくる。

どうやらラインも持ちこたえそうだ。

この時点でもう勝負は決していた。

そして、5分後。
ついに力尽きた怪物が水面に横たわり、手持ちのネットがあまりに小さくみえる巨大魚が目の前に!!

ネットに無理やりねじ込んで、ランディング成功!!



ネット小さすぎwww

目測で、65か66㎝…70㎝には届かないが完全に自己レコード更新であるwww

重さに至っては、魚が横たわった状態で手繰り寄せてもドラグが出ていく有様。

抜き上げとか論外だし、すでに限界近い右腕では、ネットに入れて持ち上げるのも至難の業。

うちの猫よりも重たいので、たぶん、10㎏近くあるんじゃなかろうか。

よっしゃああああっ!

勝鬨をあげて、放心していると、後ろから声がかかった。

「いやー! ものすげーの釣りあげましたねー!!」

振り返ると満面の笑顔を浮かべたスタッフの方。

聞けば一部始終を見られていたっぽいwww

この60㎝クラスについては、常連や一般の人もたまにHITさせるのだけど。

取り込むまでに至る人はほとんどおらず、スタッフの方も目の前で釣りあげたのを見たのは久しぶりとのこと。

まぁ、2lbラインでSULとかじゃ、このクラスは歯が立たないだろう。
なんでもライン全部持っていかれた人もいたとか…。

俺は…と言うと、本流用のMLロッドに4lbラインの重装備。
余裕とはいかないまでも、バレたりブレイクする感じは微塵もなかった。

ちなみに、この時の模様はしっかりと加賀FAのブログに掲載されたwww

加賀FAブログ
http://ameblo.jp/kaga-fa/entry-12028552173.html

俺、めっちゃ良い笑顔www

ちなみに、HITルアーはベスパ3.2gのダークオリーブ…なのだが、実はこれリバーオールド様から以前いただいたプロトカラーのワンメイクルアーだったりする。



物はコレ。

市販品で同じカラーは無く、近いカラーとしてはダークオリーブ、チャートテールじゃないかなー。

そんな貴重品を惜しみもなく使って、至高の一匹をHITさせたのであれば本望であろう。

ちなみに、この時点で時刻は二時。

もはややり切った感でいっぱいで加賀FA編…終了…くらいの勢いであるwww

ちなみに、本当は15時にとある方と合う約束だったのだか、加賀に来たのが遅くなったのと大苦戦のため、時間を変更したのだった。



場所を移動。

3号土管前にてさらに一匹追加。

サイズはなかなか。いいね!


そして…これから、俺の爆釣伝説が始まるのだぜ!!
第一部 完


















あー。
第二部とかありませんから。(´・ω・`)

実はこれで加賀FA編は終了ですwww

それから3時間は修業モードでそのまま終了。






一応、恥をさらすようで恐縮ながら、スレで釣れたイワナっぽい何か。



これも、エラにかかってるのでスレ…なんだが、トーナメントでもエラより前はセーフと言う話を聞くので、セーフ?


実は、加賀FAの広い敷地で二周はしてる。
それでもあかんかった。
まぁ、日が悪かったと言えるけど、ビッグワンがすべてを帳消しにしてくれた。
良い一日であった!!

そして、次の目的地は、
栃木県小山市…そうっ!

目指すはリバーオールド本社!!

と言う訳で、つづく。  

Posted by ふりスキー at 14:44Comments(1)ルアー

2015年05月04日

4/30 早戸川リバースポット

4/30 13:30 早戸川リバースポット 到着


そそり立つ岩壁のような新緑の山々に囲まれたここ、早戸川リバースポット!

このエリアこそ、この俺のホームエリアなのである!

リバスポが俺のカンツリ釣りの原点であり、

わが師、ハイネマンと共にあらゆるカンツリ基本テクをここで研究し、
時に学び、お互い切磋琢磨し、釣りとはいかに素晴らしいものかを知った。

まさにホームと呼ぶにふさわしい場所。




なにより、ここの雰囲気が好きだ。

周囲を見ても山、山、山!

ちょっと道をそれて、山に足を踏み入れるとそこはもう、人外の領域。


そして、底まで見える透明な水と轟々と流れる川の音。

素晴らしいっ!


なんと、素晴らしい事か!


ちなみに、半日チケットなら正午から開始となるのだが、
正午開始予定と言っておきながら、こんな時間になったのは忘れ物を取りに帰ったせい。



忘れ物。

ま…その。
なんつーか、ドえらいモン忘れていきましたwww

まぁ、現地に着く前に気付いてよかったけどな!!!



とりあえず、今日のタックルはこれ。




2015フリームス&FS56J。

舐めプとか言うなかれ。

これは本気タックルなのである。




思った以上に混んでるなー。

車の台数からすると、ここだけで2-30台。

釣り人もざっとで50人以上はいる。

まぁ、フライマンが半数以上だから、ルアーは10-20人ってとこか。


前回は車が10台に満たなかったが、あれは…ガラ空きと言うやつ。

今日は平日とはいえGWの中日だから、さすがにまぁまぁ混んでる方だな。


ちなみに、昔は平日朝一で10台、昼には50台、釣り人100人ってとこで、

休日にもなると、その倍くらい入るってのが、かつての早戸川リバスポだったwww

まぁ、それでもそれなりに釣れるのが早戸でもあった訳なんだがなー。




13:44

開始後、10分程度でまずは一匹。

ルアーは前回好調だったトーナメントウルトラベスパのオリーブオレンジテール。

なかなかのサイズだったが、難なくGET。

今回、実質フリームスの初の実戦投入となるのだが、
重たいとか、巻き心地が微妙とか色々諸評価あるようだが、
ドラグ性能については特筆級のものがある事が良く解った。

ちなみに、こいつは40㎝級近い大物だったのだけど、
FS56Jとフリームスの組み合わせの前には、ロクに抵抗も出来ず、あっさりネットイン。

フリームスのドラグ…これぞまさしくオートマチックドラグとも言うべき代物。

ドラグ自体は、ちょっとした事ですぐ動くのだけれども、動きっぱなしに決してならず、
ある程度引き出されるとじわっと止まる感じで魚も思ったように動けないような感じで割とすんなり寄ってくる。

なんじゃ、これwww

見えない誰かが勝手にドラグノブを動かしてくれているかのようだ。

うん…その…なんだ。

キモいwww



ただ、久々のFS56Jは…正直、このところエゲレアERGS58ULを通して使っていたせいか、

もはやFS56Jはルアーどこに飛んでいくか解らない上に、アタリも何も解らない…冗談のようなポンコツロッドになっていたwww

これでは、目をつぶって釣りをするのと変わらない。

そのうえ、今の時期午後から吹き出す強風でロッドはぶれるわで、もう訳が分からない。

うーん、FS56Jって、ここまでポンコツなフィーリングだったっけ?

もうちょっとマシだったと思ったんだけど、何だろこの感覚…例えるなら…。

毛糸で縄跳びやってるような感じ?

訳の解らんたとえで恐縮ながら、まさにそんな感じなんで想像してくれたまえwww

それにしても…グラスは経年劣化でコシが抜けると言う話を聞いてはいたが、
確かに、コシが抜けてベニョンベニョンになっていると言うのは否定できない。
そろそろ、FS56Jも引退を考えてもいいかもしれない。

と言うか、一度引退させたんだが、何だかんだで復帰したってのが正直なところ。

つーか、ERGSのフィーリングがあまりに馴染みすぎるせいで、余計にグラスの欠点が良く解るのだろう。
まぁ、ERGS58ULってフィーリング的には渓流ロッドみたいな感じだし、感度とパワー重視で正反対だから、余計に…な?

それにしても、やり難いなんてもんじゃない。
こんなでやってられっかwww

そんな訳で、タックルチェンジ。

いつものERGS58ULとフリームスの組み合わせにチェンジ。

リールは定番のレアニウムでも良かったが、
まぁ、せっかく最新のフリームスを買った事だし、ここは大物率も高いから引き続き使ってみよう。

タックルの重量バランスについても、事前に確認済みで全く問題ない。


ちなみに、タックル2セット持ち歩けば良くね? と思われるかもしれないけど。

早戸はガンガン歩いて、空いてる場所や魚が見えて釣れそうな場所を探すのが基本。
なので、ここはシングルタックル以外は考えられない。

って言うか、そもそも足場が悪いから、タックルボックスを置く場所にすら困るようなところなので、
複数タックル持ち歩いても置き場所が無い上に、うっかりすると自分のタックルを忘れたり、水没させたりするのが関の山。

まぁ…要するに、身軽が一番なんだよwww




14:18

タックル交換やら、あちこち歩き回ってたせいでセカンドフィッシュまで、およそ30分。

いやー、大場所が釣れないのなんのwww

魚はいる。
ここまでに、結構見かけたし、いる場所もほぼ定番。

だが、釣れない。

もっとも、29日あたりは相当な人出だったと思われるし、どうも朝から相当に叩かれているらしく正攻法じゃまともに釣れない。

周りを見ていても釣れてるのはフライとテンカラばかり。

まぁ、昔も早戸で午後からとか、はっきり言ってルアー全然釣れなくなるってのは良く解ってることで…。

昔は、午後からはテンカラでってのが定番だったな…そういえば。


なので、こないだの昼に入って50匹なんてのは、異常っちゃ異常なんだが…。

このままで終わらせるわけにはいかない。
そんな訳で、一気に移動。


上流の管理棟の目前、橋のたもとに、川幅10m程度で流心の流れの強いポイントを発見。

魚はいるが、流心ど真ん中で1.5m程度の深さで定位している。

これは狙いづらい。

正攻法でクロスで通すとルアーが一気に下流へ流されてしまう上に、マイクロルアーだとそもそも魚のいる深さまで届かない。

そのせいか、誰もこのポイントには入っていない。

ふはーはははっ! 

こう言う処こそ、狙い目なんじゃ。

だがしかし、どう攻める?

マイクロスプーンは、論外。

大型スプーンだと、流心ディープを狙う事は出来るだろうが、泳層キープも難しいし、そもそもあまり大きいと反応が鈍くて釣れない。

プラグでも出すべきか、或いはスピナー?

いやいや、どれも俺の釣れるイメージに合わない。

以前なら、ここで攻めあぐねてしまう所だが、こんな状況に最適なルアーがあるではないか。

マイクロベスパSS ダークオリーブ!!


この浮かばないマイクロスプーンであれば、俺のイメージした通りにやれるはず!



一撃。( *´艸`)


メソッド自体は、U字ドリフトと言う渓流トラウトでお馴染みの奴だが、

今回はその応用。

ショートピッチで対岸ギリギリに落として、ロッド操作で一気に沈める。

距離は10mにも満たないので、当然しゃがみ込んで気配も消す。

限りなく、テンカラのようなルアー操作になるのだが、早戸に限らず小場所ではこんなテクが要求されるのだ。


マイクロベスパの特徴はカウントダウンで沈めればきっちり沈んで巻いても浮かんでこないと言う事は解っていたが、

このキツめの流れの中でも、その特性はきっちり活かされたようで、イイ感じで群れの背後からじりじりと魚の鼻っ面を掠めるコースをトレース。


緊張の一瞬、

ガツーンと硬いバイトが乗った!!

飛ぶ! 走る! 潜る!!

目まぐるしく駆け回るスピード感あるファイト!!

これだよ! これがレインボーのファイトと言うやつだ。



大きさは20㎝台なので、ネットインはアレをやることにした。

敢えてジャンプを誘発させて、タモキャッチwww



アユ釣りでよくやってるアレだが、

前回から、ネットを小型化したので、ますますやりやすくなった。

ふと視線を感じて、顔を上げるとポカーンとした顔でこっち見てるおっちゃんと目が合った。

まぁ…この必殺タモキャッチャー。

遠目には魚がジャンプして、勝手にタモに向かってすっ飛んで行ったように見えるらしく、
初見の人には大抵ビビられるwww



なんか妙な重みが乗ったので引き揚げてみたが…スピナー。

でも、錆び錆び。

こんなとこで、根がかりとは…無茶しやがったな。


それにしても、この釣法…流れの強い中でリアクションで食ってるからなのか良く解らないが、
毎度、アタリがやたら強烈でどうにも弾きまくる…。

まぁ、ERGSはチューブラーだから、こういう乗せる釣りには向いてないから仕方ない。
FS56Jにしとけばよかったかなと思わなくもないけど、この接近戦ではやはり反応速度に優れるERGSが有利な訳で…どっちにせよベストではないなぁ。

うーむ、FS56Jの代わりになるようなソリッドの乗せロッドもやっぱ欲しいな。
ただまぁ…俺の場合、ロングロッドは嫌いなので6ft未満のショートロッド希望。

ちなみに、現状の有力候補はエゲレアの6.1ftのULソリッドモデル。

って、去年売っ払った奴と同じじゃんwww



もう一匹追加。

うーむ、アタリはあるのだが乗らん。

なんか反応が微妙。

色があってないのか…フックがダメか?




マイクロベスパSS、チョコレートブラウン&ハーフオレンジ

意外なカラーで釣れたな。

前回、足柄で好調だった♯10では何故か反応なしだったのに、これに変えたら一撃の好反応。

何故に?



もう一匹追加。

昔に比べると、ヒレピン率がやたら高くなったのはなんでだろう。

とにかく、イイ感じの魚である。




悪かないが、さすがにここでこの手のカラーはスレるのが速い。

反応鈍くなったので、カラーチェンジでさらにもう一匹。



色はコイツ。

ブルーグレー&ハーフ蛍光ピンク。


ちなみに、これはリバーオールドさんからのサービス品。

元々このカラーは頼んでなかったのだけど、これも使ってと言わんばかりにサービスしてもらえた。

お役に立ちました。(*´ω`*)


さすがに小場所で延々同じメソッドで釣り続けるのも限度がある。

俺の釣れてる様子を見て、対岸、下流と二人も人が入ってきたし、

虎視眈々とポイント狙ってる連中もそこらじゅうにいるのが解る。

まぁ、この辺が見切り時やな。




早戸は大体どこ行ってもこんな感じ。

ここは上流域の比較的大場所。

プレッシャーが強くなると、魚は大体奥の方に陣取ってしまう。

このポイントだと大体釣れる可能性のあるポイントは、
左奥の石から落ち込みまでの区間、対岸から1m以内ってとこかな。

奥の方で、すこし青っぽくなってるあたりがHITゾーン。

この写真ではわかりにくいけど、元の写真見るとその辺だけに魚影が見える。

まぁ、他はそもそも魚がいないってことは良く解る。

いないとこにルアー投げたって無駄なのよね。


奥をトーナメントベスパあたりで攻めるのも手だが、マイクロベスパSSが勢いに乗ってる感じなんで、

このまま通すのが吉。

俺が狙うのは、対角落ち込み狙いでアップストリームで速引き!!



狙い通り釣れるってのは、実にイイ。

今回のように、渋い日だと尚更である。

早戸の面白いところは地形や流れを読むってファクターがあるって事なんだよね。

ポンド系はルアー選択やタックルと言った道具や場所の占める部分が大きくって、
ひたすら延々同じところで手変え品を変えってやっていくのがパターンなんだけど…。

早戸だと、それは愚の骨頂。

渓流釣りと一緒で、ドンドン歩いて魚のいるところを探していって、見つけた魚をどうやって釣るかを考える。

サーチ&デストロイって奴か?


そうなると、道具もどちらかと言うと機動力重視となっていくので、
早戸ホーム組の装備は、ショートロッド、シングルタックル、タモも小型軽量型、ルアーも最小限、
アースカラーのフィッシングベスト装備…と大体こんな感じになる。


お寺や足柄なんかだと、お前ら店でも開くのか? ってな勢いで、
ロッド槍衾、タックルボックスいっぱいにギッシリ詰め込んだルアー…みたいな重装備をよく見たけど、早戸でその手の奴は大抵初見かアウェー組。

早戸の釣りは、5分と同じところに留まらないなんてのが当たり前なので、重装備組でもある程度解ってる奴は、自然と軽装備になってたりするwww

まぁ、早戸系のリバー系カンツリとポンド系カンツリは、同じカンツリというジャンルの釣りじゃあるんだけど、
似ているようで、実は全然違う釣りなんじゃないかなーって気はする。

…俺なんかは、むしろ早戸系にどっぷり浸かったクチなので、ポンド系の同じとこでひたすら延々ってのがどうも苦手。

つか、魚が見えない状況での釣り自体が苦手www



早戸のストックポンド…尋常じゃない数がぎっしり。

底が見えないwww


今は無き柿田川FSを思い出しますなぁ。

あそこは、マジでこんな感じの中へルアーぶち込むくらいの勢いのとこだった。



ちなみに、これ…恐らく万単位は軽くいると思われ。


こんな中にルアー投げたいと思う人もいるかもしれないけど。

実際は、ここまでの密度で集まられると、ルアー投げても、魚にもみくちゃにされるだけで、

ルアーアクションもヘッタクレも無く、運の悪い奴がスレがかって終了となるwww

まぁ、似たようなシチェーションとしては、足柄のエサやりタイムに遭遇すると出くわすわけだが。

あれなー。
はっきり言って全然釣れない上に、魚が変な風に散ってしまうので、実は迷惑千万…なのだが、
どうも名物化してるようなので、止める気配はなさそうだ…。
あんなで釣れるようになるなら、どこでもやってるはずだが、実際はあれをやってるのは足柄だけ。


適当にトイレ休憩や一服しつつ、のんびりとルアーを投げると。イイ感じのサイズがHIT!!

おーっ! いいね!!www


そこで、俺は違和感に気づいた。

??

左手がネットを探す。

だが、あるべきものがそこにない。

ネットは?

ねぇ! 俺のネットどこ?

と、マジでパニクりながら、何とか上陸させて、フォトショットwww




この後、300mほど戻って、忘れて放置されてたのを無事回収。

ちなみに、前回からネットはWILD1オリジナルの軽量小型ネットとなっている。

足柄で使った感じだと、グリップが短いのがネックになっていたが、
ここで使う分には軽量小型が生きてくる上にタモキャッチャーが格段にやりやすくなったので、地味に良いぞww



それにしてもまったく!!

出がけのロッドと言い、このネットと言い今日は忘れ物が多い。

ちなみに、予備フック一式も忘れたので、今回に限ってはフック交換も不可。

実はTUベスパのオリーブオレンジテールもフックがいかれて、この時点で使用不可。

まぁ、このカラーは予備があるし。

少し手間だけどニコイチにして、あまり使わないカラーからフック拝借すりゃいいので、何とかなる!!



そして、この時点で15時…滞在時間はおよそ1時間半だが、すでに10匹ほど釣りあげている。

まぁ、俺的なカンツリ釣れてる基準としては、3時間で10匹を基準として考えているので、
このペースは十分、釣れているペースである。

どれも正攻法とは言い難いが、以前ならお帰りタイムだった午後から開始でこの成果は、
この俺のレベルアップを象徴していると言えるなぁ。

しかも、何か知らんがベスパ縛りにしたら、むしろ釣果が上がっているような気がする。

これはたぶん、選択肢を狭めた結果、迷わなくなって余計な筋道を通らなくなった事と
同じスプーンを使い続ける事による熟練度の上昇効果だと思われる。

つか、マジでもう他のルアー見ても釣れるイメージが沸かない…どうしようwww


その後、最上流域をウロウロし、ポツポツと拾い釣り。



本日、好調マイクロベスパSS。



予備を投入、TUベスパ



珍しいルアーでHIT。

トゥーピドー 3.5g ポイズンレッド。


やっぱトゥーピドーええな。

ポンドじゃイマイチだけど、リバー系なら障害物回避能力も高いし、レンジもあって思った以上に使いやすい。
ルースターも良いが、フェザー付きは反則と言うとこも多いし、せっかく山ほど買い揃えたんだからトゥーピドーも使いこなさないと。


山の夕暮れは早い。

16時を回って早くも少し薄暗くなってきた。

そう言えば、もう太陽の姿は山陰に隠れてしまって見えない。

半日券だと17時には撤収なので、あと1時間はある。

それに、この薄暗くなってきてからがチャンスタイムなのだ。

このチャンスタイムにすべてを掛けると言うのが本来の想定だったけど。

この時点で十分釣れているので、俺的にはすでに満足モードwww

なので、このチャンスタイムはおまけ程度に考えて、焦らずのんびり消化試合だと思ってやることにするwww


と言う訳で、撤収を頭に入れて下流へと移動開始。


さっき釣れてたポイントは若造二人が立って、くっちゃべりながらダラダラとやってる。

狭いポイントだし、あんな風に突っ立って、大声で話してちゃ釣れるわけがない。

つまり連中が場所空けない限り、絶望的。

ここ誰も手を付けないポイントだったのに、俺の様子を見て続々と入り込んでたらしい…。


昼間っからルアーで爆釣とか目立つことやってりゃ、そうなるかー。

幸いながら、その下にもいくつか不人気手狭地帯が続くので、どこかいい場所を探そう。

ちなみに、この数区画は昔から流れが強くて水深深くて、超狭いと

ルアーもフライも向いているとはいい難いポイントで、おかげで誰も近づかず、

唯一、テンカラだけはこの狭さを問題としない為、テンカラの天下と言うポイントとなっていた訳。

で、昔早戸でテンカラやってた俺的にはむしろお気に入りゾーンだったりする。

ちなみに、テンカラは早戸のニジマスには反則的な効果があり、半日で100匹くらい余裕で釣れる。

はっきり言って、数釣りに関してはテンカラは掛け値なしで最強。

まぁ、あまりに釣れるので空しくなって、やんなくなって久しい。
昔は、良くテンカラでブルーギルとか釣ったもんだ。

とりあえず、イイ感じに空いてるとこを発見。

他に釣り人は、下流にフライのおねーちゃんがいるけど、キャストがうまく出来ないらしく、提灯釣りみたいにフライを流してるだけ。

つか、こんなとこでショートレンジキャストとかちょっと無理あんじゃね?

俺は…落ち込みの脇に座り込んで、マイクロベスパSSオリーブを対角線手前の真ん中あたり目掛けてキャスト。

フライのおねーちゃんに配慮したのもあるけど、上から見た限り、おねーちゃんのせいで魚が下流ではなく中間地点辺りに滞留している事から、真ん中辺からドリフト横断させるのがベストと判断した。

さて、どう出るか?



おう!一撃



またしても一撃。



これは、あれかー?




よしよし、ワンキャストワンヒット。




恒例のフィーバータイム突入!!wwww




いいぞ! 1回外れても、そっこー次がヒットしてくるとか。

いつものアレだwww






どーん!!

15分で8連発を決めたところで、ウルトラベスパSS オリーブが手前の石の隙間に引っかかって、回収しようとしたものの、そのままライン切れて行方不明に。(´・ω・`)

ここでこれは痛いな…。

ついでに、おねーちゃんが移動してしまったら、魚の滞留ポイントが変わってしまったらしく、
同じメソッドでパタッと釣れなくなった。


えええっwww


人為的プレッシャーが図らずも爆釣を生んでいたとは…。

まぁ、理屈じゃ解るけど、実際に直面するとなんとも複雑である。

とりあえず、もっと奥へ対角線キャストして同じようにドリフトさせたけど、反応なし。

うーむ、今のは奇跡的なバランスが演出した爆釣だったのだろうか。

まぁ、ここは十分釣ったし、反応鈍くなってたのも事実だし。

さっさと更に下流へ移動。

ルアーは、さっきも好調だったマイクロベスパSSのダークオリーブにチェンジ。

ここは、下手なカラーは使わず、スレ難いカラーでネチネチと攻める。

メソッドも同様、ダウンストリームドリフト。




ちなみにポイント全景。

広く見えるけど、実際はびっくりするほど狭い。





ここでは、2匹連発で追加にとどまる。

なぜならば…。

そう、ついにビックワンがHIT!!

途中までは順調。

ランも力づくで止めて、空気を吸わせて抵抗が弱まって、行けると思って、ドラグを締めて、手前に寄せたまでは想定通り、
だが、その直後にもう一撃が来る…ってその気配までは、読み切れたのだけど、

ドラグ緩めるタイミングが0.5秒遅かったのと、そっちに気を取られてロッド操作が疎かになったのが原因で、ラインにまともにトルクが乗って痛恨のラインブレイク!!

さしものフリームスのドラグもロッドがまっすぐの状態で反転ターボ掛けた40㎝級相手では分が悪かった。


これで、マイクロベスパのオリーブ系は壊滅。

他のカラーは正直、微妙だし、今から他のアタリを探す余裕はない。


なので後はもうTUベスパに賭けるしかないだろう。


狙うポイントは、合流点の最後の大場所。

一番広い上に魚影も一番濃いポイントなのだが、皆、撤収間際にあと一本を狙ってるようで、両岸合わせて10人近くいる激戦区となっていた。

だが、俺はただ一人座り込んでの低弾道キャスト&U字ドリフトでじっくり狙う。










なんとか、4匹ほど追加したところで、17時の終了のアナウンスが流れ、本日の釣行は終了!!


総カウントは…26匹、写真撮り損ねも含めたら30匹ってところか。


まぁ、前回の半分程度だけど、時間が短い事と正攻法じゃ全く駄目って状況からすると…。

…いやいや、普通に大漁だから、これwwww

むしろ、4時半の時点でまだ30分も時間があるし、とかやってたくらいだし。



それにしても、マイクロベスパSSは当初の予想を上回る高性能っぷりを早戸でも如何なく発揮してくれた。

何が良かったのかと振り返ると、リーリングをほとんど止めて、
流れに任せつつ、スローフォーリングでドリフトをかけると言うメソッド。
これが決定的。

このメソッド自体は、以前からたまにやってたのだが、さすがに8連発とか驚異的な結果を出すほどじゃなかった。

特に効果を発揮したのがマイクロベスパSSの軽量さ故にダウンストリームだとサスペンド状態となって、魚の鼻っ面を掠めるようにドリフトさせる事が出来た事。

これは、本来この状況下に適したであろうヘビー級ルアーではなかなか真似出来ない事で、
軽量マイクロスプーンで同じことやると浮いてしまうので、やはり真似できない。

所謂オンリーワンのメソッド。

今日、釣れたのはほとんどこのパターンと言う事を考えると、逆にこれやらなかったら、割と悲惨な釣果だった可能性が高い。

TUベスパも十分強力だが、マイクロベスパSSも大概だよなー。


マイクロベスパ自体は、正直なところ、沈み過ぎで使いにくいスプーンだったのだけど、

重量を変えただけでここまで化けるとは。

TUベスパのフォローどころか、もうこれ単体で十分主力でいいんじゃないか? くらいの高性能。

いやー、お見事! 

つか、俺が良く行くシチェーション自体。

クリアーウォーター系、午後からで激渋当たり前…みたいな状況が多いから、何気にベストマッチなような気もする。


前回の足柄であの状況であれだけ釣れてる時点で十分すげーのは解ってたけど、

今回の早戸の釣果は…
普通にすげーよwwww


まぁ…それだけにロストが少々痛い。


ロスト自体は、どちらも俺のミスによるものだから仕方がない…。

ただ、買った矢先にロストすると言うのは実に困る。


一応、上州屋永山店に取り寄せ依頼してみたけど、店員の反応が微妙だったので、

正直、あまり期待は出来ない…まぁ、1週間待って反応なかったら断り入れて、またリバーオールドさんに発注だな。


今回は…マイクロベスパSS、ロスト分&主力カラーの予備一式を揃えたら、10個くらいは行くだろうwww



それでは、今回もまた良い釣りでありました。


これでしばらく、釣り行きたくてウズウズすると言う事もなくなる…訳がないwww


次の釣行計画を練っている俺がいる。

次回は…思い切って、フィッシングエリアJにでも遠征してみるか?

うーん、道はカーナビ任せでなんとかなるだろうとしても、ここはひとつ早起きしないとなぁ…。

それでは、皆さん。

今回も大概なくらいの長文、ご閲覧ありがとうございました。


またねwww  

Posted by ふりスキー at 01:35Comments(0)ルアー

2015年04月30日

リバーオールド

我らがリバーオールドHPに気になるお知らせが!!



おー、サテライトミノーか。

おおおお、ど、どんな物なのやろうか。

興味は沸くなぁ。実に! 実に!

販売されたら、一個くらいは欲しいな。




それにもう一つ!!

正式フィールドテスター募集!

えええ、マジっすかー!!

うーん、これは是非やってみたいところなんだけど。

これは、カンツリ用とかじゃなく、
ネィティブフィールドテスターの募集なんだよね。

俺、スーパーベスパの5.2g以上って芦ノ湖でくらいしか使った事ないのだけど、
今回は、そのラインから上の重量のスプーン…の話らしい。

しかも、最低月1回の釣行。

う、む。
現状、月一でカンツリ行くのが関の山と言う軟弱な俺。

…無理やん。(´・ω・`)

むりやん。(´;ω;`)ブワッ.

  

Posted by ふりスキー at 04:06Comments(0)ルアー

2015年04月20日

ヲレの歴代メモリアルルアー達について語る。

なんか、書き掛けのまま埋まってた記事の原稿が出て来たので、
次回釣行までの間を持たせるためにアップするぜーwww

今回のネタは、ふりスキーのベスパ以外のスプーンの紹介。
プラグも含めると訳が分からなくなるし、ふりスキーは基本スプーン使いなので、
これで、いんじゃね?www


それでは、まずは準主力スプーンのフォレスト系をご紹介。

マーシャル 2.3g




概要:
カンツリ黎明期を支えた栄えあるスプーンの一角。

カラーリングも含めて、管理釣り場で使う事を前提にしたスプーンの先駆けとも言えるスプーンのひとつがこのマーシャル。

んじゃ、その前はどうしてたのかと言うと…一応、G-1スプーンと言うカンツリ用スプーンもあったんだけど。
正直、朝一と放流以外ではあまり釣れず、俺ら的にはフラットフィッシュとかレーベル軍団頼みだったね。

それはさておき、形状は極端に長細くしたウィローリーフ型。
動きの系統としては、ほぼ100%に近いウォブリング系スプーン。

1990年代後期。
当時のカンツリ用スプーンのカラーは、赤、オレンジ、黄、緑、青、黒、白と言ったように
はっきりとした原色系のカラーリングが中心で、今時の定番カラーと言えるオリーブやブラウン系と言ったカラーはそもそも無かった。

それでも、このスプーンの以前はメタリック系が中心で、
それらと比べると、専用設計の専用カラーだった為、比較にならないくらい良く釣れた。

記憶している中でも、良く釣れたのは緑と黄色、オレンジ、黒と言った辺り。
実際、これは俺に限った話ではなかったようで、この辺はやたらとよく売れていて、
考えてみれば、カラーを意識した釣りをするようになったのは、この辺からのような気がする。

その以前は…なんだろう。とにかく目立つこと=ジャスティスくらいの勢いだったから、チャートとかそんなんばっかり使ってた気がする。

少し前までは、ベスパとマーシャル二枚看板体制で使っていたが、ここ数年はベスパだけで事足りるようになってしまったので、出番は激減中。

一応、カラーリングを最近流行のカラーに変えて、現行で売られている事にはなっているはずだけど、
やはり、そろそろマーシャルが売れる時代ではないらしく、もはや売ってる所も少なくなってしまった。

射程:☆☆☆

レンジ:☆☆

沈降速度:☆☆

シルエット:☆☆☆
 
使用頻度:☆☆☆

アクション強度: ☆☆☆

全体的な印象としては、ウルトラベスパの少し上の層をトレースする感じ。

ちなみに、このマーシャルの小型進化系がマーシャルトーナメントで、
これはマイクロスプーンとシステム化スプーンの走りとなった画期的なスプーンだった。

クローザー



釣れない時の最終兵器と言う謳い文句のタフコン対応スプーン。

高活性系のマーシャルやベスパを打ち尽くした時なんかによく使っていた。

アクション傾向は、ローリング特化型。

カラーリングは、フォレストの定番系で派手からマット地味系までとバラエティ豊富。

もっと軽い0.6gだか、0.8gと言うモデルもあるようだが、そこまで行くと俺のタックルじゃ無理だったので、1gで妥協。

それでも実際、困った時の救世主的なルアーで、帰り間際のラストワンをコイツで決める事が多かった。

これもまた未だにショップでは定番の一角を占めているから、大したもんだと思う。

ただ最近は、投げるルアーに困るほど長居することが無くなったので、コイツの出番もあまりなくなった。

更に、マイクロベスパSSと言う超強力なライバルが新たに導入されることとなったので、下手すれば MC 共々引退の可能性が出て来た。

射程:☆☆

レンジ:☆

沈降速度:☆

シルエット:☆
 
使用頻度:☆☆

アクション強度: ☆

はっきり言って、地味。
ひたすら地味で爆釣はしないけど、タフコンで何やっても釣れない時でも結果を出してくれるシブい奴。
こういうルアーも使いこなしてこそ、スプーン使いを名乗れると言うものよ!


MC




正式名称はマーシャルクラシック。
マーシャル系統の最小、超小型版。

クローザーと同じくタフコン用として使う事が多かったが。
ある程度リトリーブ速度を上げないとまともに動かず、どちらかと言うとリアクションを拾っていくと言うスピナーライクな使い方が多かった。

マーシャル同様のウォブリングアクション主体なのだが、
射程や扱いやすさ、釣れっぷりと言ったほとんどすべての要素が TU ベスパに劣っており、これ使うくらいならTUベスパで良くね? 
と言う事で、これも出番は激減した。

個人的には割と気に入っていたのだけど、いよいよ行きつけのすべてのショップの棚から消えてしまったので、これもそろそろ引退かな…。

射程:☆☆

レンジ:☆☆

沈降速度:☆

シルエット:☆
 
使用頻度:☆☆

アクション強度: ☆

メビウス



マーシャルの左側に三個だけある奴がそれ。

ディープ用スプーン…。
らしいが、数色だけ買って試験投入するも結果、カスリもせず。

駄目じゃん。

と言う訳で、それっきり。


一時期はフォレスト信仰と言えるくらいフォレストのスプーンはお気に入りだったけど。

最近は、マーシャル系の軽視と、イヤーカラーとか言うあこぎな商法やチェイサーとか言うベスパそのものみたいなスプーンを堂々と出してきたり、
何かとそれはどうなのかなー的なやり口が目立ってきたので、ここ数年新規でフォレスト製スプーンは購入していない…。


※プリズムデザイン系スプーン

プリズムリーフ 

no photo
(写真撮ろうと思ったら、現物が行方不明でやんの…www)

一時期、カンツリ用スプーンの定番のひとつにまでなった強スプーンのひとつ。
こいつもレジェンド級スプーンと言って差し支えないと思う。

このスプーンを使っていたころは柿田川がメインだったけど、
当時ウルトラベスパに並ぶ釣果を出していたくらいには強力なスプーンだった。

これもロッド越しにスプーンの動きが解る様なハイアクション系のスプーンだったので、ウルトラベスパと同じ理由でスプーンの動きの違和感でアタリを取ると言う技が使えたのはかなり大きかった。
レンジ調整の汎用性もウルトラベスパ並みに高く、いつも最初にどちらを使うか非常に悩ましかった事を覚えている。
(KFSのチャレンジカップでの5位入賞の決め手となったのも、実はコイツ。)

また、ポパイ系のショップに行けば、必ず手に入ったので補充性も良くかなり長年愛用していたのだけど。
スプーンの流行が1g台の超小型スプーン主流となっていき、この辺の2g台のスプーンは段々売れなくなっていた。

そして、ポパイでも徐々にプリズムリーフの取り扱いが減ってきて、気が付くと隅っこに追いやられるようになっていった。

それでも、ベスパとプリズムリーフ、マーシャルと言う三枚壁体制は捨てがたく、
プリズムリーフは主力の一角として活躍を続けていた。

しかしながら、悲しむべきことに、プリズムデザインの社長さんの訃報。
それに伴いプリズムデザイン社自体も解散となり、同社のスプーンもすべて廃盤となってしまった。
(弟子の方が引き続き制作と販売を続けているらしいが、西日本のごく一部のショップやイベント販売のみとなってしまったようで、現状入手は困難)

入手が困難なスプーンを継続して使う訳にはいかず、プリズムリーフについては惜しまれつつの引退と相成った。
(最後に使ったのは、たぶんKFSのラスト釣行で友人のUGO氏に使わせて、俺も久々に使うかーって使ったのが最後だと思った。)

なお、購入後10年近くの時が過ぎた結果、塗装の剥離劣化が起こり始めていて、もはや使い物にはなりそうもなく、再び日の目を見る事はないであろう…。

モノ自体はウルトラベスパ並みと言うのは誇張でもなんでもなかっただけに、非常に惜しまれる。

射程:☆☆☆

レンジ:☆☆☆

沈降速度:☆☆☆

シルエット:☆☆☆☆
 
使用頻度:☆☆☆☆

アクション強度: ☆☆☆☆☆


バディ




派手系アクションのプリズムリーフに対して、小型ローアクション系のバディは決して釣れるスプーンではなかったが、
タフコン対応のスレ難いスプーンと言う事で、クローザー導入以前はコイツが切り札的なスプーンだった。

使用頻度は少ないが、コイツだけは外せないと言う重要なポジションを占めていたものだ。

バディシリーズは、晩年のプリズムデザインの主力スプーンとなっていたので、在庫もかなり豊富だったが。
プリズムデザインの解散に伴う廃盤と、ポパイ16号店が潰れたことがトドメとなって、これも入手困難となり引退。

これもやっぱり、塗装の経年劣化剥離が多発し始めていて、どっちにせよもはや使い物にならない…。

これ…仮にプリズムデザイン継続してても、この問題って結構やばかったんじゃないか?
すべてではなく一部の塗料で発生する問題のようだけど、素人が田宮カラー塗ったんじゃあるまいし、ルアーの塗装が10年持たずに経年劣化剥離とかあり得ないよ。(´・ω・`)

実際、えらくあっさり塗装が剥げるって傾向あったんだけど…これはあかん。
新生プリズムデザイン製スプーンでは、この問題が起こらない事を祈るよ。


ムカイ : ルーパー




いつまでも古いルアーを延々使い続ける懐古厨じゃダメダメ。

って事で、最新鋭スプーンでも使ってみるかーと言う事で、一昨年位に割と評判が良かったルーパーシリーズの1.7gを購入。
個人的には、スプーンの大きさは3㎝、2g台がベストバランスと思っているので、マイクロスプーン隆盛の中で、それなりに売れているこのスプーンに目を付けたのだった。

なんだかんだで、10色くらい揃えたのだけど…。
使ってみて解った事は、すべての面でウルトラベスパにまったく及ばないと言う事だった。

飛距離やレンジの汎用性は悪くないのだが、とにかく釣れない。

ルーパー数投して、釣れない→ウルトラベスパにしたら、あっさり釣れる。

ウルトラベスパで釣れてる→同じようなカラーのルーパー投げる→沈黙。

ウルトラベスパを使う→やっぱりあっさり釣れる。

こんな事が何度かあって、結局まともに釣ることもなく二軍落ち…。

このルーパーのダメっぷりと、ウルトラベスパの安定した釣れっぷりの落差にヲレのベスパ病は悪化し、今に至るwwww

まぁ、なんだかんだでそれなりに売れていたスプーンだし、ムカイだしで、素性は悪かないとは思うのだけど。

比較対象が10年かけて熟練した、レジェンド持ち級のスプーンと比較と言うのは酷であったか。

射程:☆☆☆☆

レンジ:☆☆☆

沈降速度:☆☆☆

シルエット:☆☆☆
 
使用頻度:☆

アクション強度: ☆☆

どっちかと言うと、ローリング主体のようで、巻いてもこれルアー付いてるのか? と思うくらいにはアクションがとにかく弱い。
アクションが弱い=釣れないとは一概には言えないので、それだけでは判断しにくいところではあるが、その割にはカラーリングは派手系中心と言う良く解らない取り合わせ。

ウルトラベスパ系とは真逆のキャラクターと言う事もあったが、やはり釣れないスプーンと言う印象の方が強い。

たぶん、トーナメントベスパSSが使える状況でなら、泳層なども被っているので、それなりに釣れたかもしれないが、
そんな状況では、信頼のおけるトーナメントベスパSSを使い続けるに決まってるので、やっぱり出る幕がなかったと言う…。(´・ω・`)

ムカイのラインナップを見ていると、ベスパ同様複数の種類やg数の違うスプーンを状況に応じて使い分けるコンセプトだと見受けられる。

…要はベスパ同様、システム化されているようなので、その一角だけを使って評価するのは早計かもしれないけど、ベスパに比べるとカラーラインナップとか個々のルアーの差別化が甘いって気がする。

つーか、どこのメーカーも色々出していて、実はセットで使ってこそ意味があると言うラインナップになっているのに、その事にあまり触れないもんだから、つまみ食いみたいにチョロチョロと数個だけ買うとか、
1セットだけ買って満足するなんてアングラーばかりになっているのだよねー。

イマージュ : エリアピクシー



通称エリピク。

これもまた10年前のトーナメンター御用達のレジェンド級のスプーン。

幅広のリッジ形状スプーンで、ほぼローリングアクション、非光沢マット塗装とかなり先進的なスプーンだった。
(もっとも、リッジ系スプーンはベスパが走りなので、エリピクも実はベスパの系譜と言えなくもない)

このスプーンは、とにかくよく釣れた。

同社のレピアーと言う2g台のスプーンとセットで使うと言うのがイマージュの基本コンセプトだったようだが、

2g台はマーシャルとウルトラベスパと言う強烈な奴らを使っていたので、これらのフォロー用としてエリピクを使っていた。

初見の鹿留でこいつの黄緑色のを使ったら、一時間くらい延々とワンキャストワンヒットと言う怒涛の釣れっぷりを発揮したことをよく覚えている。

その頃はTUベスパもまだ無かったので、早戸川でもマーシャル、ベスパを打ち尽くしたあとの次番手スプーンとして大活躍だった。

特に写真の黄色い奴は、あちこち塗装に欠けが見えるけど、これはその程度には酷使していたと言う証拠。
むしろこんな程度で済んでいる時点でどんだけ頑丈なんだよと言いたくなる程度には、あちこちブツけたし使用頻度もかなり高かった。

今引っ張り出して見ても、塗装の劣化なども起きておらず、雑な保存状態でかなり汚れていたにもかかわらず、ちょっと水で洗ったら新品同様になった。

この事からも、塗装に関しては明らかにオーバークオリティっぽい。

すげーぜ。


ちなみに、当時はアングリングファン誌上でイマージュ特集が組まれるくらいには、
釣れると話題のスプーンとなっていて、ショップでも売れ筋カラーが入手困難なほどよく売れていて、
どうも明らかに生産が追い付いていないような感じだった。

しかしながら、気が付くとレピアー共々、怒涛のように売り出されるマイクロスプーンの山に埋もれて、見かけなくなっていった。

そして、こちらもTUベスパの導入に伴い、出番が減っていき、気が付いたら、売れ残りが隅っこでこそっと売られるような扱いとなる。

…なぜあそこまで人気だったスプーンが店頭から消えたのだろうと思っていたら、
割と最近になって、イマージュ消滅と言う事を知った。

何と言うか、盛者必衰の理とでも言うべきものか。


その理由は解らないが、消滅が惜しまれるメーカーだった。

今でもかなり釣れるくらいには、ハイレベルのスプーンだとは思うのだけど、

絶版ルアーは使えないなぁ…と言う訳で、これもすでに引退。


射程:☆☆☆

レンジ:☆☆

沈降速度:☆☆

シルエット:☆☆☆
 
使用頻度:☆☆☆☆

アクション強度: ☆☆☆


アルフレッド : アルフスプーン
(当時はアルフレッドとだけ呼ばれてたけど、今はこの名前らしい。)



バディの左側の奴ね!

カンツリ黎明期からある、強スプーンのひとつ。
これもやっぱり、トーナメンター御用達のレジェンド級のスプーン。

我が師ハイネマン、イチオシスプーン。

奴があまりに推すので試しに買って使ってみたが、
まぁ、TUベスパ並みには釣れると言う印象だったのだが…。
よくよく考えると練度ゼロの状態で、その時点で相応に熟練したTUベスパ並みと言う時点で、
すでにすげーのではないかと思うのだけど、当時の俺的には、「確かに良く釣れるねー! でも、これ全然売ってないんだけどwww」なんて状態だった。

実際のところ、これの1.5gモデルは当時入手が非常に困難で、ロストしたらそう簡単に補充できないと言う問題があった。

必然的に、使う場合も切り札的な使い方をせざるを得なかった。

なのであまり使わないまま、お守り状態となり、TUベスパの増強&熟練UPと共にキャラクター的にかぶっていたこいつも二軍落ち。

さっき知ったのだけど、今ではメーカー名がそのものずばりアルフレッドとなって、アルフレッドと呼ばれていたスプーンはアルフスプーンと言う名前となったようだ。

なんじゃそりゃ。


ダイワ : チヌークS



この写真でいうと、右端の二個。

ダイワチヌークと言えば、古の国産スプーンの雄とも言えるオールドスプーンのひとつである!

我が心の師、西山徹氏のルアー教本にも紹介されていたくらいなので、1970年代…もはや半世紀近い歴史があると言う訳だ。

なんつーか、敬礼っ!!('◇')ゞ


チヌークSはその改良型。

と言っても、何をどう改良したのか良く解らんくらいにはほぼオリジナルまんま。

何故か上州屋立川店では、これの取り扱いがやたら多く、ズラリと並ぶその姿は圧巻の一言。

ちなみに、なんで買ったのか自分でも良く解らない 7g台のチヌークが手元にあるのだが、リングにスイベルが付いてて、

そもそも回転させる事を前提にしたローリング系スプーンだと言う事が解る。

今はもう廃盤になってしまったが、かつてはこのチヌークS のカンツリ用2gバージョンと言うものがあって、それを使っていた。

中でも青銀と赤金、裏赤カッパーの三つは放流用スペシャルとして、良く使った。

当時、放流用としてはG-1が定番だったが、本格的な管理釣り場用スプーンのマーシャルの導入に伴い、
G-1だけでは力不足は否めず、新たな放流用スプーンとして、これを使い始めた。
(マーシャルにも一応赤金があったが、このカラーはなんかイマイチだった。)

放流用として使う分には、相応に優秀でこれもまた数多くの釣果を得たが、
これもやっぱり、放流最強の赤金ウルトラベスパの導入に伴い出番を奪われ、二軍落ち。

つーか、放流専用とはいえ、チヌークですら見劣りするって、ベスパどんだけなんだよwww


ルーハージェンセン : スーパーデューパー




同じ写真だけど、チヌークの隣ね。

上州屋の片隅で埃をかぶって280円と言う激安で売られていた謎ルアー。

しかしながら、これも古のルアーのひとつで、ルーハージェンセン自体、かの高名なハスルアーで有名。

なので、素性に関しては悪くなく、むしろ歴史と格式あるスプーンなのだった。


鉄板をUの字に曲げただけと言うふざけた形のスプーンながら、早戸川では使えばほぼ100%釣れると言う切り札だった。

ただ、割と沈むので、根がかりもしやすく当時、俺とハイネ氏が上州屋鵜野森店でスーパーデューパーの買い占めを行って以降、一切入手できなくなり、

さすがに、ちょっと使うのを遠慮するようなものとなっていた。


柿田川時代でもこいつはあまり使われず、やっぱりお守り化。

まぁ、こんなルアー無理に使うまでもなく、もっとバカスカ釣れるスプーンがあったってのが正直なところ。

今でも釣れるとは思うけど、釣ってネタにするのが関の山。

再販したら、物珍しさで売れるんじゃないかなー。


ナッソ : G-1アバロン




同じ写真でスマソ。
左端の方の4個。

メーカー名調べました。
そう、ナッソです…うん、ナッソ?

…なんでだろ全然馴染みがない。

今はもう消滅したメーカーのようだが、プラグなんかも出してて、どうも上州屋の専売ブランドのひとつだったらしい?

それはさておき、カンツリ黎明期でプラグ中心だった頃、放流用として、このG-1スプーンを使ってた。

普段の状況で使ってもあまり釣れないスプーンだったが、放流時にメタリック系を使うとジャンジャン釣れて、
スプーン故に手返しも良く、緑金と赤金を交互に投げる事で、その日の釣果の半分以上をG-1だけで獲得したりと、かなりいい仕事をしていた。

始めて導入した管理釣り場専用スプーンと言う事で、プラグ中心の早戸時代にはかなり長い間愛用していたが。
いつの間にか上州屋でも手に入らなくなり、他に良いルアーを見つけたこともあって、使われなくなっていった。

そんな中、5年位前にG-1スプーンのアワビ張りバージョンを上州屋で見かけて、思わず買った。

試しに王禅寺で使ったら、なんとビックワンGET!!

となって、すっかり調子に乗って、売られてた全カラーを買ったのは良いけど、その後唯一にして最大の戦果を挙げた黄色いアワビ仕様をあっさりロスト。
再度の入手はかなわず、なんとなく使う気が失せてしまい全品二軍ワレット行き。

まぁ…今となっては動きも微妙でなんら秀でたところもない普通のスプーン。

わざわざ使う理由もないわな。

個人的には思い出深いが、思い出補正かかっても放流時以外はまともに釣れた覚えがないので、やっぱりB級スプーンだろコレ。


ケンクラフト:リーフ



真ん中辺のダイヤカットのスプーンがそれ。

上州屋オリジナル、実質 RYOBI 製のスプーン。

かつては、RYOBIもダイワと並んでスプーンを作っていて、それなりに歴史あるメーカーなのです。

代表作としては、ストリームライン、テンプター、テンプターⅡ等々があって、様々なコピールアーを作ってたと言う黒歴史があるらしい…。


なるほど、まったくわからんっ!!


ダイアカット&メタリック中心と言う事で、ベスパには無いカラーリングと割と安めの価格設定されてたことで、試しに手を出したスプーン。

試験的に導入した結果、やはりウルトラベスパには全く及ばずとの結論となり、ほとんど使わないまま二軍落ち。

動きや加工精度、カラーなども水準以上で悪くなかったはずだけど。

…こればかりは、比較相手が悪いとしか言いようがない。



こんなもんかな。

こうして俺のスプーン使用遍歴を辿って行ってみると、様々なメーカーの混成状態から、
メーカー消滅やら、スプーン自体が消えたり、様々な理由で次々と脱落、もしくは純粋な性能差で役割をベスパに駆逐されていったと言う事が良く解る。

そして、一方ベスパは使い込むことでますます信頼度が上がり、使用頻度も上がり、それに伴い熟練度が上がり、
数がそろってシステム化が進み、洗練されていく…こんな状態でパッと出のスプーンなんか混ぜても、使える訳がない。


かくして、
自他共に認めるリバーオールドワンメイク管釣り師ふりスキーが爆誕したのであったwwww



最後に、これは全くの余談になるのだけど。

愛用ルアーが廃盤になると言う悲劇を幾度も経験し、
更にベスパの取扱店が減っていくと言う事態に直面し、もしも、今使ってる中で最強スプーンのベスパが同じように廃盤の憂き目をみたら…と考えてしまって、ファンの一人として、自分なりに何かやれることはないか? と考えた。

そこで、始めたのが…。

「ヲレとベスパとフェンウィック♪」

如何にベスパが最強カンツリスプーンなのかを、
自ら進んでワンメイクアングラーとなって、その縛りの中で、爆釣レポートを交えつつ、
世の中に証明し、ベスパの宣伝するのだ!(勝手に)

と言うコンセプトの元に、このブログが始まった。
まぁ、実のところ、ベスパワンメイクになったのは割と最近で、初期の頃はベスパ以外で釣ってることの方が多かったのだけど。
その辺はあまり深く考えてなかったってだけ。

ちなみに、リバーオールドの関係者もある日突然、
Google検索で「ベスパ スプーン」でキーワード検索すると、
本家の次に入ってくるようになったこのブログを見つけて、

「なにこれ!! この人、なんか勝手にうちのスプーンの宣伝みたいなことやってくれてるんだけど、いったい何者?!  って言うかだれっ?www」

とちょっとした騒ぎになってたらしいwww

一応、言っておきますけど。
ふりスキーはあくまで、リバーオールドのルアーを愛するアングラーの一人に過ぎないので、
リバーオールドさんからは1円ももらってないし、スプーンも基本通販で自腹購入しています。
(たまに、注文していないスプーンが混じっていて、「これはおまけです。ぜひ使ってみてください」とか書いてあることもあったりするけど、これは通販向けのサービスらしいです。)

まぁ、何だかんだで公認ファンブログみたいになってますが、
このブログでベスパに興味を持ってもらって、「なにこれ、マジで釣れるじゃん! すげーっ!」ってなる人が一人でも多くなれば、幸いです。

機会があれば、リバーオールド本社突撃取材とか、
噂のフィッシングエリアJ 覆面釣行レポートとかもやってみたいねwww

それにしても、このところ…天候に恵まれず、色々あって釣りに行く気分にもならず、
すっかり更新が落ち着いてしまってますなー。

まぁ、ここ数年どうにも冬になると体調崩しがちなので、これも仕方がないのですが。
そろそろ、暖かくなってきたので、またぞろガンガン釣りに行きたいものです!

それでは、また。
Let's Good Fishing Life !!  

Posted by ふりスキー at 14:13Comments(0)ルアーまとめ

2015年03月31日

激シブ足柄CAで、マイクロベスパSSの真髄を見た!

まさに、どうでもいい3日勤務1日休X4セットと言うろくでもない連続勤務から、明けた去る3/28。

凡そ二か月ぶりに釣りに行って来たのであった!!

候補は三つ。
早戸、裾野、足柄のどこにするか、途中の道中でギリギリまで迷った結果、
一番久しく行ってない足柄に行ってみようと事になった。




最後に行ったのは…おととしの夏以来だねー。
まぁ、足が遠のいた理由はいくつかあって、平日釣行行けるようになった分、高速道路代が馬鹿にならなくなってきたこと。(往復3000円くらいかかるのはキチい)
以前に比べると明らかに魚の質も量も減って、微妙な感じになった事。

何より、割と年中トーナメントやるようになって、トーナメンター御用達のエリアみたいになってしまったおかげで、
以前は、穴場的な釣り場だったのが、年中スレてる微妙エリアになってしまったってのが正直なとこ。

こんなじゃ、時間と金をかけていくより、近場の浅川とかお寺にでも行った方がいいよねーって話になるわなー。

なんだが。
敢えて、今回足柄を選んだ理由は…新装備のマイクロベスパSSのテストってのが主な理由。

早戸も考えたんだけど、あそこはぶっちゃけホームみたいなもんなんで、
こないだの結果から考えると、恐らく普通にイージーモードっぽいので、
ここは敢えて、ハードモードに挑戦! なんて、少し調子に乗ってみたwww

だったのだが。

開始30分で、思い切り後悔wwww

まぁ、やたらと向きが変わる強い風と魚影が見えない程度に沈んだ魚。
そして、場所移動もままならんくらいの混雑と、狭い事から加速度的にあがるプレッシャー。

もう悪い条件てんこ盛りみたいな状況になっていたのだった。



思った以上の悪戦苦闘で、主力のウルトラベスパ系がほぼ通用せず。
黒系に反応が良い事から、新兵器マイクロベスパSSのブラックでようやっと一匹。

まぁ、この一匹の前に3匹くらいバラしてるのだけど。



これは、試しにミッツドライを投げてみた結果。
これ実質トップなんだけど、唐突に下から魚がわいてきて、HIT。

HITっちゃあHITなんだけど。
こんな反応しかしないとなるとまぁ…表層は微妙。



これはトゥーピドーで釣れた!

黒いルアーに比較的反応が良いようなので、トゥーピドーでレンジ調整しつつ、広範囲をサーチすると言う戦術を試した結果。

ちなみに、トゥーピドーに対する反応はやたらよくて、ワンキャストで10バイトなんてこともあった。

なのだけれども、乗らないバレるで、まともに釣れたのはこの一匹だけ。

なんなんだろうなぁ…とにかく、当たっても浅い。



なんとなく、アタリパターンが見えて来た。

ルアーはマイクロベスパSSとトーナメントベスパSS。
カラーは♯10のような黄色が入ったカラーが露骨に反応が良いと言う事が解ってきた。

ちなみに、この色にたどり着いたのは、
たまたま、目の前で水没したアシナガ蜂の悲惨な最期を目撃したから。

なんつーか。
黄色と黒…他は微妙ってのが、総当たりした感想。

黄色もジンジャーやチャートだと駄目と言うセレクティブっぷり。

ちなみに、状況はますます人が増え始めたことで加速度的に悪化。
放流もあったみたいだけど、ほぼ効果なし。(つまり、さっぱり釣れないwww)

以前の俺なら、「靴の革紐~!」とかやるところだけど。
今日の俺の装備はガチでベスパ一式+旧式プラグ+ザッカー&ミッツドライと言う割り切りすぎだろ的なラインナップなので、初めからそのような邪な選択肢はないっ!www



こいつはトーナメントベスパSS。
カラーは♯10。

やはり、レンジがかなり下のようで、トーナメントベスパSSのレンジが最適のような感じ。



トーナメンウルトラトベスパ2で、ガツーンとイイ当りと共にGET。
この反応の良さ。

レンジ的には中の下段と言ったところのようだが、中段なら、コイツやトーナメントベスパSS、新兵器のマイクロベスパSS、この辺当りがいい感じでかち合うので、分は悪くない。
つーか、やはりマイクロベスパSSはなかなかいいポジションにいるなぁ…。



トーナメンウルトラトベスパ2で追加!
調子上がってきた!!

と思っていたら、ここに来てアタリルアーがキャスト切れで、ロスト!!(´・ω・`)

それから、またぞろ釣れないモード突入。

何か知らんけど、となりでセニョールトルネードだか何だかで爆釣してるし…。

来た~と思ったら、バレ連発。

つーか、3-4回乗って、1回くらいしか取れないってどうなのよ?
確かにERGSは、FSみたいにキモイくらいに魚の動きに追従できるようなロッドではないので、
バレ易いってのは、解るけど…いくらなんでも多すぎ。

もっとも、微かな違和感程度のあたりに反応してアワセ入れてるような感じなので、
どうやっても取れないくらいにはフッキングが浅いのがHITするようになったってだけなのかもしれない。

そして、トーナメントベスパSSの#10で待望のBIGワンHIT!!


が…結果は。
10分以上の長期戦の挙句にラインブレイク。
おまけに、アタリルアーもロスト。

痛い。痛すぎる。



それでも、めげずに唯一のアタリカラーのアタリルアー、マイクロベスパSSでGET!!

うーむ、♯10いいじゃん。
とりあえず、今回ロストした二つと、
トーナメントべスパSSとマイクロベスパSSで、いくつか強そうなカラーの予備を買おうwww

それにしても、マイクロベスパSSはレンジキープ能力がかなりすぐれているような印象。
TUベスパなんかだと、カウントダウンして沈めても、徐々に浮いてくるので、
同じレンジをキープしてトレースと言うのがなかなかに難しい。
まぁ、TUベスパは表層専用なので、沈めて使うもんじゃないから、しょうがないんだけど。

マイクロベスパSSは、沈めるときっちり同じ泳層をキープする。
これは、タフコンでは非常に重要。



今回、釣行の最大級の獲物。

釣れ方は、ぼーっとしながら、ルアーを巻いてたら、目の前(1mくらいの至近距離)泳いでたコイツの口に吸いこまれるようにスプーンが消えたので、驚いてアワセたらHIT。
どうも、むこうも油断してたらしく、えらくあっさりとネットインww


そして、この04:07を最後に、結局一度も釣れることなく撤収時刻。

なんだかんだで、9匹くらいは釣れていて、バレはその3倍くらいなので、
4時間の釣行と言う事も鑑みると、そんなに悪くはないのだけれども。
やっぱり厳しかった。
(ちなみに、こういうバレまくる状況に強いFS56Jは強風でほぼほぼ使い物にならず。)

ただ、この悪条件がそろってるような環境で、それなりの結果を残したマイクロベスパSSは、掛け値なしの本物ってのは断言してもいいかもしんない。

ちなみに、当初マイクロベスパSSは裏トーナメントウルトラベスパと予想してましたが、
実釣の結果から言うと、まったくの予想外。
一言でいうと、「プレッシャーで魚がスレて下がった時用の決戦スプーン」…と言うべきものだと。

昨今のスレ易く、ハイプレッシャーになりがちのエリア事情からすると、
このスプーンはかなり有効だと思う。

トーナメントなんかでも、似たような状況になりがちと言う事を考えると、
こいつは、マジでトーナメントで勝てるくらいの強ルアーなんではないだろうか?

少なくとも今回の釣行は、マイクロベスパSSがなければ、かなり厳しかったと思われる。

とりあえず、マイクロベスパSSは、主要カラーもう1セットとマッディスペシャルも入れて、全カラーコンプして、
今後もスタメンとして使う事が決定www

新カラーのハーフ系も予想以上に有力と解ったので、トーナメントベスパとSSも買い増ししようかなー。

ちなみに、今回ではっきりわかった事。
他のスプーンがなくても、まったく困らなかったので、今後もこのベスパワンメイクスタイルでやるっすwww
  

Posted by ふりスキー at 01:58Comments(2)ルアー

2015年03月10日

リバーオールド ベスパについて語る その5 (ベスパ以外もあるよ!)

こんばんわ。

それでは、今回は第三弾と言う事で、ベスパシリーズの残りの分をいってみます。

今回は、オリジナル ベスパ 3.2g
マイクロベスパ マイクロベスパSS

以上の3モデル…それとついでに、同じリバーオールド製と言う事で、
バイパー、トゥーピドーと言った他のルアーも紹介してみたいと思っています。

後者のルアーはどちらかと言うと、カンツリよりもネィティブフィールド向けの感がありますが、
どちらも悪くないルアーなので、興味があれば触ってみるのも悪くないかもしれません。

なお、マイクロベスパSSについては、現在未入手につき、概要のみになります。(´・ω・`)


サテライト ベスパ 




これぞ元祖ベスパと言えるモデル。

重量は3.2gとカンツリで使うにはさすがに少々重すぎるモデルだが、
90年代の頃のカンツリではスプーンと言えば、渓流用スプーンを使うのが当たり前で、この重量でも別に重い方ではなかったようだ。
(当時使われていたスプーンの代表としては、忠さんスプーンことバイトの3gとか、コータックの3g、スミスのピュアなんかも良く見かけた)

少なくともウルトラベスパの方が後発らしいので、90年代の半ば頃にはすでに販売されていたようだ。

個人的にはカンツリでの実績自体はあまりないが、群馬、栃木の大規模カンツリでは、未だに大物キラーとして使っている人も多いと聞く。
印象深いエピソードとしては裾野のマッディポンドで使ったら、1m近いようなスーパーな奴が釣れて、ジャンプ一発外れされたと言う事があったって事かなぁ…。俺、唖然www

現状、ヲレ自身はもっぱらハス釣り用ルアーとして使用する頻度が高く、
それまで使っていた他のハス用ルアーを押しのけてすっかり主力ルアーとして定着している。
あと、岡山の吉野川でリバーバス釣ったりとかも…なんだかんだであちこちで色々釣ってる。
芦ノ湖でも釣れたんだったかな…。
ネィティブフィールドで使うには、もっとも信頼できるルアーのひとつでもある。

ちなみに、このオリジナルベスパのすげーところは、ロッドがバットから曲がるくらいの激流にダウンクロスでぶち込もうが、カンツリの3倍速くらいの超高速でリトリーブしても、水面から飛び出したり水面を転がると言ったような事がなく、限界を超えて回転しながらも、がっつり底をトレースしてくると言う驚異的な安定性にある!




ちなみに、この辺がハス用の主力。
特にブルーヤマメはこのボロボロっぷりから、如何に酷使されているかが良く解るwww

余談ながら、以前ハス釣り用に3g台の渓流用スプーンをいくつか投入しているのだけど、
ハスが釣れるような超高速リトリーブをダウンクロスでやると、ほとんどが流れに負けて、水面を転がる様な有様で、リトリーブスピードを落とすか、流れに逆らう逆引きはしないようにせざるを得ず、対ハス用ルアーとしては、あまりスプーンは有効とは言い難いと言うのが実情だった。

その為、激浅逆引きでも問題にならないトップウォータープラグをメインにすると言う方法がハス狙いの主力メソッドだった訳。

ちなみに、使える条件としては、
飛距離は25mは超えて欲しい。(ネィティブフィールドでルアー投げると解るけど、25mは飛ばせないとキツイ)
水深10㎝をキープしつつ、流れに逆らうダウンクロスで高速リトリーブして破綻しない。
シルエットは極力小さく。
根がかりしない事。

こんな条件になる。
はっきり言って、こんなスプーンの限界に挑むような条件をクリア出来るようなスプーンの方が珍しいわけで、
これまで使ったスプーンで、ベスパ以外にこの過酷な条件をクリアできたスプーンは存在しない。

カンツリ用の2g台なら、使えるのでは? と思うかもしれないが。
カンツリ用スプーンの多くは、流れが強いところで使う事を想定しておらず、大抵あっさり動きが破たんする。
そもそもカラーも不向きだし、飛距離が全く足りていない…と言う事でそもそも選外。

渓流用の3g台でもこの条件ははっきり言って無理ゲー。
実のところ、5g台のスプーンを使えば、この条件をクリアできる事は出来るのだけど、今度は釣れる泳層(表層)をトレースできず、根がかりも多発すると言った別の問題が発生する。

そう言う意味では、俺のハス釣りと言う怪しげな独自釣法の世界では、ベスパがオンリーワンだったりする。

実際、ベスパのポテンシャルと汎用性は相当高いと実感しているので、まったくの初見のネィティブフィールドに挑むことになったとしても、ベスパがそろってれば何とかなるんじゃないかって本気で思ってたりする。
今年、やってみようかな? (´・ω・`)

また、派生モデルでスーパーベスパシリーズと言うレイク、渓流用のスプーンもあり、芦ノ湖や中禅寺湖のようなトラウトで有名なフィールドでは、ほぼ定番ルアーのひとつとなっており、都内のショップのレイクコーナーでは当たり前のように売られているし、現地の釣果報告でも良く名前を見る。
あっちの世界は良く解らないが、古参新参ひしめく中で、ろくなプロモーションもない中で、定番の位置を確保している時点でその実力はお察しください状態なんではないだろうか。

ちなみに、以前も少しふれたけど。
スーパーベスパのイチオシカラーは「ジグザグ」。
俺が芦ノ湖で唯一成果を挙げているのはスーパーベスパのこのカラーだったりする。

射程:☆☆☆☆☆+ 30m超 ULクラスのロッドで扱えるギリギリの重さだが、フルキャストするとものすげー飛ぶ。

レンジ:☆☆☆☆ 止水だと1mライン辺りを泳ぐような感じだが、流水域では30㎝くらいの所でも根がかりしないで泳ぐ。なにげに根がかり回避能力も高い。(それ故にか、ルアーは岩に擦れまくってボロボッロになるwww)

沈降速度:☆☆☆  沈降速度はイイ感じでゆっくり目。なかなか使いやすい。

シルエット:☆☆☆☆☆ さすがに相応にデカい。 動きも派手目なのでアピール力は高い。

使用頻度:☆ カンツリ用途では、王禅寺や裾野の二号池くらいでしか使った事がない。実績はゼロじゃないけど、あまりない。

ハス用での使用頻度:☆☆☆☆☆ ハス釣りでは、ほぼコイツオンリーで通すこともある位には高頻度で使っている。

アクション強度:☆☆☆☆ 5:5 のミックスタイプのウォブロール型。ウルトラベスパよりトーナメントベスパのアクションの方が近い。


カラー傾向 : 元々ネィティブフィールドを意識したカラーが多いが、単色のジンジャーやオリーブもあって、カンツリを意識したカラーも多い。
群馬栃木じゃこのサイズも普通に使われているらしいからねー。

ちなみに、ゼブラやコーチドックと言った最近は珍しくなった由緒正しいカラーもある。
個人的にはこの系統のカラーって、結構好きwww


マイクロベスパ 




ヲレがウルトラベスパを導入した時にはすでに一緒に売られていたようなので、何気にこれもかなり息が長いシリーズ。

2g、3cm位が主流の頃にウルトラベスパより一回り小さく軽いマイクロスプーンと言う事で、実際に買ってみたが、表層用スプーンと言う訳ではなく、むしろディープマイクロスプーンと言うべき、当時としてはかなり変わり種だった。

ちなみに、ヲレが持ってる写真のものは先代カラーのもので、RGBメタリックトリオを始め、大半がすでに絶版カラーとなっている。

マイクロベスパの動きは、基本的にウォブリング控えめなハイピッチローリング系のスプーンになる。

同社の大きさや重さが似たようなルアーでは、トーナメントウルトラベスパがあるが、
あっちは左右にフラフラ揺れながら、時折裏返えるくらい派手に泳ぐのに、
マイクロはほとんどまっすぐに、裏返るどころか、テールのマーカーすら見せることなく淡々とスーッと泳ぐ。

典型的な動かない安定志向スプーン。

どうも比重の高い素材でも使っているらしく、大きさの割に沈降速度がやたらと早く、割と速攻沈むのが特徴。
(なんとなくだけど、ウルトラベスパとかと比べると、ぶつけた時の音が違う)

ディープトレースに長けたルアーなので、使い道としてはボトム攻め専用とでも思っておいた方がいいだろう。
(ただし、根がかり回避性能は高く無いので、根がかり注意!!)

射程:☆☆☆☆ 小型スプーンの癖に射程はウルトラベスパ並み位にある。


レンジ:☆☆☆☆☆ 柿田川でウルトラベスパの感覚と同じように使うとすぐ底を引きずってしまって、藻まみれになってしまった。2m位のラインだと思われ。 

沈降速度:☆☆☆☆☆ 風呂に沈めて実験した限りだと、トーナメントウルトラベスパが3-4秒ほどかけて着底するところを2秒で着底したので、倍近い沈降速度。
相当早い方だと思う。

シルエット:☆☆ 小型でかつ、動きが静かで安定志向なので、水中でのシルエットも小さい。

使用頻度:☆ 柿田や早戸では、ボトムトレースは根がかり多発の割には、釣果も微妙だったので、出番はほとんどなかった。
一時期、2軍落ちどころか、行方不明になっていたが、先日無事発見されたのと、マイクロベスパSSと一緒に数色追加発注済みwww
引き出しを増やす為にもこいつも使いこなしたいと思ってる。

アクション強度:☆☆ 4:6 動き自体はウルトラベスパ系ではなくトーナメントベスパ系のようだが、
リトリーブ中、斜め上から見るとテールマーカーがほとんど見えない様子から、かなりローリング寄りのような感じである。

カラー傾向 : かつてはウルトラベスパと同じようなカラーリングだったが、現行カラーはトーナメントベスパと同じような感じになっている。 
テールマーカー入りのカラーが多いので、アピール系のカラーリング主体と思ってよい。


※ まだ持ってないので良く解らないけど、カラーパターンやマイクロベスパの動きから推定。

マイクロベスパSS 

リバーオールドのカンツリスプーンシリーズの最新作。
店頭で売ってるのはまだ見たことない。

マイクロベスパはボトムトレース特化と言うべき代物だったのに対して、こっちは同じ形状のままでサーフェスレンジ攻略を意識したモデル。

1gと言う重量と形状からすると、恐らくトーナメントウルトラベスパと同じようなキャストフィールで同じようなレンジを攻める事が出来ると思う。

カラーリングもトーナメントベスパSSと同じ地味系カラーリング。

これらの事から導き出されるのは、ウルトラベスパに対するトーナメントベスパSSのように、
裏トーナメントウルトラベスパとも言うべきスプーンなのではないかと思われる。

手持ちで近いスプーンとしては、フォレストのクローザーやプリズムデザインのバディとコンセプトは似ていると思う。

あの辺も基本的に爆釣するようなスプーンではないが、厳しい時やここぞと言う処で結果を出す渋いルアーなので、

それと同じようなものであれば、相当使えるはずである。


まだ触ってもいないモデルなので、評価できるような状態ではないです。

ただし、すでに物はリバーオールドさんに発注済み。

月末の釣行には、間に合う予定なので、別途インプレ記事をアップする予定。

射程:

レンジ:

沈降速度:

シルエット:
 
使用頻度:

アクション強度: 


カラー傾向: トーナメントベスパSSとほぼ同じカラーリング。地味系。


各種パラメーターの評価は買って使ってから埋めるのです。

実際に買った人の話だと、ベスパ系にしては大人しいけど、他社の地味系ルアーよりは動くとのこと。




サテライト バイパー




ベスパとは別系統のウィローリーフタイプの長細スプーン。

動きもどちらかと言うとウォブリング主体ではあるのだけれども、スプーンらしからぬグネグネとした生き物ライクな動きをする。

工夫次第でスプーンと言う無機質な鉄片に、命を与える事も…出来るかもしれないよ?

フォレストマーシャルと同系統っちゃ同系統なんだけど、あそこまでウォブリング特化じゃないし、
もっと…こう、スローリーな感じで生々しい動きをする。

比較的大きいため、カンツリでは実績はほとんどないが、
ハス釣り用ではこちらも良く使うスプーンとなっている。
(写真のはハス用で頻繁に使用するカラー。カンツリ用ではゼブラ系なんかを使う)

安定性ではベスパに及ばないが、独特なフォーリングアクションとその動きの良さで、単純な集魚力では、こちらの方が上のようである。
(ちなみに、ハスは長っ細いルアーが好みと言う傾向があるので、この手のウィローリーフ系の方が強い。)

使用するシチェーションとしては、流れが強くない開けた場所や射程距離が欲しい時などに使用。
あとは魚の居場所を探るサーチベイト用としては、かなり優秀。
(ハス釣りでは、HITせずとも反応してルアーに向かって動いた時点でそれと解るので、寄せとか囮と言う意味)

ちなみに、このバイパーシリーズは近年、レビン、ファングと言った二つ名を持つ大型重量級派生モデルが多数導入され、さっそくあちこちのネィティブフィールドで戦果報告が届いているらしい。
確かにバイパーの大型版なら、釣れるだろう。

…これのダウンサイジング版で、2g台のでも出せばカンツリ用として面白いルアーになるかもしれない。


サテライトトゥーピドー



リバーオールド製スピナー。

まぁ、スピナー自体ほとんど売ってるのを見ない程度には廃れてしまったので、これを売ってるようなショップはほぼないのが現状。

なので、見たことない人も多いと思う。

スピナーは往年のルースターテールやブレットン、セルタと言ったオールドルアーがほぼ完成形と言われている。

実際問題、これらを超えるようなスピナーを作るのはなかなか難しいようで、たまに新製品として出ては数年で消えていくスピナーが多い中、長年販売されていて重量増の派生モデルなども出ているようなので、割と健闘している方だと思う。

泳層が深めで、リアクションでしか釣れないような時に使う事で、そこそこの実績がある。

どっちかと言うと…実は冬場に実績が多い。

春から秋は表層主体だから、トゥーピドーの泳層だとちょいと厳しい。
実際のところ、ルースターとかだと、スローでも50㎝くらいのレンジをキープできるんだけど、トゥーピドーだとちょっとスローに引くと1m以上まで潜ってしまうので、速引きで浮かすようにしななければまともに釣れない。

なので、レンジが深く、リアクションで釣れる冬がもっとも適していると言う事になる。

ただ、ネィティブフィールドのように流れがあると話は全く別で、根がかり回避能力も高く、アップ、ダウン共にそつなくこなし、安定性も高くはっきり言ってスピナーとしてはかなり優秀。

…要するにネィティブフィールド向けなんだよな。カラーリングもそんな感じだし。

なんかしらんけど、やたら買い込んでいて、写真の9個以外にもダブりが5個くらいあった。
どうしてこんな事に…?(´・ω・`)


と言う訳で、ウルトラベスパ系、トーナメントウルトラべスパ系、とご紹介させていただいた上での今回の第三弾。

どちらかと言うと、カンツリ用途以外で使うスプーンが多いので、お役立ち情報になっているかどうか微妙です。

ちなみに、マイクロベスパ系はSS未購入、無印はほぼ使わずと言う状態なので、あまり参考にはなりません。

どちらも近いうちにまとめ買いの予定なので、数を揃えて実釣後に改めてインプレ記事を書くつもりです。


まぁ、これは一か月くらいは先になると思うので、次のお題は…。

ベスパ以外のカンツリスプーン特集!! の予定です。

紹介予定のスプーンは俺のワレットに残ってたベスパ系以外のものと言う事で、10種類以上は軽くありますが、
どれも古くなってしまったので、現行で生き延びているのは半分にも満たないです。

懐かしいものや伝説級のスプーンもあるかもしれません。

ちなみに、具体名を挙げると

フォレスト : マーシャル  クローザー  MC メビウス
プリズムデザイン : プリズムリーフ  バディ
ムカイ : ルーパー
イマージュ : エリアピクシー
アルフレッド : アルフスプーン(当時はアルフレッドとだけ呼ばれてたけど、今はこの名前らしい。)
ダイワ : チヌークS
ルーハージェンセン : スーパーデューパー
ナッソ : G-1アバロン
ケンクラフト : リーフ

ワレットに入ってたスプーンとしてはこんなにあった。
他にもダイワプレッソ系スプーンもあったはずなんだけど、行方不明。(´・ω・`)

こうしてみると、割と一級品のスプーンばかり、使ってたんだなぁ…。


それなりにっ! 乞うご期待www

前回記事 ベスパについて語る その4

前々回記事 ベスパについて語る その3  続きを読む

Posted by ふりスキー at 03:06Comments(0)ルアー

2015年02月21日

リバーオールド ベスパについて語る その4

こんにちわ。
前回の記事から一週間も経っていませんが、
元々長々と書いてあったのを修正しつつ、アップロードしていってます。

今回は、

「ベスパについて語る その4」



と言う事で…引き続き、今回は小型系ベスパ 3 系統と、前回うっかり忘れてたウルトラベスパ 2 までをご紹介します。

トーナメントウルトラベスパ(TUベスパ)  



トップレンジでは右に出るものなしと言ってよいほど強力なマイクロスプーン。

トラウトが最もよく反応する水面直下スローリトリーブをやるには最適なルアー。

あまり飛ばす必要がない小規模ポンド、リバータイプではほぼコイツの独壇場。

沈めようとしても、普通に巻いていると勝手に浮き上がってくるような有様なので、HITレンジが深い時は素直に選手交代が吉。

ラインを細くして、ラインの垂らしを流して、低弾道気味でキャストすると小型の癖にかなり飛ぶが、
コツがあるので、慣れが必要。

カタログスペック

重量 : 1.2g

長さ : 21mm

幅 : 8mm

使用感

射程 : ☆☆ 約15m-20m 小規模ポンドやリバー系では必要十分な射程。
大規模ポンドだとさすがにこれでは厳しいので、しゃがんだり、人の少ないところに陣取るとか、それなりの工夫がいる。

レンジ : ☆☆ 水面直下10-50㎝ ルアーが見えなくなるまで沈めて使う方が難しいので、基本的にサイト&表層専用と思ってよい。

沈降速度 : ☆☆ スプーンなので、カウントダウンで沈めればそれなりに沈むが、普通に巻いているだけでいつのまにか浮いてくるので、沈める意味があまりない。 

シルエット : ☆☆  小型だが、動きが派手目なので水中でのシルエットはそこまで小さくない。

アクション強度 : ☆☆☆☆
ウォブリング 6、ローリング 4 

深いカップ形状と薄く幅広のボディにより、重さの割にかなり良く動くよう設計されている。 動きの傾向はウルトラベスパそっくりで、名前通り縮小版と言う言葉に偽りなし。

もっとも、小さいだけに水押しはウルトラベスパほどではないので、手元にルアーの動きが伝わるほどではない。

カラー傾向 : やや派手目なカラーが多い。オリーブやブラウンなどでもレッドテールやオレンジテールでアピール力を増す工夫が凝らされおり、
テールカラーはサイトの際にもマーカーとして有効と、表層で使う上で非常に考えられたカラーリングとなっている。

ちなみに、ワレットにやたら数があるのは、エースカラーの予備を常に使えるようにしている為と、微妙なカラーチェンジが何度か行われたせい。


使用頻度 : ☆☆☆☆☆ 当人が比較的、小規模ポンドやリバータイプを好むので、使用頻度は使わない時の方が珍しい程度には良く使う。
はっきり言って主力。

使用シチェーション : 夏場、小規模ポンド、リバータイプ、クリアーウォーター向け。


トーナメントウルトラベスパ SS



ベスパラインナップ中、最小、最軽量の表層特化スプーン。

射程が短く風にも弱く、沈める事はほぼ不可能…と、極めて限定的な状況でしか使えないが、
状況にハマれば、無類の強さを発揮するえらくトンがったスプーン。

トーナメントウルトラベスパの名前は付いているが、
「限りなく水面」のゼロレンジを攻める事だけに特化されているので、汎用性はない。

そもそも他の用途に使おうとすることが間違っている。

また独特のハーフサイドエッジ塗装はかなり目立つように見えるが、
実際はサイト用のマーカーのようなもので、魚からはあまり見えないようにできているらしい。

サイトフィッシングの愛好家としては、このマーカーで正確にスプーンを追う事が出来るので、非常に使いやすいと思う。

個人的には、ポスト フラットフィッシュの感あり。

カタログスペック

重量 : 0.7g

長さ : 21mm

幅 : 8mm


射程 : ☆ 約10m 追い風なら15m位は飛ぶが、向かい風だとUターンして戻ってくる事も…。 

レンジ : ☆ 水面直下10㎝以浅特化。 ギリギリ水面から飛び出さないくらいのラインを攻略可能。

沈めて使うと言っても、せいぜい30㎝程度まででそれ以上は潜らない。

沈降速度 : ☆ スプーンなので、当然カウントダウンで沈める事も出来なくもないが…無理にこれ沈めるくらいなら、素直に他使った方がいいかも。

シルエット : ☆☆☆ 動き自体は割と派手目な為、意外と目立つ。

アクション : ☆☆☆☆
ウォブリング 6、ローリング 4 

トーナメントウルトラベスパの派生種なので、基本的な動きは同じ。
重量バランスを若干いじっているようで、薄い割にはあまり暴れない。

カラー傾向 : 基本的に目立つカラーリングが主力。ハーフエッジ塗装はサイト時のマーカーと思っていいので、あまり気にしない事。

使用頻度 : ☆☆☆ 夏場は、サイトが有効なところに良く行くので必然的に使用頻度が上がるが、使えない状況も多々あるので、使うときは使う程度。

使用シチェーション : 夏場、ライズ有、表層バイト集中時など。 
これでしか釣れないと言う事があるので、特に夏場は必須となる。

また、風が強い日はラインが風にあおられて、キャストもコントロールもままならないので、素直に諦めてください。


トーナメントウルトラベスパ 2 



トーナメントウルトラベスパの肉厚版重量級バージョン。

たかが、0.3g増のはずだが、重量バランスが改善されているらしく2g級のスプーン並の飛距離を誇る。

トーナメントウルトラベスパでは対応できない、長距離、中層、深層に対応するスプーン。


カタログスペック

重量 : 1.5 g

長さ : 21mm

幅 : 8mm

射程 : ☆☆☆ 約20m トーナメントベスパSSと同じくらいの飛距離は出る。

レンジ : ☆☆☆ 50㎝~1mくらいは沈められる。
2g級のスプーンと同等くらいと思っとけばいい。

沈降速度 : ☆☆☆☆ クリアーポンドでカウントダウンした感じだと、ウルトラベスパと同じ程度。ただし、沈降速度はやや早め。

シルエット : ☆☆ 動き自体はトーナメントウルトラベスパと同じだが、やや静か目。

アクション : ☆☆☆
ウォブリング 6、ローリング 4 

トーナメントウルトラベスパの派生種なので、基本的な動きは同じ。
重量バランスが違うようで、少し大人しい。

カラー傾向 : 系統としては、カンツリカラー中心。
ベスパ系で初めて、梨地の非光沢カラーを採用。

使用頻度 : ☆☆ トーナメントベスパSSだとシルエットが大きすぎるような場合やスレ切って後がないような時に初めて出番が来るので、使用頻度はかなり低い。

使用シチェーション : 晴天時のスーパークリア系で有効。 超タフコン。 何をやってもダメなときに使う。

水深のあるリバータイプだと、魚が潜る傾向があるので、意外と役に立つ。
今は無くなったが、足柄CAのリバーエリアでこのルアーでしか釣れないと言う事があった。

ウルトラベスパ 2 



ウルトラベスパの改良版…ではなく、肉厚版、重量級バージョン。

ウルトラベスパのアクションを維持したまま、かつ飛距離や風の強い日にも使える事を目指したスプーン。

実際、重量バランスも改善されているようで、トーナメントベスパ並みにロングレンジを狙える。

どちらかと言うと、汎用性を犠牲にして、ロングレンジで勝負することを想定しているようだ。


スローに巻くと割と際限なく潜るようで、デッドスローでHITさせると、魚が全然上がってこない事が多々ある。

遠距離の表層を狙う場合は、それなりにリトリーブ速度を早くしたり、ロッドを立てるなど工夫が必要。



カタログ記載値

重量 : 2.8g

長さ : 28mm

幅 : 11mm


射程 : ☆☆☆☆☆ 約25-30m お寺の一号池でハーフライン越え楽勝です。 

レンジ : ☆☆☆ 50㎝~2mくらいは沈められるようだ。 

沈降速度 : ☆☆☆☆ 沈降速度はやや早めだが、なかなか良い平打ちアクションをする。
遠距離でライズ発見→キャスト→フォーリングでしばらく待つと高確率でHITする。

シルエット : ☆☆☆☆ ウルトラベスパと同等の動きをする。

アクション : ☆☆☆☆
ウォブリング 6、ローリング 4 
アクション自体はやや強めだが、30m近く飛ばすとナイロンラインではアタリはほとんど伝わってこないので、
ウルトラベスパのようにルアーの動きの変化でアタリを取る様な真似は出来ない。

カラー傾向 : 系統としては、カンツリカラーとサイドエッジ系、チャート系、メタリック系とバリエーションは豊富。
良く使って実績も豊富なのはカンツリカラー系だが、遠距離ライズうちでは派手系の方が実績ある。
またディープ狙いでも派手系が有利。

使用頻度 : ☆☆ 小規模ポンドやリバータイプでは、ウルトラベスパ2のロングレンジ性能は持て余すことも多くあまり使用していない。
お寺では、このロングレンジ性能のおかげで沖のライズ打でいい結果を出せているので、個人的には割とお気に入り。

使用シチェーション : 大規模ポンド、沖合に魚が集中してライズしまくっているような状況。 夏の暑い日の夕暮れ時に使って爆釣したり、小規模ポンドでも沈めきって、底を引きずりまくっていて釣れたと言う事もある。
状況にハマれば、これしかないと言うくらいに強みを発揮するタイプ。


さてさて。
これにて、我が主力部隊の紹介は終了。

次は、オリジナルベスパ、マイクロベスパ、トゥーピドー、バイパーと言った主力からは外れるが、
ハス狙いや時々使う程度のルアー紹介をまとめたいと思います。

そのあとは、比較と言う事でフォレストやプリズムデザインのスプーンも紹介したいなぁと思ってます。

それでは乞うご期待っ!!


前回記事
リバーオールド ベスパについて語る その3

次回記事
リバーオールド ベスパについて語る その5

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Posted by ふりスキー at 01:55Comments(0)ルアー

2015年02月17日

リバーオールド ベスパについて語る その3

やぁ、こんばんわ。

今月はちょっと先立つモノの関係で釣りは自重せざるを得ないので、
以前から、少しづつまとめてたヲレ的カンツリのスプーン戦略について、まとめてみようと思う。

その前に、当ブログのタイトルでもあるリバーオールド ベスパとそのラインナップについて詳細を改めてまとめてみた。
まぁ、以前掲載した「ベスパについて語る」の第三弾ってとこです。


注 : これらの紹介文は基本的に、長年使い込んだうえでの実績と経験に基づく個人的な感想なので、
フィールドやタックルによっては、全くあてにならない情報の可能性もあるので、その点留意の上で御一読お願いします。


今回は少し記事が長くなるので、種別で何度かに分けて掲載します。


本日は、我が主力スプーンの一角、思い入れもたっぷりある名品
ウルトラベスパシリーズから行ってみましょう。

ウルトラベスパ



15年以上前から使われ続けているベスパシリーズの代名詞のようなスプーン。
過去には、幾多ものトーナメンターがこのスプーンを使い勝利を手中に収めたと言う伝説を持つ。

未だに最新スプーンにも劣らないような釣果を叩きだすことも珍しくない。

特徴として、一言でいえば、汎用性が非常に高く
様々な状況やフィールドに対応する、万能型スプーン。

デッドスローでも、早巻でも、破綻することなく泳ぎ続け、
カウントダウン次第で、表層から底層まで自在に攻める事が出来る。

また、グラスロッドですらルアーの動きの手ごたえが解るほど良く動くので、使っているタックルで、最適なリトリーブ速度を感覚的に理解したり、ルアーの動きが変化することで、前アタリやラインにも出ないようなアタリを取ることができると言った他にはないアドバンテージがある。
(サイトで使ってみていると、魚がチェイスしてくると魚による水押しが発生して、一瞬フラリと動きが変わって、その瞬間に食いついてくることが多い。)

前述したように汎用性が高く、非常に使いやすいスプーンなので、
カンツリ初心者には、ぜひ使ってみる事をお勧めしたい。

欠点としては、風の影響を受けやすいフォルムの為、風が強いと流されてコントロールが難しくなる事と、爆発力がある分、スレるのが速く。その動きの派手さが逆効果となってしまう場合がある事。

だが、いずれの場合もフォローするルアーが別にあるので、あまり問題にならない。

カタログ記載値

重量 : 2.2g

長さ : 28mm

幅 : 11mm

使用感

射程 : ☆☆☆   約20-25m 大抵のところで十分だと感じる程度には飛ぶ。

レンジ : ☆☆☆  水面直下30㎝ - 1m トップレンジからミドルレンジまで、ロッド角度で結構調整が効くので守備範囲は広い。

沈降速度 : ☆☆☆ 2g台のスプーンでは比較的沈むのが遅く、ゆっくりとヒラを打ちながら沈んでいく為、フォーリング中にHITすることが良くある。

シルエット : ☆☆☆☆  重さの割に意外とシルエットは大きい。動きも派手なので水中ではかなり目立つ。 

アクション強度 : ☆☆☆☆☆ 
(ウォブリング 6 : ローリング 4 )

いわゆるウォブロール系スプーンで
アクションはかなり激しくロッドの動きや手ごたえでルアーの動きが解るほど。

ちなみに、知ってる限りで同じ程度に強い泳ぎをするスプーンは、今は亡きプリズムリーフくらいしか思いつかない。

カラー傾向 : 割と派手めなカラーリングが多い。
メタリック系やチャート、グローカラーなどバラエティ豊かなラインナップで、全25色と最多。
最近ブラウンレッドテールなどトーナメントベスパの主力カラーもラインナップに入ってきた。

特に赤金は放流魚キラーとしては、ほぼ最強を誇る為、絶対に外せないカラーのひとつ。


使用頻度 : ☆☆☆☆ 名実ともに主力スプーン…だったが、小規模ポンドへの釣行が多くなってきているのと、2g級スプーンでは厳しい状況が増えて来たので、エースの座はTUベスパに奪われつつある。

使用シチェーション : パイロットルアー、朝一及び放流直後、中~大規模ポンド、初見のポンドやブランク明けでもまずはコイツで様子見しつつ、感覚を取り戻すってのがセオリーになってる。


トーナメントベスパ 



ウルトラベスパを上回る射程と沈みやすい形状から、大規模ポンドなどで有効。

空気抵抗を受けにくいフォルムの為、風の強い日でも風に流されにくく、向かい風ですらほとんど影響を受けないので、正確なキャストが求められる時などは、断然Tベスパの方がやりやすい。

動きもウルトラベスパより静かな為、スレて来た時にも有効。
爆発力ではウルトラベスパに劣るが、持続性ではこちらの方が良好。

かなり強めの流れでも動きが破たんしない為、リバータイプで遠距離を狙う場合や流れ込みを直接狙う場合などにも重宝する。

スプーンとしては、たぶんこっちの方が正統派。

カタログ記載値

重量 : 2.4g

長さ : 27mm

幅 : 9mm

使用感

射程 : ☆☆☆☆☆ 約25-30m 重量バランスが良く、飛翔速度も速いため、遠距離の目標ポイントへ正確にキャストする場合、非常にやりやすい。

レンジ : ☆☆☆☆ 
基本的には、1m前後が最適な泳層になるが、カウントダウンで沈めておけば、よほどの早巻をしない限りは浮いてこないので、かなり深めも狙える。
これもレンジが幅広いと言えるだろう。
ただし、これで表層狙うのは結構無理がある。

沈降速度 : ☆☆☆☆ 比較的沈み易く、割と早くに底まで沈んでしまうが、その分ディープ狙いでもテンポの速い釣りが可能となると言うメリットがある。

シルエット : ☆☆☆  シルエット自体は、動きが静かな事もあって、ウルトラベスパより小さい。

使用頻度 : ☆☆  そもそも、あまりディープを狙わないので出番は少ないが、思い出したように使うと思わぬ戦果を持ち帰るので、なかなかどうしていい仕事をしてくれる。

アクション強度 : ☆☆☆   ウォブリング 5 : ローリング 5 

ウルトラベスパと比較すると、左右のブレ幅が小さく、引き重りも軽いため、動き自体はややおとなしい。
アクションの系統としてはローリングとウォブリングが半々程度。

カラー傾向 : トーナメントウルトラベスパと同時期に販売されたため、ほぼ同様のカラーとなっている。
比較的派手め中心で、渓流を意識した光物系カラーも多数あり、ネィティブフィールドでの使用も想定しているようだ。      
最近、トーナメントベスパSS同様、地味ベースのハーフ塗装がラインナップされ、カラー総数25色とウルトラベスパに並んだ。

使用シチェーション : 大規模ポンド、強風下、表層に魚がいない場合や中層より深い場所でのHITが目立つ場合など。
ネィティブフィールドでも使える程度のロングディスタンス性能があるので、ネィティブフィールドでも使ってみるのも悪くないだろう。

トーナメントベスパSS 



トーナメントベスパを薄くした表層用スプーン。

トーナメントベスパが苦手な表層をカバーする為のスプーン…と思いきや、
実際は Tベスパ系の地味めの動きとタフコン対応のカラーリングがそろっている事からタフコンに強く、ウルトラベスパが最も強いレンジを同じような感覚で攻める事が出来る事から、ウルトラベスパと組み合わせて使う事の方が多い。

射程はウルトラベスパよりも少し短いが、とにかく投げた時の感触がウルトラベスパとそっくりなので、ルアーチェンジ後同じような感覚で投げても、狙いをオーバー or ショートすることが少なくかなり使いやすい。

カタログ記載値

重量 : 1.8g

長さ : 27mm

幅 : 9mm

使用感

射程 :  ☆☆☆  約20m 若干飛びは悪いがマイクロスプーンよりはしっかり飛ぶ。

レンジ : ☆☆☆ 50cm前後が最適のようだが、ウルトラベスパと同じ感覚で同じレンジを狙う事が可能。 

沈降速度 : ☆☆☆  沈降速度もウルトラベスパとほとんど変わりないので、カウントダウンの秒数もほぼ同じ。 

シルエット : ☆☆☆ ウルトラベスパより小さいので、後詰としてはむしろ最適。

使用頻度 : ☆☆☆☆ ウルトラベスパと二段構えで使う事が多いので、意外に出番は多い。

アクション強度 : L ☆☆☆☆ R  
ウォブリング 5 : ローリング 5
アクション自体はトーナメントベスパと同じ。
ただし、薄い分動きも軽く、より激しく動くようだ。

カラー傾向 : 所謂カンツリカラー中心ラインナップ、以前は冬季用のパステルカラーもあったが、新型では地味ベースの派手めハーフカラーの新カラーと入れ替わった。

旧型では光沢ベースの塗装だったが、梨地の非光沢ベースとなって、ますます地味になった!(ほめ言葉)

使用シチェーション : スレ気味、ウルトラベスパやトーナメントベスパで釣れなくなった時など。
TUベスパに魚が慣れて来た時などに使用する事で、目先を変える事が出来る為、小規模ポンドなどでも良く使う。

要するに抑えの要と言う重要なポジションを占めるスプーン。


さて、今回はここまでとします。

次回、その4は小型のトーナメントウルトラベスパを予定しています。

それではまた!!


次回記事
リバーオールド ベスパについて語る その4
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Posted by ふりスキー at 01:14Comments(0)ルアー

2013年05月28日

HMKL Zagger 50 F1 

|д゚)チラッ

|д゚)ノ

こんばんわ、ふりスキーだぞ。

今日は甲州街道沿いのフィッシャーマン改めキャスティングに寄り道して、プラグを買ってきたのだねっ。

ちなみに、甲州街道をロードで突っ走るのはなかなかスリリングなんだけど、会社から5kmくらいなんで、なかなかいいとこにある。

足柄CUPで割とみなさん口をそろえて、強いと言ってた例のヤツ。
一日経ったらすっかり忘れて、ザ…ザ、ザイオンだがザッカルだかだったようなジッガーだっけ?
…なんて、有様だったけど。

HMKLじゃないかーっ!



色々迷った末、3色がっつり買いましたw

色は鉄板クリアーとイエロー&ペレットと言う俺にしては、常識的なカラーチョイス。



俺のゴーストは「いや…マジでこの色で決まりっしょ? いいじゃん! いいじゃん!」とか、ダメなささやきを繰り返してましたが。

「おめーさぁ…その手の色のプラグ買って、なんか釣れた試しあんのかよ? ああッ?!」と言うもう一人のゴーストの冷たいツッコミに負けて、普通のチョイスにしましたw
(注:ゴーストとは? 某攻殻機動隊に登場する魂の根源的な何かな感じの概念である!
 用例:「お、お、俺のゴ、ゴーストがあぁっ! さ、ささやくんだよぉおおっ!」 「震えるぜゴースト、燃え尽きるほどヒートッ!」→ちがぅw)

まぁ、色は鉄板なカラーばっかなんで、今んとこは追加はなくともいい。

しっかし、プラグは高いねぇ。
スプーンなら、一個分の値段で3本は買えるし。

まぁ、昔に比べるとロストが減ったから、多少高くても構わんかなぁ…って気はする。

釣れるかどうかについては、見てて思い知ったわw

それにHMKLって言えば、昔から名門中の名門ルアーのひとつ。

これは釣れる。間違いなくっ!

ちなみに、使い方説明をみると…。
巻いて、止めて、フヨヨヨーと浮いてきたとこにHITがあるって…。

元祖シケイダーとジョインテッドラパラで俺が使ってた裏メソッドじゃん…これ。

浅川国際みたいなクリアーポンドでスプーンタフッた時はこれで拾ってくって戦法、実は最終メソッドで、釣れなくなってもう一匹って時にやると大抵釣れた。

さすがに、年々通じなくなっていって、スプーン特化スタイルになってから、とーんとご無沙汰。

アレに特化したルアーとくれば、釣れない訳がない。
まずは、この三色から初めて、こいつをサブアームの一角として、熟練するとしようか。


それと、キャスティングでパームスのERGS-58XULの実物に触れた♪

やっぱり、6ftアンダーのショートロッドはいいかもしんない!

今の主兵装、ERSS-63ULは、実はオールラウンダーよりのロッドで、長い分感度や取り回し、フッキングの伝達速度が犠牲になっていて、やや使いづらい点があるのだけど、個人的にはカーボンは潔くチューブラーの方がいいと思う。

どうせ、乗せ性能やバラさない性能はグラスが最強なんだしw

やっぱり、複数ロッド持つなら汎用性より、尖がった性能の方がいいと思う。
ERSS-63ULは、逆にオールラウンダーな特性を生かせるから、バックアップや遠投用タックルにするには最適なんじゃまいか?

ちなみに、リールも見たけど。
ダイワのイージスってやつ、あれヤバいw

ちょーっと、見た目がどストライクで、超欲しくなってしまったw

これとFS56Jを組み合わせる。
最新の赤いリールと飴色オールドグラスロッドの組み合わせ。

やべぇ…カッコいいw
値段も19600円とかなってたから、俺買える圏内じゃん。
むぅ…増やすんだったら、シマノかなと思ってたけど、これは心惹かれる。

誰か使ってる人いたら、使い心地教えてくださいましw


それでは、夜も更けてまいりました。

コメント返信やったら、JET Stream 聞きながら寝ようかw
  

Posted by ふりスキー at 00:18Comments(1)ルアー

2013年05月11日

第138回フィッシュオン王禅寺 ベスパトーナメント!!

|д゚)チラッ

( `ー´)ノ 俺だよ! 俺っ!


いう訳で、突発イベント!

「第138回ベスパトーナメント」
に参加してきたのだぜよ!

ルールは明確ッ!
リバーオールドのスプーンだけを使って、3時間以内に誰よりも多くの鱒を釣った者が優勝ッ!

開催地 : フィッシュオン王禅寺

主催者 : 俺ッ!

参加者 : 俺ッ!

協賛(してくれるとイイな(願望)) : リバーオールド

そして、優勝するのはッ!
このっ! 俺だァアアアアアアッ!

(*´Д`)ゼィゼィ

まさに、俺得。
俺による俺の為の俺だけのイベントであるッ!
(`・ω・´)キリッ




( ゜д゜)ポカーン
↑ うん…まぁ、このページいきなり開いた人はこんな感じだと思うな。

うん、まぁ…要するに、いつも通りですwww

強いて言えば、釣れないからって、「デカベスプ」とか「鱒の華」とか無し。
今日はトコトン、ベスパで行くってそれだけw

言ってしまえば「ひとりトーナメントごっこ」だw

時間制限でカンツリ行って、ダラダラやるのもなんだから、トーナメンターになった気持ちで、数釣りを楽しむ。
ハイネマンを仮想ライバルにして、こっそり自分の中でやってたりしたw

当然、奴は知らんw


なんか138回とか回数つけてるけど、適当な数付けただけだから、そんなに釣り行ってる訳…あるなぁ。
正確な回数とかわかんないけどさ。
カンツリ月0-2回とかでも、10年以上やってりゃ100回は超えてるよww
注ぎ込んだお金とか…もう考えるの止めようw



そんな訳で、「フィッシュオン王禅寺」

いつの間にか経営が東電から、タックルベリーへ鞍替え。
なんか、TBフィッシュオン王禅寺店なんてのが、併設されてるしっ!ww

だがしかし、タックルベリーにベスパは置いて無いので、用はない。(`・ω・´)キリッ

ちゃっちゃとチケット買って、現場へGO!

雨だけど、そんなものは気にしないッ!
この為のフルモンベル防水装備だからな! (注:雨装備一式ウン万円w モンベル信者なので、自転車装備もモンベル揃えw)

つか、昔は雨だろうがカンツリの入口に行列が…というのが普通だったのだけど、最近の釣り師は根性ないのか、今日はおっそろしくガラッガラ。 なんと1号池に10人もいない。

ちなみに、混んでたら足柄CAまで遠征の予定だったけど、混んでるどころかスッカスカだったから、お寺でいーじゃんってなったw



今日のタックル:
Egeria AREA PERFORMANCE ERSS-63UL & レアニウムCI4 1000S

いつものフェンウィック FS56J が理想的なんだけど。

とかく、雨の日に厄介なのは、ラインがロッドに絡む事。
それに、お寺は飛距離が必要なので、Kガイド&ロングロッドのこいつにした。

なにより、今日の俺は(気持ちだけ)トーナメンター。
トーナメンターはレギュレーションの中、数を釣って、勝ってなんぼ。
その為には、ベストを尽くすのが当たり前っ!

高まれっ! 俺の小宇宙(コスモ)ッ!
( `_ゝ´)フォオオオオオオ!


 

いや、マジで、ガラッガラなんだけどさw
とりあえず、いつものとこへ。

お寺の一号池では、いつも島を目標にルアーを投げれるとこをキープする。
意外と島回りでヒットするし、目標物ないとやりづらいのよね。



セオリー通り、パイロットルアーはウルトラベスパのジンジャー。

一投目、スカッ!
二投目、ヒット! で、釣れたのは…ブラウン。

あれぇえ?

実は、初っ端イロモノ釣れるのって、結構困る。
なにせ、「イロモノ釣れる=なんか外してる」だから。

でもまぁ、続いてウルトラベスパを投げ続けると、それなりに反応ある。
でも、アタリが渋い。
やっぱ、なんか違うっぽい。



続いて、トーナメントベスパのダークオリーブチャートテール。

これはガツンと乗ったイイHIT!

うん、これはアタリカラーのアタリ。
アタリカラーだと、やっぱ乗り方が違うのですよ。



この時点で、アタリカラーの傾向が見えた。
今日は、緑の日w

ただ、アタリのあるゾーンが遠いし、レンジが良く解らん。
着水直後にHITしたし、この距離だとトーナメントベスパかウルトラベスパ2の距離。
しんどくねーか? これ。



ベスパオリジンで背がかり、しかもデカイ岩魚w
根がかりかと思うくらい引いたけど、これはノーカン。



まぁ、今日スッカスカだから、河岸変えたw
一号池、アウトレット脇。
俺定番ポイントその2w

緑系で表層臭いんで、トーナメンベスパSSのオリーブで一撃ッ!



続いて、もう一匹! 今度はウルトラベスパのオリーブ。

ちなみに、アタリだけはワンキャスト1HITくらいで来るけど、なかなか乗らない。

でも、乗らないだけで、しっかり魚は反応してるから、アタリカラーはオリーブ系で決まりや。

ふふん。
今日のアタリパターンみっけw 今日はもうイタダキですw

ちなみに、ここまでリバーオールド以外のルアー全く使わず。
つーか、いつも通りのことをいつものようにやってるだけ。

本当に、ベスパ縛りトーナメントとかやったら、俺強いぜーw



アタリパターン見切ったら、余裕出て来たので、ちょっとお散歩。

二号池…無人?!

ベスパオリジンフルキャストしたら、池の真ん中超えたww

でも、釣れない。
ライズ少ないし、サギもいない。

誰もいない=放流もサボってんじゃね?( *´艸`)



三号池、今はサブロー池とか言うらしい。
やっぱ、誰もいないし、ライズは少しはあるけど釣れない。

試しにデカベスプ投げてみたけど、反応なし。

ちなみに、4号池はなぜかゴロー池。
ゴロー池には一人だけいたけど、微妙な釣れっぷり。

こっちもベスパファミリー総投入したけど、スカw



ここで雨中のコーヒーブレイクw
時間は、13時半。
始めてから、一時間半が経過してちょうどハーフタイム。

雨はいよいよ土砂降りで、屋根無いからタバコもシケモクどころじゃない有様だけど、気にも留めないw
スマフォもカメラも俺も完全防水。

冬の雨は心折れるけど、春の雨は装備がしっかりしてれば、なんてことない。

俺中作戦会議開催w

サギも人もイチロー池に集中してたから、当然経営もイチロー池に集中放流してるとみていいだろう。
他はどこもかしこも微妙だから、この際貸切状態だろうが、無視w

今のところ、イチロー池が一番良くて、アタリカラーも明確に解ってる。

だったら、戻って残りの時間すべて使って、一気に数を稼ぐのが得策!



他であれだけ、さっぱりだったのに元のイチローアウトレット前に戻って、トーナメントウルトラベスパのオリーブ投げたら、ガツガツ来る。

でも乗らない。

フックのせいかと思ったけど、フック変えても同じ。

乗らない理由は、こいつがHITした時にわかった。
ものすげー勢いで食い上げてくるから、合わせのタイミングがめちゃくちゃシビア。

みょーに軽いと思って、あわせたら魚が付いてる感じ。

アタリが来てから、あわせても遅い。



食い上げてくる=レンジが浅すぎる

ならば、ちょっとレンジを下げればOK

そういう訳で、投入したのはトーナメントウルトラベスパ2。

より遠く、より深いレンジを狙う為のまさに、こういう時のためのスプーン。

案の定、いわゆるアタリHITで一撃必殺。



さぁ、始まるザマスヨ。



ベスパシリーズの真骨頂、当たった時の爆発力。



投げれば、HIT。



ワンキャスト2HITとかも当たり前w

一回、外してももう一回来るのが2HIT。



さすがに、ちょっと、反応悪くなったかな。

黒にカラーチェンジしても、やっぱり一撃。

どうも、レンジがトーナメントウルトラベスパ2でジャストミートしてるらしい。

写真見てもらえばわかるけど、前半と違って、フッキングが上あごにガッツリ入ってる。
こういうフッキングするとまずバレないし、外してるとこういうフッキングはしない。

つまり、このパターンが今回のアタリパターンだと証明してるのだよ。

ちなみに、トーナメントウルトラベスパ2は、小粒の癖に結構飛ぶし、レンジの操作もやりやすいし、独特のマット塗装で、足柄CAのどクリアウォーターとかでも重宝する。
地味だけど、俺的には重要戦力!



せっかくなので、トーナメントウルトラベスパSSとかも使ったけど、例によって食い上げショートバイトで当たっても取れないパターン。

なもんで、結局、ラスト10分はトーナメントウルトラベスパ2のオリーブ一本に絞る。



はい、そっこーGETw

デジカメのタイムスタンプ見ると、すごいときは二分ごとに別の魚を映してて、編集してて笑ったww



「ヨシきたッ!」

イイアタリで取れると、出る俺定番の独り言w



「これでラストだァアアアッツ!」



( `_ゝ´)フォオオオオオオ!
怒涛の11連HIT。


これが、それまで手に入れたカードをすべて投入した結果得られた鬼の爆釣モード。

この爆釣は偶然でもなんでもない。

必然の結果だ。

特にラストの4匹は、

たった10分間の間の釣果!

これが珍しくもなんともないと言うのが、俺的カンツリ釣行w
パターン取れると、毎回一回くらいはこんな調子の爆釣モードに入る。

…俺、このまま一生ベスパ使いでいいやw


今日の釣果 :
ニジマス X 15
ブラウン X  1


スレノーカン :
尺岩魚 X 1 


本日の第138回フィッシュオン王禅寺 ベスパトーナメント、栄えある優勝者はッ!
このっ! 俺だァアアアアアアッ!

…またかよww  

Posted by ふりスキー at 20:21Comments(3)ルアー

2013年04月10日

お知らせ!

リバーオールドの「店長のひとこと!」3/21日付で、
な、なんとっ! 当ブログが紹介されました!




うっわー! 自他ともに認めるベスパファンとしては、これマジうれしいわー。
ちなみに、リンクの張られた記事はベスパの使い分けやモデル別の泳層を図解してる記事です。

ベスパについて語る 2
http://mitfact.naturum.ne.jp/e1088797.html

つまり、本家リバーオールドさんのお墨付きをもらえたってことです!

最初、何気なくクリックしたら、自分のページが出てきて、
んん~? (操作) 間違ったかなぁ? とか思ってたのは内緒にしときますw


ええ、そりゃあもちろん。
他のスプーンに浮気なんかせず、
今後もベスパにこだわっていきますよ!


ああ、なんか半角の前後にスペース入れなきゃいけないとか、これは職業病っ!


つー訳で、今週末の土曜日は釣りです。釣り!
どっこ、いっこうっかなー

2013/04/14
今見たら、リンクが増えてたw

ベスパについて、語る。
http://mitfact.naturum.ne.jp/e1052866.html

これは一番最初のウルトラベスパの紹介ページだなぁ。
これは3を書かなきゃって、プレッシャーがww
(よく見たらタイトルが同じだったので、新しい方に2を付けました。)

  

Posted by ふりスキー at 00:42Comments(4)ルアー

2013年03月16日

スプーンと色の話をしよう!

|д゚) やぁ。


私だ。

本日は、これからカンツリを始めると言うあなたの為の1ページをお送りします。
迷える貴方の為、ささやかな道しるべにならん事を…。
それでは、良い旅を! Bon Voyage!(CV:城 達也(注:90年代のJET STREAMのナレーター、もしくはF1中継でおなじみだったあの人。))

とまぁ、神妙に始まりましたが。
今回は文章のみ。

ちなみに、俺は昔…うん、2000年より前のことねw
東京FMのジェットストリームを聞きながら、寝るという習慣があった。

当時はスマホはもちろん、ネットもなかったから、FM全盛期。
知ってる人は多分知ってるヨw(注:まだやってるらしいww 今度聞こうw)

残念ながら、
城達也氏は1995年2月25日永眠。
我々には、もうその声を聴くことはできません。

あの何とも言えない渋い声で一日の終わりを迎える…今から思い出しても、
アレはいい時間だったなぁ…せめて、氏の冥福を。



とっと、とりあえず。
スプーンと色の話をしようかw

プラグ、スプーンのどちらが有効とかそんなもんは人によるので、割愛するぜよw

ちなみに、俺と釣友ハイネマンの場合。
俺:スプーン派 奴:プラグ派
こんな感じでお互い長年、競り合ってきたが。
どちらが良いかははっきりした結論が未だに出ない。

まぁ、俺がスプーン7:プラグ3位なのに対して、ハイネマン プラグ7:スプーン3くらい。
釣果の差は…結局、調子がいい方のやり方を即パクるんで、なんだかんだでどっこいどっこいだねぇww

ではまず。
カンツリのスプーン一式を揃えろと言われたら。
俺は、何でもいいから、一つのブランドで1g前後と2g前後をそれぞれ10色は揃える。
+αで、3g台が数色くらいはあってもいいな。

最近は、なんだか0.6gとか1gアンダーが大量に出てるけど。
アレ全然飛ばないし、風に弱いし、アピール力も弱い。
そもそもラインを2lbとかのほっそいライン使わないと使いものにならないので、
個人的には、あまりお勧めしない。

2gは最近は流行りじゃないようだけど、黎明期はこれが基本だった訳よー。
なにげーに、実は一番汎用性が高い!

3g台は、基本的に表層がダメなとき、厳冬期とか真夏日の夕方とか。
そんな感じの時に、ドバーンと盛大にぶっ飛ばして、ゆるーんとフォーリング。
とても深いところで、ガツン! ビクンビクンビクンみたいなかかり方をするw

まぁ、そんな感じで使います。

っと、色だ色の話だ。
1:これがないと無理ゲなカラーw

赤金、茶色、緑(オリーブ)、黒。

もう、これ基本。
基本、とにかく基本。
基本って言ったら、基本なんだってばさ!

俺、この「4色なし縛り」でやれとか言われたら、泣くw
つか、その場で家に帰るw

クリアだろうが、マッディーだろうが、
晴れ、曇り、雨。
季節、状況を問わず、とにかく有効ったら有効。

ショップで新製品が出ると真っ先にこいつら売り切れる。
つか、この4色を外したラインナップのスプーンは売る気ないと言っても過言ではない。

どれか一色でも完全ロストすると、マジで詰む。
マジで詰むんだが、使用率に伴いロスト率ももっとも高いから、
一個しか持ってないとか、マジありえない。

そんくらい重要! 出来れば、「これ」とルアーのブランド決めたら、
この4色は2,3個まとめ買いしときなさいw

まぁ、強いて言えば、赤金は朝一&放流用だから、無くてもいいって話もあるけど。
茶色&緑がダメなときや、マズメ時に赤金が猛威を振るう事があるから、やっぱ必須。

2:無いと時々困る事があるんで、出来れば持ってろカラー


青銀、黒金、ミドリ金、チャート金or銀。

この辺は渓流では、基本カラーと呼ばれるトラウト用の必殺カラー。
状況次第じゃなかなか、有効なんだぜ。

ちなみに、青銀、黒金はドピーカンの昼間に割と有効だったりする。

どっちも何故か対ハス用の必殺基本カラーw

「青銀のミノーを道志川で投げてたら、バスじゃない変な魚が釣れた!」

ここから、何か知らんけどバサーならぬ、ハサー生活が始まり、
冬の間の楽しみとして、カンツリ通いが始まったw

いわば、俺のルアー釣りの原点に近いカラー。
だから、好きw
まぁ、今日日のカンツリじゃ、あんま釣れないカラーなんだけどなw

…話がそれたぞw

灰色、青、オレンジ、ピンク、黄色、砂色(サンドベージュ)、紫色。
ミドリ系や茶色の濃淡違い。(黄緑色、深緑とかレンガ色、チョコ色等々。)

この辺は、要はカラーバリエーションの追加ってとこだね。

一色だけ使ってるとアタリカラーでも反応薄くなるのがカンツリ。
そんな時は、微妙にカラー変えるってのがセオリーなのよ。

ちなみに、茶色が反応いい時は総じて、暖色系が強いことが多く、
緑の時は寒色系って、傾向はあるような感じ。

なので、10色買う場合の比率的には、
4:4くらいで、寒色&暖色系で揃えておいて、
残りをメタリックやリアクション系カラーにする。

これが「僕の考えたベストセレクションw」


3:状況によっては、活躍するカラー。

チャートイエロー、蛍光ピンク、蛍光オレンジ。
メタリックグリーン、メタリックブルー。
アワビ系。
プレーンゴールド、プレーンシルバー、カッパー。

…この辺は、要するにリアクション狙いのカラーですな。
爆発力はあるんで、ベーシックなカラーで反応薄くなった時とかに投入します。
ただし、そのぶんスレるの早いんで、周りで使ってたら、まず釣れません。

俺の場合、こいつらの出番が来るようになる=いよいよ、切羽詰まったときw

ちなみに、アワビはたまに使うと割と美味しい思いをしてるので、
一個くらいワレットに忍ばせとくといいかもしんないよw


4:ぶっちゃけ無くてもいいカラー


裏表別色系。

カラシ&裏グリーン。
黒&カラシ。
赤&ピンク等々


最近、こんなカラーばっかり売ってて訳が解りません。

コントラスト効果とか、フラッシング効果狙いらしいけど。
似たような色の裏表はなんか納得できるけど、まったく違う色の奴はホントに訳が解らない。

ぶっちゃけ早い段階でこういうので釣れると、どのカラーが有効だったのかがはっきり解らんから、
初っ端から投入しちゃうと、たとえ釣れても今度は次の一手が繋がらない。

どうせ、どんなカラーも使い続ければスレる。
スレたら、次どうするのかを常に考え続けないといけないのがカンツリ。

とりあえず、投げたら釣れたっていうのは、
釣ったのではなく。たまたま釣れたっていうのだ。

そんなわけで、序盤は釣れなくても、アタリカラーの傾向見極めをするために、
単色スプーンを使うことをお勧めする。

割とマジで。

ちなみに、お寺によくいる延々蛍光カラー投げてる人。
あれは、ダメ。

だ~か~ら~ッ! 蛍光カラーは、連発しないんだってばw

まぁ、個人的には、MCの黒&チャート、
ベスパの蛍光オレンジ&黒はどちらも俺の切り札カラーなんで、好きw

ちなみに、ルアーの色は釣り人を釣るための色なんで…。


お、おう。
10色軽く超えたww 

そんなわけで、手持ちのスプーン(ベスパ)でも見ながら、10個厳選してみるw

1:ジンジャー(オレンジ+茶色)
2:オリーブ(ミドリ系)
3:黒
4:赤金
5:ダークブラウン(チョコレート色)
6:ダークオリーブ
7:ピンク
8:チャートゴールド
9:青銀(ブルーメタル)
10:蛍光オレンジ


うぉおおお、10個厳選とかマジ厳しーwww
暖色:寒色:その他で4:4:2どころか、3:3:4みたいな比率になってるしw

さっきと言ってることがちげーww
でも…ワレット見ると、どれもこんな感じだなぁ。マジでw

ちなみに、意外と困るのは黒しか反応しないようなケース。
真夏の真昼間とかによく発生するんだけど。
そういう時って、他はリアクション系カラーにたまに反応する奴がいる程度で、
基本的に苦戦する。

釣り場を休ませながら、スレさせないように、かつ黒を温存しつつ、
ダラダラとやる羽目になる。

まぁ、実は何気にそんな時の為のカラーなんだけどね。

黒って間違っても、真っ先に投げるようなカラーじゃないよ。
…黒は最後の切り札!

いきなりジョーカー切るような奴はヘボ勝負師っていうだろw


ちなみに、俺の場合。
真っ先に投げるカラーは、

ベスパのジンジャーって決めてる。
お次はオリーブ。
その次は黒。

ジンジャーがいい日は、暖色系でローテするし、
オリーブなら、寒色系。

黒の時は…要は、激スレでヤバい状況ってことなので、
こういう時はチャートとか赤金、青銀みたいなの使って、リアクション狙いや、
スピナー、プラグをジャンジャン使う。
ちなみに、俺の手持ちプラグって、やたらド派手なのか、クリアー、黒ばっかりなんだけど、
これがそうなる理由のひとつw 


これぞ! これぞまさに! 
タクティカルフィッシング!


目先の釣れた釣れないではなく、
その日一日で出来るだけ、長い時間いい思いをする事を優先して、
全体図として、一手一手考えながら釣りをする!

初見の釣り場や勝負所じゃ、こう言う思考がものを言うのじゃよー。


…とはいえ、相手は所詮生き物だし、天候、気温にも振り回されるので、
思ったようにはいかない事がほとんど。

だけど、ままならないのもまた釣りの醍醐味の一つ。

なんでまぁ、もちろんながら、
俺がこんな事言ってても、釣り場やタックル、季節なんかでも変わってくるだろうし、
カラーなんて、まさに好みが出る世界だから、異論もあるだろうし、そりゃ違うだろって言いたい人もいるかもしれない。

ああ、絶対な訳がない。

だから、敢えて言わせてもらおう!



好きにやりゃあいいんだよっ!ww



とまぁ。
妙なオチが付いたとこで、本日は閉店。
お勤めご苦労様ですw

御機嫌よう!  

Posted by ふりスキー at 04:05Comments(2)ルアー

2013年02月18日

セットアーップ! ステンバーイ!(芦ノ湖特別解禁準備編)

ああ、私だ。

そうだね。仕事終了したんで暇なんだ。
おまけに、外はクッソ寒いし。

そんなわけで、ただ今。
芦ノ湖特別解禁に向けたタックル準備中なんでそ!



とりあえず、WILD1でお買い上げーw
まぁ、芦ノ湖でも基本ベスパな俺なんだけどさ。

WILD1の店員と話してたら、
「これお勧めっすよー!」って、
黒ストライプのHOBOってスプーンを推された。

( ;∀;)「雰囲気的になんかすごいアメリカーンかつ、オールドティストな感じでイイじゃん」

という訳で、さくっとお買い上げーww

( ;∀;)「つーか、このアングロってどんなメーカーだよっ!」



http://www.anglo.jp/index.html

調べてみた。
USAと思ったら、都内のプロショップのオリジナルルアーらしいw

( ;∀;)「うぉいっ!!」

ちなみに、俺的イチオシカラーはこれ!



「Crown」カラー

昔から、このカラーが大好きなんだw

でも、侮っちゃいけない。
ハッデハデだけど、昔から定番カラーの一角として、
大抵のルアーでこのカラーが用意されてたりするくらいには、高名なカラーなんじゃぞ?



俺の手持ちのCrownカラー
カンツリルアーのお気に入りのひとつ。

ラパラ FJ-05

気に入ってるけど、実績は微妙ww
このシリーズだと、何故かパーチカラーが高実績。

ちなみに、使い方は沈まないようにゆーっくり水面をジタバタさせると、
いい感じに水面が炸裂しますw

ただし、Crownは好きなだけで、別にこれで爆釣したりは…してないなぁ。
カンツリで言う処のチャートカラーみたいなもんでしょ。
「ここぞ」という処で成果をだしたりする!



もういっちょw
俺的期待度&実績NO1スプーン
「スーパーベスパ」
カラー名はリバーオールドによると「ジグザク」

これ割と古来からある由緒正しいカラーの一つらしい。
他でこのカラーってあんま見ないけど、芦ノ湖じゃ毎回こいつでしか釣れてないw

まぁ、初めて釣れたルアーだから、ある種の信仰があって、
芦ノ湖行くとなんだかんだで、こればっかり投げてるから、
必然的に、これでしか釣ってないってだけの話なんだけどw
(そりゃ、同じルアーしか投げてなければ、実績も増えるわなw)

ルアーカラーなんて、そんなもんですがな。

今回はHoboでも釣りたいな。

あ、あとミノーも買いましたw
ドリフトトゥイッチャー70㎜って、モロ流水用なんだけど、湖どうなんだろーなー。

まぁ、これの5cmでハス狙いなら、そこそこ使えるんだけどねw

いやー、今週末は晴れるといいな。
寒いと心折れちゃうし。

ちなみに、今年はいつもの相方は無理ぽなので、
職場で出来た釣り仲間二人が同行と相成りました。

まぁ、今回は彼らに無事釣らせるというのも俺のミッションなんだが。
なんとかせねばなるまいっ!  

Posted by ふりスキー at 17:18Comments(4)ルアー

2011年01月18日

ベスパについて語る 2

さてさてさて!

今日は、趣を変えて、
ヲレの主力ルアー「ベスパ」について語ろうじゃないか。
→実は、ベスパのワード検索でここに飛んでくる人意外と多い。

ヲレが使っているのは、

トーナメントウルトラベスパ
トーナメントウルトラベスパ2
トーナメントベスパSS
トーナメントベスパ
ウルトラベスパ
ウルトラベスパ2

この6種類がメインになる。
数にするとそれぞれ十数個づつなので、一式だいたい80個くらいにはなるw



という訳で
ちょっとばかり、ツールの練習をかねて、
ベスパシリーズの視覚化泳層モデルを作ってみた。
30分くらいでコーレルドロウで適当に作ったから、いい加減なもんだがなーw

このモデルはそれぞれの射程距離と同一角度と同一速度で引くことと仮定した場合の
トレースコースを示している。
まぁ、あくまで使い込んでいく中で導き出した個人的な体感レベルのもので、
厳密に計測したわけでもないので、深度の記載も距離もスケールもない。

これはあくまで目安的なものだと思ってほしい。

そもそも、飛距離なんてタックルやアングラーのキャスティング技量などで変わるし、
トレース深度ですら、水温、身長やロッドの長さによって変わってしまうから細かい数値には
実は何ら意味はなかったりする。 

さて。
こうやって、視覚モデル化すると多くを説明するまでもなく。
ベスパシリーズは恐ろしくシステム化されたスプーンなのだと気付かされる。

それぞれのモデルのカラーパターンもシリーズごとに独自のカラーラインナップになっているし、
泳ぎもかなり違う。

ちなみに、この視覚モデルで見ると、
T-ベスパは泳層や飛距離がウルトラベスパ系と被っていることが解る。

しかしながら、T-ベスパはウルトラベスパとは全く動きが違う。

ウルトラベスパ系はどちらかと言うと派手な動きと派手なカラーのアクティブなルアーで、
T-ベスパ系は対照的に細かいウォブロール主体の静かなルアーだったりする。

なので、むしろ被っているおかげで表裏一体のような使い方が可能となる訳。

ちなみに、カラーパターンについては
ウルトラベスパ、T-Uベスパ、T-ベスパ
この三種は大体同じで、どちらかというと派手なカラー中心。
逆にT-Uベスパ2、T-ベスパSSは地味ないわゆるエリアカラー中心となっている。

またウルトラベスパ2については、サイドエッジカラーが半数近く、残り半分はエリアカラーと
言ってみれば、どっちつかずのカラーリングとなっている。

これについては、出た時期によって、その時の実情に合わせたという見方もあるけど、
各々の役割を考えると、これは割と理にかなっている。
前者は攻め、後者は守り…意味は違うけど、イメージ的なものはこれで伝わると思うのだけど。

ちなみに、参考までにヲレの投げる順番はウルトラベスパが常にトップバッター。

その結果如何で、次はT-Uベスパか、Tベスパ、ウルトラベスパ2のどれか。
状況次第で、Hitレンジや活性に合わせてさまざまな順番で使っていくので、中継ぎは毎回違ってくる。

そして、最後の押さえは、大抵もっともアピールの低いTベスパSSとなる…のだけど。
ここまで追い込まれることは、正直稀w

さて…お解りだろうか? 
このシステム化されたスプーンがあれば他はあまり必要にならないってのはもっともな話なのです。

シリーズ揃えるまで、ここまではとても気づかなかったけど、
気づいたら、これがヲレの超強力な武器なのだと確信が持てた。

強いて言えば、これまではT-Uベスパでもフォロー出来ないレンジ、
近距離の水面直下30cm以浅については、死角があったわけだけど。

それについては、フォレスト クローザーとマーシャルクラシックのコンビでフォローしていた。
夏場とかだと、そのレンジが勝負レンジになるわけで、このコンビは地味に大活躍。

が、それすらもカバーされる日がついにやってきた!



これ実は、1/16に出たばっかの新製品。
「トーナメントウルトラベスパSS」

注目すべきは、今回から採用されたハーフサイドエッジ塗装。
これ、マジでカッコいいw

リバーオールドのカラーは他にない独自のセンスで突っ走ってる感があるので、
ヲレはそこがとても気に入っているのだ。
「パクられることはあっても、パクることはないっ!」
 
これがリバーオールドの精神なんだそーな。


ちなみに、重量はいよいよ1gアンダーの世界に突入の0.7g。

ここまで来ると、ヲレのタックルで飛ばせるか疑問だけど、
戦略的に、これがあれば死角なしになるから、やっぱ欲しいところだねw

うーん、また10個単位買いをするのか…ヲレは。
まぁ、ボツボツとロストしてるから、何個か補充しないといかんし…。

うっ…欲しいのをリストアップしたら、20個弱…あかん、またワレットがあふれるw
Tベスパとかぶってる上に、あまり使い道のないマイクロベスパでも2軍落ちさすかなぁ…。

という訳で
今回はひとまず、終了!

ブログやってると釣りに行きたくなるなぁ…。

たぶん、今月最低1回か2回はカンツリに行くと思うw  続きを読む

Posted by ふりスキー at 02:39Comments(11)ルアー

2010年12月08日

管釣り昔話。

さて。
ちょっと間が空きました。

だって、釣り行ってないんだもん。
そろそろ釣り行きてぇなぁ…おい。><



さて、唐突だけど、
ちょっとした昔話。

この写真のルアーは10年前、ヲレたちが実際管釣りで使っていたルアー達。

左上:スーパーデューパー
左中&中上:フラットフィッシュF3
左下&右下:ルースターテール
右上:G-1スプーン
右中:ディックナイト

こんな感じかな?
どれも最近のルアーショップの管釣りコーナー行っても見かけることすらほとんど無い。
ルースターはいつも最初に投げてた。
G-1も数色持って、ローテーションで結構釣れた…主力だったね。

スーパーデューパーは、当時も使ってる人がいないような有様だったから、
投げればすぐ釣れるシークレット。
こんな鉄板曲げただけのふざけたルアーがシークレットとかアホかって感じだけど。
これがなかなかいい動きするんだわ。
泳層がちょっと深いから根掛かり注意だったけど、珍しいルアーは釣れる=秘密兵器ね。

そして、使えば100%の勝利を約束するフラットフィッシュF3。
こいつはヤバかった。
さっぱり、飛ばないけど。
投げて放置するだけで釣れるくらいの鬼っぷり。
テロテロ巻けば、大抵近くの魚がひったくってって、はい1HITw
つか、これだけで一日通して50匹とか釣れたこともあった。

ちなみに、当時の管釣りはコータックの3gとかミノーが主流で、
皆、そんなんばっか使ってた。

それから考えると、ヲレ達の使ってたルアーは、セオリー外だった。
ただ実際はヲレらはぶっちゃけどこ行っても勝ち組だったねw

そりゃそうだ。
当時、まだやってる人の少ないマイクロスプーンの表層引き。
フラットフィッシュなんて、今で言うマイクロクランクのようなもん。
そんなモン使えば、圧倒的な釣果が出せるに決まってる。

今じゃ、どれも当たり前だけど、
当時の平均的な感覚からすると、未来の世界から来たようなもんだった。

では、何故そんな先進的な釣りが出来ていたのか?

実はヲレらは運がよかった。

忘れもしない始めての管釣り、リバースポット早戸で、
ヲレ達はとある人物に手ほどきを受ける機会に恵まれたからだ。

初挑戦のリバスポ。
その日、ヲレ達は物凄い魚影に驚きながら、釣れたのは最初の1時間程度でたったの数匹。
うっじゃうっじゃ魚はいるのにさっぱり釣れないって有様で凹みまくっていた。

これは、始めて管釣りに挑戦する釣り人の浴びる洗礼のようなものだけど、
「オメーが下手くそなんだよ」って魚に言われたような気がして、二人してずーんと落ち込んでた。
まぁ、救いとしては周りのルアーも似たようなもんだったことだけど。
貴重な休みと安くないお金を払って、これではあまりにも悲惨だった。

そんなヲレらの目の前で、一人バカスカ魚を釣り上げる老人がいた。

とにかく、その老人は異彩を放っていた。
変な帽子被って、しゃがみ込んで、おもちゃみたいな変な半透明のロッドをほぼ垂直近くに立てて、
小さな薄っぺらいスプーンをひたすら投げて、水面直下をテロテロ引くだけ。

それだけで、あれだけルアーに見向きもしなかったトラウト達がガンガンヒットしてくる。
明らかにおかしい。
ワンキャストワンヒット、まるで魔法でも使ってるかのような勢い。

相方がその爺さんに声を掛ける。
まぁ、釣れてる人から情報を仕入れる…良い判断だよね。

その爺さんに教えてもらったこと。

竿を立てて、なるべく軽く小さなルアーをゆっくり引く。
オススメはこのディックナイト。

魚を見るなルアーを見ろ。なるべく目立つのを使え。
アワセは要らない。ロッドを立てておけば、竿の弾力が勝手に魚を掛けてくれる。

岸には寄るな、姿勢は低くしたほうが釣り易い。

この程度だったような気がする。
時間にして、10分程度のちょっとしたアドバイス。

相棒はなんかちゃっかりディックナイトまでもらってたけど。
ヲレは手持ちにたまたまG-1スプーンがあって、爺さんが言うにはコレならなんとかなるよって。

半信半疑で見よう見まねで似たような事やってみたら、これがまた釣れまくりww
もう、笑いが止まらなかったよw

初管釣りで玉砕しかけてたヲレらがいきなり勝ち組にのし上がった。
そして、管釣りにハマった瞬間だった。

で…まぁ、それから。
管釣り通いの日々が始まったわけで。

このルアー達はそんな当時に使っていた想い出深いルアー達。


で…まぁ、後日談として。
その時の爺さんが何者だったのかは、数年後アングリンファンを読んでて驚愕の事実が判明する。

なんと、あの爺さんは、 肥沼 薫 大先生!
管釣りの表層メソッドの先駆者にして、業界第一人者のもはや仙人のよーな御方。

どーりで、教え方も上手かったわけだ!

あの爺さんのおかげで、当時のヲレらは管釣り釣り師としては、
まぁまぁの腕と自負できるくらいにはなった。

向こうは絶対覚えてないだろうけど、ヲレ達は絶対忘れない。

個人的には、故西山 徹先生に並ぶ心の師匠の一人です。


ってな訳で、探してみたら、御大のブログ発見。
http://fishonweb.jugem.jp/
よかった生きてたww
現在は上永野フィッシングリゾートのインストラクターとして、健在の模様。

つーか、この人ビックリするほど変わってないなぁ…。  

Posted by ふりスキー at 01:52Comments(2)ルアー

2010年11月26日

ベスパについて、語る。



さて、このルアーはなんだ?

こいつらは知る人ぞ知るスプーン
その名も「ウルトラベスパ」

その昔、最強管釣りスプーンの名を欲しいままにした逸品。

中心線で折れ線の入ったリッジ形状。
動き自体はいわゆるウォブロールアクション系。

ヒラヒラバタバタ派手なアクションで誘いを入れて、
時折ゆらっとバランスを崩して、その瞬間にバイトが来る!

ってまぁ、どっかで聞いたことのある売り文句だけど、

7-8年前にもなるが、当時、まさに画期的なルアーで、
コイツを柿田でデビューさせたときは、もう1キャスト1HIT。
とにかく、ビックリするほど、よく釣れた。

最初は、ジンジャーとオリーブ、ブラック、赤金だけだったけど。
増えに増えて、あっという間に全色コンプ。
ちなみに、下段のはほとんどがショップオリカラw

でもまぁ、実際に使うのはこの4色と、メタリックブルーとグリーンくらいだったりするのだけど…。
忘れた頃にチャートとか投げると爆発するから、侮れん。

2013/04/14
リバーオールド様から、リンク張ってもらったので、
写真をもっと大きいのにしました。  続きを読む

Posted by ふりスキー at 01:23Comments(3)ルアー