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Posted by naturum at

2021年06月19日

道志川でビックワンだ!


 ビックワンってもニゴイなんですけどね。


ニゴイ1



 6月半ばになっても、死の川状態の道志川でやっと釣れました。

 かつての……20年前の道志川はホントすごかったんですよ。
 川底の石と言う石にびっしりとタカってるヨシノボリに、文字通りそこら中にいるオイカワや鮎……文字通り桁違いの数の魚が上がってくる生命に満ちた川でした。

 そのサイズもイチイチでかくて、20cm以上あるオイカワや、尺鮎。
 そして、いたる所の瀬ではハスが居て、ルアー投げればほぼ100%追って来てました。
 ちなみに、ハスも最大級の尺ハスなんてのも出てました。

 過去のブログ記事を見るともう10年前の時点で、割とスタボロのようでしたが、6月半ばから7月くらいでもチマチマと釣れる……そんな感じではあり、今の時期でも釣りにはなるはずだったんですが……。
 どうも2019年の台風19号が完全にとどめを刺したようで、かつては6月にもなれば、津久井湖中の魚が産卵のために一斉に遡上していた道志川も、今や魚影はほとんど皆無。

 一応、ハスの姿も見かけましたが、一、二匹とかその程度……。
 いつも必ずヨシノボリやヌマチチブすらみかけない……なんて有様です。
 この様子だと、かつての1/100くらいまで激減してる可能性も……。

 ちなみに、このニゴイを釣るまでに仕事帰りとかで何度もここに来てるんですが、夕方になってもライズもほとんど見ない……。
 かつては、夕マズメともなれば雨が降ってるくらいの勢いでライズしてたんですけどね……。

 いかんせん、今年の津久井湖は冬頃から延々渇水状態のようで、連日宮ケ瀬から水ながしてるようなんですが、宮ケ瀬の水は砂泥混じりで水温も低く、明らかに問題あり。

 案の定と言った感じで、悪影響出まくってるの、明らかなんですよね……。
 宮ヶ瀬ダムの管理局とかは、自然への影響は最低限にとかなんとか言ってますが、思いっきり影響出てますがな。
 宮ヶ瀬ダムなんて津久井湖には関係ないと思ってましたが、調べてみたら、津久井湖が渇水状態になると宮ケ瀬から水を流し込んで……なんてことをやってるそうです。  
 まぁ、渇水対策にはなってるんだろうけど、引き換えに道志川の種川としての機能は失われてしまったようで……。

 と言うか、マジで宮ヶ瀬ダムの管理事務所にお前らのせいで、被害甚大だって苦情メールなり、環境庁とかにレッドブックいるから、自然破壊に通じる宮ヶ瀬導水やめろって抗議してみるかなー。

 宮ヶ瀬関係なかった頃は、ここら楽園だったから、むしろそれまでの仕組みで全然良かったんだよな。
 宮ヶ瀬ダム止めろとは言わんが、要らん事までするなっての。 
 山を穿った5kmある導水路作るのに、いくらかけたのかしらんが、実際、大した効果も出てない。
 宮ケ瀬の水をちょっと津久井湖に持ってきたからって、それが何になる。
 不自然な事やってるから、10年単位で地味に影響出てるんだよなー。
 10年で種川壊滅まで、追い込んだんだから、もう十分だろ。

 まぁ、気を取り直して、このニゴイ。
 大きさ的には軽く50cmくらいの大物です。

 使用ルアーはベスパオリジナルのブルータイガー。
  
 タックルは、パームスのエゲレアネィティブERNS-53UL 
 なお、二世代くらい前の旧型ロッド……。
 確か、これかってすぐにモデルチェンジして、割と最近にモデルチェンジしたっぽい。
 エゲレアネィティブの新型は待望のグラスモデルが……!(ちょっと欲しかったり)
  
 それはさておき、これでベスパをおもくそぶん投げるとこれで軽く30mくらいかっ飛ぶ。
 そう、こっちを使ってたのは、ベスパに最適なパワーで飛距離が出るのと、操作性抜群なことで道志川専用みたいになってたんだった。
  
 とまぁ、そんな装備で道志川の元河原ゾーンに到達。
 なお、そこまで、なーんもなし。
 水は超クリアなのに、魚影も見えないんだから、もう笑うしか無い。
 それでも、この河原ゾーンまで来ると、少しは魚っけがある。
 定番ゾーンも空振りしまくる中、アップクロスで流心を早巻きで巻いてたら、唐突に根がかりみたいにヒット。
 大物にありがちな走る根がかり……みたいな感じで、一気に走り出す!
 ああ、これ……ニゴイだ。
 もう見なくても解る……トルクフルで、ただひたすらに重たい。
 ……微妙に嬉しくない馬面!(笑)
 こっちのラインはユニチカシルバースレッド2.5lb。
 割と厳しいっちゃ厳しかったんですが。
 ニゴイって、最初の30秒をいなせば、どんなデカくても結構なんとかなるんですよね。

 ロッドは、そこそこパワーあるんだけど、問題は新しく買った上州屋のエクシマXT。
 これがまたドラグが全然粘らないし、おまけにネットもない。(笑)
 えー? RYOBIのリールってドラグ割と良かったのに、エクシマXTのはダダ滑り……。
 かかり始めは悪くないけど、滑り出したらもう止まらないのなんの。  
 もう河原走り回って、力尽きるまで引きずり倒して、浅瀬の足場の良いところでハードランディング。
 このサイズともなると、ファイト時間も10分あまり……。
 でもまぁ、昔加賀FAで釣ったメガビックワンと比べたら、全然だったけど、悪かぁ無い。(笑)

道志川1

 ウェーイッ! 釣れたところ。
 ちなみに、かつてはこの辺は大きな河原でした。
 何度もデカい台風で、地形もすっかり変わって、どうやっても流されない大岩を残して、何もかも跡形もなくなってしまいました。
 昔は歩いて対岸まで行けたんですけどね……今はちょっと覚悟がいりますね。
 ちなみに、20年前はこの川の重要性を解ってる人も居て、毎日川底を掘って、魚の産卵床を整備してる人とか居たんですけどね。
 俺らもペットボトルゴミやら拾ったり、焚き火跡を蹴散らして埋めたりとかやってたもんです。
 今はまるで逆……もう誰も何もしなくなった結果、荒れ放題。
 上流の方では、流れを急にする工事やってたり、カヌーの練習場とか要らない事ばっかりやってます。 
 誰も来ない親水公園の修理とか、登る魚が居なくなった魚道の補修とか。
 ……ホント、意味がない。
 神奈川とかお隣の県で関係ないっちゃ関係ないんだけど……。

ツノトンボ

 ここで見かけたちょっと面白い虫。
 今の時期にしか出てこないそうですが、
 キバネツノトンボと言います。

 なお、神奈川県レッドブック指定の激レア昆虫。 

 しかも、絶滅危惧I類 (CR+EN)指定。

 これは、限りなく絶滅一歩手前で、神奈川県でも藤野あたりにしかいないはずなんですが、何故か津久井湖にいました。

 触角の先が丸くなってる変な虫がいたんで、写真撮ってたんですが、後日調べてみたら、割と貴重な虫だったようで……。

 こう言うのって、どっかに報告したほうが良いんですかね?
 と言うか、然るべきところに報告して保護区域化とかなったら、宮ケ瀬の放水止めてくれたりしないかな。

 もう10年単位で通いこんでるから、これが宮ケ瀬の放水のせいだってよく解るんですよね。
 水温とかめちゃくちゃ低くなったし……。

 ちなみに、このツノトンボ……トンボと称してますが、実のところカゲロウの一種。
 要するに、ヘビトンボとかあの辺と一緒で、全国的にも希少な種類なんだとか。
  
 こう言うのが平然といる辺り、やっぱりここは貴重な自然がのこされてるんだなーとしみじみ思います。

 ちなみに、道志川って、昔は6月ともなると一斉に鮎師が押しかけてきてたんですが。
 今は全然釣れなくなったと言うことでいつ来ても誰もいません。

 まぁ、相模川から追い出されたキャンパーとかBBQとかやってる人はみかけますがね。

 ちなみに、一番シュールだったのは、水着のネーチャン二人組が肌焼いてたとこに出食わした……ですね。(笑)

 その前を通過するフル釣り人装備の俺。(笑)
 一応、こんにちわーとか挨拶したんですけど、凄く困った顔してました。
 しっかも、水着もくっそエロいし。  

 まぁ、雰囲気はすごく良いところですからね。
  
 ただ、そんな平和なスポットですが、どうもイノシシや野犬が出るみたいで、二本ヅメの足跡やら肉球マークやらがあっちこっちに……。
 おまけに、草むら入ると、あっちこっちにヌタ場が出来てました。
 
 出食わしたら……まぁ、ヤバい。
 ヌタ場の派手な掘り返しっぷりからして、軽自動車あたりと勝負できるギガントボア級と思われ。

 ちなみに、イノシシ突撃食らったら、ギリギリまで引き寄せて、斜め前に飛んで、退けるってのが最良の回避方法らしいです。
 うちの親父がそう言ってたし、モンハンでもそんな感じなんで多分あってると思います。(笑)

 なお、背中を向けて逃げる、横向きへ走るは死亡フラグ。

 前者は後ろから小突かれて蹂躙されて死亡。
 後者はホーミングされて、脇腹突かれて死亡です。(笑)

 まぁ、遮蔽物あればそこに隠れるのが一番なんですが……。

 ちなみに、デミオ乗ってた頃、道端で遭遇して、今からお前を轢き殺す……何て勢いで、バックして助走つけて、アクセル全開で突っ込んでったら、向こうが気迫負けして逃げていきました。(笑)

 野生動物相手に手加減なぞ、無用。
 出食わしたら、殺るか殺られるかくらいの勢いで行くのが正解。

 お次は、管釣り編かな? お金あるうちに浅川国際か、早戸川で半日アタック、ベスパ縛りでトライ予定です。
 と言うか、ルアーとかあらかた見つかったのは良いけど、プラグとかどう使ってたのか覚えてない……。

 このブログの記事も後半は、もうベスパだけで十分じゃね? みたいなノリになってるから、当てにならんし……。

 あ、古川さん。
 こないだ買ったベスパ釣れましたよ!

 ニゴイですが。(笑)

ねこー













































 おまけ
 別に珍しくも希少でもないうちの黒ねっこ。

  もう15歳くらいになりますが、相変わらず元気です。


  なお、座ってる座布団は私が自分用に買った10cmくらいの厚みがある2000円くらいした座布団なんですが。

 買って、ちょっと目を離した隙にぶん取られて、今やこいつの寝床になってます。

 お、お前のために買ったんじゃないんだからねっ!
  

Posted by ふりスキー at 22:14Comments(0)

2021年06月02日

およそ、6年ぶりに釣り!

えーと、ご無沙汰しております。

このブログのタイムスタンプも2017年の近況報告を最後に止まっており、
こいつ、生きてんのかなーとか心配されてた方もいらしたかも知れません。

はい、おかげさんでコロナ禍の中でも、無事に生きており、
大動脈解離の後遺症でズタボロだった身体も大分、回復してきており、
釣りに行けるくらいには、体力を取り戻してきていて、一日3kmくらいザクザク歩けるようになり、
仕事も週5の仕事をこなせるくらいになりました。

今年は、相模原の方で車通勤で仕事をしてる関係で、帰りに寄り道と称して、道志川の偵察に出向いたりとかやってるうちに、
無性に釣りに行きたくなり、タックルベリーで前売り券を買って、2015年の1月以来となるフィッシュオン王禅寺に行ってまいりました。

いやはや、その前に釣り行ったのって、多分、栃木遠征した2015年以来ですよ。
あの辺で職場のパワハラが原因での鬱にかかって、年末くらいに仕事復帰して……。
バタバタ忙しくしてるうちに、6月くらいに大動脈解離で入院。

九死に一生を得て、以来療養生活の日々を送ってまいりました。
去年くらいから、ようやっと仕事も出来て、まともに歩き回れるくらいに回復。

今年もとりあえず、短期ながらコロナとあまり縁がなさそうな相模原の仕事にありつけて、貧乏金無からも脱出。

先月くらいから、タックルも整備して、ようやっと今日、フィッシュオン王禅寺に行けました。

まぁ……釣果は6匹程度と微妙でしたが。
これが、色々と忘れ物をしまくっていた上に、ロッドもFS56Jに拘るとか、
縛りだらけの炎天下の王禅寺とか、マゾ過ぎるチャレンジと相成りましてね。(笑)


ちなみに、ルアーは
ウルトラベスパ、トーナメントベスパ、マイクロベスパ……のみ。
あとは、使い方をすっかり忘れたプラグがいくつか。
ハス用スプーンとミノー。

……そう、主力にして頼みだったトーナメントウルトラベスパと言った主力の詰まったワレットを置いてくるという大ポカをやらかしました。

ついでに、リールも10年落ちになった09レアニウムCI4。
一応、新型リールとしてRYOBIのエクシマXTも持って行ってたんですが。
今日日の王禅寺は、カラーラインはさっぱり釣れないらしく、こっちも役立たず。

18年選手のグラスロッドと、10年落ちの骨董品リール(ラインもいつ巻いたか不明のヤツ)
マイクロスプーンなし、ブランク5年と言うひっでぇ有様でのチャレンジとなりました。(笑)

もう、どうして良いか判らん状態。

それでも、3号池で一匹釣り上げたら、この感覚やーって身体が思い出したみたいで、
5年ぶりなのに、違和感アワセとか、合わせた後に魚が乗るとか、往年の技も復活。

ちなみに、ヒットルアーの内訳は……。

トーナメントベスパ ダークオリーブチャートテールX2
マイクロベスパ メタリックグリーンX2
マーシャル オリーブX1
ウルトラベスパ メタリックブルーX1

お寺でありがち、表層壊滅パターンで、トーナメントベスパのレンジだったのが不幸中の幸い。
カラーは定番の緑系。

他に三匹くらいばらしたんで、ネット持ってきてたり、
エゲレアとか使ってれば、もうちょっとマシだったかも。

ラインがいつ巻いたのか定かじゃない怪しい代物だったから、全然信用できなくて、ドラグゆるゆるだったんですよねー。
レアニウムCI4も5年もノーメンテで放ったらかし。
よく錆びついてなかったって話ですよ。

でも……うん、良いリハビリになりました。

ネットすら忘れてくるという体たらくだったので、写真取る余裕もなく、今回は文章だけですが。
復帰戦としては、まぁまぁだったかな……みたいな?

まぁ、釣り行くのも時間とお金が必要なので、次はいつ行けるか解りませんが。
そろそろ、ハスのシーズン到来なんで、次はハス釣りかなー。

偵察行った感じだと、いつぞやかの台風19号で壊滅的な状況になったみたいで、地形も派手に変わってムッチャクチャ。
しばらく、来てない間に死亡事故が起きたり、ここまで浸水しましたとか、看板があったり……。
俺らのホームリバーみたいなもんなんですが、色々かわったみたいですね。

ちなみに、療養生活中はWeb小説サイトで、小説投稿したりとかしてました。
なお、百万文字の大作を2作品も書いてたりとか、そんなことばっかりやってましたわー。

うん、アホですな。(笑)

このブログも長らく放置してましたが。
久しぶりに読み返してます。

と言うか、ためになるなぁ……主に俺が。(笑)  

Posted by ふりスキー at 01:03Comments(0)釣行記

2017年01月16日

近況。

皆さん、お久しぶりです。

なんか、すっかり放置でしたが……。
あれから、色々ありまして……。

今年の夏、大動脈解離で、九死に一生を得ました。
幸い人工血管を入れる大手術も成功し、無事っちゃ無事なんですが。
後遺症が残り、長時間立つ事も出来ず、500m程度しか歩けない身体になってしまいました。

走ったり、自転車も無理です……釣りとかもう無理ですねー。
医者の話によると、治る見込みはあるそうですが……この調子だと年単位でしょう。

けどまぁ、死ななかっただけめっけもの。


このブログも一応、今となっては懐かしい思い出なので、記念に残してはおきますが。
当面、更新停止となります。

最近は暇つぶしに小説とかかいてたりますが……このブログの読者層とは違いそうなので、ここで宣伝とかはやりません。(笑)


そのうち、舞い戻って来れるといいなぁ……。

  

Posted by ふりスキー at 20:59Comments(1)

2015年05月22日

ゆきゆきて、加賀FA!!

と言う訳で、帰還。(`・ω・´)ゞ

ちなみに、タイトルの「ゆきゆきて」とは、

行けるところまでGO!! 的な意味の古語表現。

「行き行きて倒れ伏すとも萩(はぎ)の原」

と言う松尾芭蕉の弟子の方が残した俳句が原典らしい。
うむ、深いな。


ああ、それはさておき。

加賀FAチャレンジ!

例によって、朝一スタートのはずが出発の準備完了の時点でAM9時。(笑)

初っ端から駄目やん。(´・ω・`)

だがしかし!
まだだ! まだ終わらんよ!

それでも、我は止まる訳にはいかぬのだよ!

たとえこの身が砕け散るともっ!!

カッコいいけど、なんか違う。( ;∀;)

カーナビの推奨ルートは、首都高3時間コース。

いやいやいやっ! もっと早いルート希望。

と言う訳で、GoogleMAPのカーナビモードで確認したところ。
圏央道→関越道→北関東自動車道と言う謎ルートが二時間半で到着、推奨との事で、そっちにした。
つか、北関東道ってそんなとこまでつながってたっけ?
前は確か、赤城山のふもと辺りでしゅうりょうだったような…。

Googleマップのカーナビモードは高速道路だろうがスケールが変わらないと言う欠点があるので、
自分がどこにいるのかイマイチ解らないまま、ひた走る。
そして、八王子から2時間経たずに、12時前に現地到着。

早いな…なんかワープした感じ。

今日は朝から雨が降っていたようだが、それも止んだようで実にイイ感じ。





…ちょっ! なんだここ!!www

いやぁ…予想を超えた広さ。
対岸まで100mは優にあるし、ハーフラインを超えるとしたら、50mは飛ばさないと。

うーむ、これは…想定以上の広さだ。



途中、何やら巨大な魚影がわらわらといたので、見てみたらコイだか、ソウギョだかがたくさん。

こんなんスレッたら終わるwww

水色は、青みがかったスーパークリアに近いもの。

岸際には、ドンコチ、ヨシノボリ系の小さな魚やウグイ、ハヤ系の魚影もある。

ただ、肝心のトラウトの魚影は…思ったより薄い。
ライズは沖の方でパンパン跳ねてるけど、近くでは飛ばない。

ひとまず、目指すは一号池の孤島周り。

午後からスタート、天候は曇り。
気温は…やや肌寒い。

これ大丈夫か?(´・ω・`)

とりあえず、新型のヘビータックルにベスパ3.2を付けて、フルキャスト。

さすがに、30mラインは超えるものの、アタリなし。

いつものタックルにMベスパSSでもつけてキャストするも…とっばねーwww

もうね。
見るからに駄目。

見える範囲でも、魚がルアーを見ようともしない。

普通は多少なりとも見て、寄って行ったりと反応するものだけど、もう全くのゼロ反応。

うーむ…魚がいないところでルアーを引いてるのと同じ感じがする。

ただ、ヘビータックルでロングキャストが決まると、
なんとなく釣れるような感覚がするので、可能性があるとすればこっちだろう。

ライトタックルでは射程圏内に魚がいないか、いてもスレてて反応しない…ってところだろう。


キャストを繰り返すこと1時間。

待望のファーストヒット!!

が…残念ながら、ネットイン前にバレ。
ぐやじい。

更に1時間経過。
まだ釣れない。


どうも雨による急激な水温低下で、魚の活性が著しく落ちている上に、
上から下、ポンド中に魚が散らばってしまって、なかなかルアーに反応しないようだ。

接近戦タックルで、手前に浮いてる連中を攻めるも全然ダメだったので、

新型の重タックルで丹念にベスパで攻める…忍耐の釣りだ。

もう幾度目かも解らないほどのキャスト後、カウントダウンフォーリング中。


それは起こった。


ガツーン!
ギャララララッ!!


激しいアタリと共に、すさまじい勢いでドラグが出ていく!!

いったい何がかかった?! 

恐るべきことに、ATDドラグが全く止まる気配がない!

とりあえず、こちらも必死でリールを巻くが、明らかにドラグで持っていかれている方が多い。

思わず、ドラグノブに手がかかる。

だが、ここでドラグを締めるのは愚の骨頂。

ドラグ自体、決して緩くなく、いつもより締め込み気味にしたはず。

ラインはこんなこともあろうかと思って、シルバースレッド4Lbに巻き替え済み。

ロッドはさすがにMLパワー…のはずだが、
おいおい…バットから曲がってる。

ドラグもさっきから止まる気配はない。

タックルはどれも十分以上に仕事をしてくれている。

手ごたえから、ラインブレイクの可能性は少ないと判断。

問題があるとすれば、ラインが75m分しかないから、もし75m引き出され尽くすと、
前に巻いていた3lbラインに切り替わるのだが。
その接合部の強度などをかんがえると、そこまで引き出されたら終了…となるのは目に見えている。

その前にカタをつけねばなるまい。

まずは魚を止める。

ロッドテンションと角度に緩急をつけて、魚の向きをコントロールする。

フリームスのATDの特徴を活かすためにも、テンションが一定よりもある程度、緩急付けるのが吉と見た。

ポンピングで緩急つけていたら、急に手ごたえが無くなる。

バレた?

いや、まだだ。

そこは一気にリールを巻く!

手ごたえあり。

どうやら、こちらに向きを変えて、まっすぐ爆走してきているらしい。

一気に引っ張って、180度ターンかよっ!!

くそっ! なんて奴だっ!


続いて、右方向へロッドをあおって、二度三度コンコンと軽くアワセのような操作を加える。

ラインテンションに反応して、まっすぐこちらに向かっていた魚が向きを変えて、左側の岸へと走る。

思惑通りである。

更に一気にロッドを左へやって、ラインスラックを巻き取り、そのまま魚を振り回すように岸へ誘導する。

岸に近づき、水深が浅くなって魚が減速したところへロッドをあおって、一気に水面を割らせる。

やっと、空気を吸わせた。
これで勝ちが見えた。

我ながら、見事に魚のコントロールが決まった。

力技で寄せるのではなく、魚を自在に操って、寄せる。
これはグラス使いだからこそ身に付いたワザ。

これで後はランディングに持ち込むだけだが…一瞬見えた魚体はとんでもない大きさ。

50㎝級? いやいや、もっとデカい。

柿田3号で見かけた60㎝超の怪物級…まさにそれが手に掛かるところにいる。

このクラスがちょっと空気を吸わせた程度で、そう簡単に参る訳がない。

ギャンッ!! 

ドラグが再び悲鳴を上げる。

第2ラウンドの開始である。

だが、最初の頃のパワーはもう無く、潜ることも出来ず、時折水面を割り、
ドラグで引き出されるよりもこちらが巻く方が多くなってきて、確実に寄ってくる。

どうやらラインも持ちこたえそうだ。

この時点でもう勝負は決していた。

そして、5分後。
ついに力尽きた怪物が水面に横たわり、手持ちのネットがあまりに小さくみえる巨大魚が目の前に!!

ネットに無理やりねじ込んで、ランディング成功!!



ネット小さすぎwww

目測で、65か66㎝…70㎝には届かないが完全に自己レコード更新であるwww

重さに至っては、魚が横たわった状態で手繰り寄せてもドラグが出ていく有様。

抜き上げとか論外だし、すでに限界近い右腕では、ネットに入れて持ち上げるのも至難の業。

うちの猫よりも重たいので、たぶん、10㎏近くあるんじゃなかろうか。

よっしゃああああっ!

勝鬨をあげて、放心していると、後ろから声がかかった。

「いやー! ものすげーの釣りあげましたねー!!」

振り返ると満面の笑顔を浮かべたスタッフの方。

聞けば一部始終を見られていたっぽいwww

この60㎝クラスについては、常連や一般の人もたまにHITさせるのだけど。

取り込むまでに至る人はほとんどおらず、スタッフの方も目の前で釣りあげたのを見たのは久しぶりとのこと。

まぁ、2lbラインでSULとかじゃ、このクラスは歯が立たないだろう。
なんでもライン全部持っていかれた人もいたとか…。

俺は…と言うと、本流用のMLロッドに4lbラインの重装備。
余裕とはいかないまでも、バレたりブレイクする感じは微塵もなかった。

ちなみに、この時の模様はしっかりと加賀FAのブログに掲載されたwww

加賀FAブログ
http://ameblo.jp/kaga-fa/entry-12028552173.html

俺、めっちゃ良い笑顔www

ちなみに、HITルアーはベスパ3.2gのダークオリーブ…なのだが、実はこれリバーオールド様から以前いただいたプロトカラーのワンメイクルアーだったりする。



物はコレ。

市販品で同じカラーは無く、近いカラーとしてはダークオリーブ、チャートテールじゃないかなー。

そんな貴重品を惜しみもなく使って、至高の一匹をHITさせたのであれば本望であろう。

ちなみに、この時点で時刻は二時。

もはややり切った感でいっぱいで加賀FA編…終了…くらいの勢いであるwww

ちなみに、本当は15時にとある方と合う約束だったのだか、加賀に来たのが遅くなったのと大苦戦のため、時間を変更したのだった。



場所を移動。

3号土管前にてさらに一匹追加。

サイズはなかなか。いいね!


そして…これから、俺の爆釣伝説が始まるのだぜ!!
第一部 完


















あー。
第二部とかありませんから。(´・ω・`)

実はこれで加賀FA編は終了ですwww

それから3時間は修業モードでそのまま終了。






一応、恥をさらすようで恐縮ながら、スレで釣れたイワナっぽい何か。



これも、エラにかかってるのでスレ…なんだが、トーナメントでもエラより前はセーフと言う話を聞くので、セーフ?


実は、加賀FAの広い敷地で二周はしてる。
それでもあかんかった。
まぁ、日が悪かったと言えるけど、ビッグワンがすべてを帳消しにしてくれた。
良い一日であった!!

そして、次の目的地は、
栃木県小山市…そうっ!

目指すはリバーオールド本社!!

と言う訳で、つづく。  

Posted by ふりスキー at 14:44Comments(1)ルアー釣行記

2015年05月18日

05/19 加賀FA、出撃!(予定)

今週は夜勤週で、週休4日の週なのでとっても楽チン。

…と言う訳で、明日は所用の為、栃木へ行くことになりました。( *´艸`)


で…ついでに、どこかいい感じのカンツリでも…と思っていたら、良い所ありました。

老舗中の老舗カンツリ、加賀FA!!

明日はここにチャレンジ!!

実は加賀FAに関しては、とある筋から情報提供がございまして…。

とりあえず、Googleマップとか見ただけで、俺の知るカンツリとはどうもスケールが違う…と言う事が解った。

解りやすいたとえだと…。

池一個で高速のPAが収まるくらい!

って言えば解る?

でけぇっ! でけぇよ!

ここらで言うと東山湖X4って感じ?

うーむ、ちょーハンパネェ。

そうなると現状、俺のタックルは近距離戦向けタックルなので、苦戦は必至…と言う事で、
フリームスに続いて、新型タックルを導入することとした!!

New!! エゲレア ネイティブ ESNS-69ML

またしてもパームス。
しかも本流、レイクトラウト用のヘビータックル(カンツリ基準)である。

そろそろ、「ヲレとベスパとフェンウィック!! With パームス」に改名すべきであろうかwww

まぁ、俺、基本的に一度気に入ったメーカーを延々使い続ける傾向があるので、さもありなんなのだけれどもな。

それはさておき、飛距離狙いならエリア用のロングロッドでもよかったと言えばよかったのだけど。
ESNS-69MLは別に加賀FA用に購入したわけでもなく、
前々からフィールド用のロングヘビーロッドは検討していたのだね。

今まで、ロングヘビーロッドとしては、一応5000円くらいで買ったシーバスロッドがあったのだけど。
まぁ、あれ普通にカスロッドだしwww
(それで、ナマズとか芦ノ湖レインボー狙ったりしていたのだから、実は結構無茶。)

今年は、色々やってみたいなーと思ってるので、いい機会だったので買っちまった。

幸いルアーの許容g数は3-10gと汎用性も高いし、俺好みのディップアクション。
ギリギリ7ft位はあって、パワーもML級ならフィールドで実用になるくらいにはルアー飛ばせるはず。
これならベスパやスーパーベスパも使えるし、悪くないと思う。
これでも、長々と検討に検討を重ねたのだよ?

これでいよいよもって、明日寝坊でパースとかできなくなったwww

それでは…次回更新はきっと加賀FAのチャンレンジレポートとなるかと思います。

それにちょっとした重大発表があるとかないとか?!  

Posted by ふりスキー at 18:50Comments(0)その他

2015年05月04日

4/30 早戸川リバースポット

4/30 13:30 早戸川リバースポット 到着


そそり立つ岩壁のような新緑の山々に囲まれたここ、早戸川リバースポット!

このエリアこそ、この俺のホームエリアなのである!

リバスポが俺のカンツリ釣りの原点であり、

わが師、ハイネマンと共にあらゆるカンツリ基本テクをここで研究し、
時に学び、お互い切磋琢磨し、釣りとはいかに素晴らしいものかを知った。

まさにホームと呼ぶにふさわしい場所。




なにより、ここの雰囲気が好きだ。

周囲を見ても山、山、山!

ちょっと道をそれて、山に足を踏み入れるとそこはもう、人外の領域。


そして、底まで見える透明な水と轟々と流れる川の音。

素晴らしいっ!


なんと、素晴らしい事か!


ちなみに、半日チケットなら正午から開始となるのだが、
正午開始予定と言っておきながら、こんな時間になったのは忘れ物を取りに帰ったせい。



忘れ物。

ま…その。
なんつーか、ドえらいモン忘れていきましたwww

まぁ、現地に着く前に気付いてよかったけどな!!!



とりあえず、今日のタックルはこれ。




2015フリームス&FS56J。

舐めプとか言うなかれ。

これは本気タックルなのである。




思った以上に混んでるなー。

車の台数からすると、ここだけで2-30台。

釣り人もざっとで50人以上はいる。

まぁ、フライマンが半数以上だから、ルアーは10-20人ってとこか。


前回は車が10台に満たなかったが、あれは…ガラ空きと言うやつ。

今日は平日とはいえGWの中日だから、さすがにまぁまぁ混んでる方だな。


ちなみに、昔は平日朝一で10台、昼には50台、釣り人100人ってとこで、

休日にもなると、その倍くらい入るってのが、かつての早戸川リバスポだったwww

まぁ、それでもそれなりに釣れるのが早戸でもあった訳なんだがなー。




13:44

開始後、10分程度でまずは一匹。

ルアーは前回好調だったトーナメントウルトラベスパのオリーブオレンジテール。

なかなかのサイズだったが、難なくGET。

今回、実質フリームスの初の実戦投入となるのだが、
重たいとか、巻き心地が微妙とか色々諸評価あるようだが、
ドラグ性能については特筆級のものがある事が良く解った。

ちなみに、こいつは40㎝級近い大物だったのだけど、
FS56Jとフリームスの組み合わせの前には、ロクに抵抗も出来ず、あっさりネットイン。

フリームスのドラグ…これぞまさしくオートマチックドラグとも言うべき代物。

ドラグ自体は、ちょっとした事ですぐ動くのだけれども、動きっぱなしに決してならず、
ある程度引き出されるとじわっと止まる感じで魚も思ったように動けないような感じで割とすんなり寄ってくる。

なんじゃ、これwww

見えない誰かが勝手にドラグノブを動かしてくれているかのようだ。

うん…その…なんだ。

キモいwww



ただ、久々のFS56Jは…正直、このところエゲレアERGS58ULを通して使っていたせいか、

もはやFS56Jはルアーどこに飛んでいくか解らない上に、アタリも何も解らない…冗談のようなポンコツロッドになっていたwww

これでは、目をつぶって釣りをするのと変わらない。

そのうえ、今の時期午後から吹き出す強風でロッドはぶれるわで、もう訳が分からない。

うーん、FS56Jって、ここまでポンコツなフィーリングだったっけ?

もうちょっとマシだったと思ったんだけど、何だろこの感覚…例えるなら…。

毛糸で縄跳びやってるような感じ?

訳の解らんたとえで恐縮ながら、まさにそんな感じなんで想像してくれたまえwww

それにしても…グラスは経年劣化でコシが抜けると言う話を聞いてはいたが、
確かに、コシが抜けてベニョンベニョンになっていると言うのは否定できない。
そろそろ、FS56Jも引退を考えてもいいかもしれない。

と言うか、一度引退させたんだが、何だかんだで復帰したってのが正直なところ。

つーか、ERGSのフィーリングがあまりに馴染みすぎるせいで、余計にグラスの欠点が良く解るのだろう。
まぁ、ERGS58ULってフィーリング的には渓流ロッドみたいな感じだし、感度とパワー重視で正反対だから、余計に…な?

それにしても、やり難いなんてもんじゃない。
こんなでやってられっかwww

そんな訳で、タックルチェンジ。

いつものERGS58ULとフリームスの組み合わせにチェンジ。

リールは定番のレアニウムでも良かったが、
まぁ、せっかく最新のフリームスを買った事だし、ここは大物率も高いから引き続き使ってみよう。

タックルの重量バランスについても、事前に確認済みで全く問題ない。


ちなみに、タックル2セット持ち歩けば良くね? と思われるかもしれないけど。

早戸はガンガン歩いて、空いてる場所や魚が見えて釣れそうな場所を探すのが基本。
なので、ここはシングルタックル以外は考えられない。

って言うか、そもそも足場が悪いから、タックルボックスを置く場所にすら困るようなところなので、
複数タックル持ち歩いても置き場所が無い上に、うっかりすると自分のタックルを忘れたり、水没させたりするのが関の山。

まぁ…要するに、身軽が一番なんだよwww




14:18

タックル交換やら、あちこち歩き回ってたせいでセカンドフィッシュまで、およそ30分。

いやー、大場所が釣れないのなんのwww

魚はいる。
ここまでに、結構見かけたし、いる場所もほぼ定番。

だが、釣れない。

もっとも、29日あたりは相当な人出だったと思われるし、どうも朝から相当に叩かれているらしく正攻法じゃまともに釣れない。

周りを見ていても釣れてるのはフライとテンカラばかり。

まぁ、昔も早戸で午後からとか、はっきり言ってルアー全然釣れなくなるってのは良く解ってることで…。

昔は、午後からはテンカラでってのが定番だったな…そういえば。


なので、こないだの昼に入って50匹なんてのは、異常っちゃ異常なんだが…。

このままで終わらせるわけにはいかない。
そんな訳で、一気に移動。


上流の管理棟の目前、橋のたもとに、川幅10m程度で流心の流れの強いポイントを発見。

魚はいるが、流心ど真ん中で1.5m程度の深さで定位している。

これは狙いづらい。

正攻法でクロスで通すとルアーが一気に下流へ流されてしまう上に、マイクロルアーだとそもそも魚のいる深さまで届かない。

そのせいか、誰もこのポイントには入っていない。

ふはーはははっ! 

こう言う処こそ、狙い目なんじゃ。

だがしかし、どう攻める?

マイクロスプーンは、論外。

大型スプーンだと、流心ディープを狙う事は出来るだろうが、泳層キープも難しいし、そもそもあまり大きいと反応が鈍くて釣れない。

プラグでも出すべきか、或いはスピナー?

いやいや、どれも俺の釣れるイメージに合わない。

以前なら、ここで攻めあぐねてしまう所だが、こんな状況に最適なルアーがあるではないか。

マイクロベスパSS ダークオリーブ!!


この浮かばないマイクロスプーンであれば、俺のイメージした通りにやれるはず!



一撃。( *´艸`)


メソッド自体は、U字ドリフトと言う渓流トラウトでお馴染みの奴だが、

今回はその応用。

ショートピッチで対岸ギリギリに落として、ロッド操作で一気に沈める。

距離は10mにも満たないので、当然しゃがみ込んで気配も消す。

限りなく、テンカラのようなルアー操作になるのだが、早戸に限らず小場所ではこんなテクが要求されるのだ。


マイクロベスパの特徴はカウントダウンで沈めればきっちり沈んで巻いても浮かんでこないと言う事は解っていたが、

このキツめの流れの中でも、その特性はきっちり活かされたようで、イイ感じで群れの背後からじりじりと魚の鼻っ面を掠めるコースをトレース。


緊張の一瞬、

ガツーンと硬いバイトが乗った!!

飛ぶ! 走る! 潜る!!

目まぐるしく駆け回るスピード感あるファイト!!

これだよ! これがレインボーのファイトと言うやつだ。



大きさは20㎝台なので、ネットインはアレをやることにした。

敢えてジャンプを誘発させて、タモキャッチwww



アユ釣りでよくやってるアレだが、

前回から、ネットを小型化したので、ますますやりやすくなった。

ふと視線を感じて、顔を上げるとポカーンとした顔でこっち見てるおっちゃんと目が合った。

まぁ…この必殺タモキャッチャー。

遠目には魚がジャンプして、勝手にタモに向かってすっ飛んで行ったように見えるらしく、
初見の人には大抵ビビられるwww



なんか妙な重みが乗ったので引き揚げてみたが…スピナー。

でも、錆び錆び。

こんなとこで、根がかりとは…無茶しやがったな。


それにしても、この釣法…流れの強い中でリアクションで食ってるからなのか良く解らないが、
毎度、アタリがやたら強烈でどうにも弾きまくる…。

まぁ、ERGSはチューブラーだから、こういう乗せる釣りには向いてないから仕方ない。
FS56Jにしとけばよかったかなと思わなくもないけど、この接近戦ではやはり反応速度に優れるERGSが有利な訳で…どっちにせよベストではないなぁ。

うーむ、FS56Jの代わりになるようなソリッドの乗せロッドもやっぱ欲しいな。
ただまぁ…俺の場合、ロングロッドは嫌いなので6ft未満のショートロッド希望。

ちなみに、現状の有力候補はエゲレアの6.1ftのULソリッドモデル。

って、去年売っ払った奴と同じじゃんwww



もう一匹追加。

うーむ、アタリはあるのだが乗らん。

なんか反応が微妙。

色があってないのか…フックがダメか?




マイクロベスパSS、チョコレートブラウン&ハーフオレンジ

意外なカラーで釣れたな。

前回、足柄で好調だった♯10では何故か反応なしだったのに、これに変えたら一撃の好反応。

何故に?



もう一匹追加。

昔に比べると、ヒレピン率がやたら高くなったのはなんでだろう。

とにかく、イイ感じの魚である。




悪かないが、さすがにここでこの手のカラーはスレるのが速い。

反応鈍くなったので、カラーチェンジでさらにもう一匹。



色はコイツ。

ブルーグレー&ハーフ蛍光ピンク。


ちなみに、これはリバーオールドさんからのサービス品。

元々このカラーは頼んでなかったのだけど、これも使ってと言わんばかりにサービスしてもらえた。

お役に立ちました。(*´ω`*)


さすがに小場所で延々同じメソッドで釣り続けるのも限度がある。

俺の釣れてる様子を見て、対岸、下流と二人も人が入ってきたし、

虎視眈々とポイント狙ってる連中もそこらじゅうにいるのが解る。

まぁ、この辺が見切り時やな。




早戸は大体どこ行ってもこんな感じ。

ここは上流域の比較的大場所。

プレッシャーが強くなると、魚は大体奥の方に陣取ってしまう。

このポイントだと大体釣れる可能性のあるポイントは、
左奥の石から落ち込みまでの区間、対岸から1m以内ってとこかな。

奥の方で、すこし青っぽくなってるあたりがHITゾーン。

この写真ではわかりにくいけど、元の写真見るとその辺だけに魚影が見える。

まぁ、他はそもそも魚がいないってことは良く解る。

いないとこにルアー投げたって無駄なのよね。


奥をトーナメントベスパあたりで攻めるのも手だが、マイクロベスパSSが勢いに乗ってる感じなんで、

このまま通すのが吉。

俺が狙うのは、対角落ち込み狙いでアップストリームで速引き!!



狙い通り釣れるってのは、実にイイ。

今回のように、渋い日だと尚更である。

早戸の面白いところは地形や流れを読むってファクターがあるって事なんだよね。

ポンド系はルアー選択やタックルと言った道具や場所の占める部分が大きくって、
ひたすら延々同じところで手変え品を変えってやっていくのがパターンなんだけど…。

早戸だと、それは愚の骨頂。

渓流釣りと一緒で、ドンドン歩いて魚のいるところを探していって、見つけた魚をどうやって釣るかを考える。

サーチ&デストロイって奴か?


そうなると、道具もどちらかと言うと機動力重視となっていくので、
早戸ホーム組の装備は、ショートロッド、シングルタックル、タモも小型軽量型、ルアーも最小限、
アースカラーのフィッシングベスト装備…と大体こんな感じになる。


お寺や足柄なんかだと、お前ら店でも開くのか? ってな勢いで、
ロッド槍衾、タックルボックスいっぱいにギッシリ詰め込んだルアー…みたいな重装備をよく見たけど、早戸でその手の奴は大抵初見かアウェー組。

早戸の釣りは、5分と同じところに留まらないなんてのが当たり前なので、重装備組でもある程度解ってる奴は、自然と軽装備になってたりするwww

まぁ、早戸系のリバー系カンツリとポンド系カンツリは、同じカンツリというジャンルの釣りじゃあるんだけど、
似ているようで、実は全然違う釣りなんじゃないかなーって気はする。

…俺なんかは、むしろ早戸系にどっぷり浸かったクチなので、ポンド系の同じとこでひたすら延々ってのがどうも苦手。

つか、魚が見えない状況での釣り自体が苦手www



早戸のストックポンド…尋常じゃない数がぎっしり。

底が見えないwww


今は無き柿田川FSを思い出しますなぁ。

あそこは、マジでこんな感じの中へルアーぶち込むくらいの勢いのとこだった。



ちなみに、これ…恐らく万単位は軽くいると思われ。


こんな中にルアー投げたいと思う人もいるかもしれないけど。

実際は、ここまでの密度で集まられると、ルアー投げても、魚にもみくちゃにされるだけで、

ルアーアクションもヘッタクレも無く、運の悪い奴がスレがかって終了となるwww

まぁ、似たようなシチェーションとしては、足柄のエサやりタイムに遭遇すると出くわすわけだが。

あれなー。
はっきり言って全然釣れない上に、魚が変な風に散ってしまうので、実は迷惑千万…なのだが、
どうも名物化してるようなので、止める気配はなさそうだ…。
あんなで釣れるようになるなら、どこでもやってるはずだが、実際はあれをやってるのは足柄だけ。


適当にトイレ休憩や一服しつつ、のんびりとルアーを投げると。イイ感じのサイズがHIT!!

おーっ! いいね!!www


そこで、俺は違和感に気づいた。

??

左手がネットを探す。

だが、あるべきものがそこにない。

ネットは?

ねぇ! 俺のネットどこ?

と、マジでパニクりながら、何とか上陸させて、フォトショットwww




この後、300mほど戻って、忘れて放置されてたのを無事回収。

ちなみに、前回からネットはWILD1オリジナルの軽量小型ネットとなっている。

足柄で使った感じだと、グリップが短いのがネックになっていたが、
ここで使う分には軽量小型が生きてくる上にタモキャッチャーが格段にやりやすくなったので、地味に良いぞww



それにしてもまったく!!

出がけのロッドと言い、このネットと言い今日は忘れ物が多い。

ちなみに、予備フック一式も忘れたので、今回に限ってはフック交換も不可。

実はTUベスパのオリーブオレンジテールもフックがいかれて、この時点で使用不可。

まぁ、このカラーは予備があるし。

少し手間だけどニコイチにして、あまり使わないカラーからフック拝借すりゃいいので、何とかなる!!



そして、この時点で15時…滞在時間はおよそ1時間半だが、すでに10匹ほど釣りあげている。

まぁ、俺的なカンツリ釣れてる基準としては、3時間で10匹を基準として考えているので、
このペースは十分、釣れているペースである。

どれも正攻法とは言い難いが、以前ならお帰りタイムだった午後から開始でこの成果は、
この俺のレベルアップを象徴していると言えるなぁ。

しかも、何か知らんがベスパ縛りにしたら、むしろ釣果が上がっているような気がする。

これはたぶん、選択肢を狭めた結果、迷わなくなって余計な筋道を通らなくなった事と
同じスプーンを使い続ける事による熟練度の上昇効果だと思われる。

つか、マジでもう他のルアー見ても釣れるイメージが沸かない…どうしようwww


その後、最上流域をウロウロし、ポツポツと拾い釣り。



本日、好調マイクロベスパSS。



予備を投入、TUベスパ



珍しいルアーでHIT。

トゥーピドー 3.5g ポイズンレッド。


やっぱトゥーピドーええな。

ポンドじゃイマイチだけど、リバー系なら障害物回避能力も高いし、レンジもあって思った以上に使いやすい。
ルースターも良いが、フェザー付きは反則と言うとこも多いし、せっかく山ほど買い揃えたんだからトゥーピドーも使いこなさないと。


山の夕暮れは早い。

16時を回って早くも少し薄暗くなってきた。

そう言えば、もう太陽の姿は山陰に隠れてしまって見えない。

半日券だと17時には撤収なので、あと1時間はある。

それに、この薄暗くなってきてからがチャンスタイムなのだ。

このチャンスタイムにすべてを掛けると言うのが本来の想定だったけど。

この時点で十分釣れているので、俺的にはすでに満足モードwww

なので、このチャンスタイムはおまけ程度に考えて、焦らずのんびり消化試合だと思ってやることにするwww


と言う訳で、撤収を頭に入れて下流へと移動開始。


さっき釣れてたポイントは若造二人が立って、くっちゃべりながらダラダラとやってる。

狭いポイントだし、あんな風に突っ立って、大声で話してちゃ釣れるわけがない。

つまり連中が場所空けない限り、絶望的。

ここ誰も手を付けないポイントだったのに、俺の様子を見て続々と入り込んでたらしい…。


昼間っからルアーで爆釣とか目立つことやってりゃ、そうなるかー。

幸いながら、その下にもいくつか不人気手狭地帯が続くので、どこかいい場所を探そう。

ちなみに、この数区画は昔から流れが強くて水深深くて、超狭いと

ルアーもフライも向いているとはいい難いポイントで、おかげで誰も近づかず、

唯一、テンカラだけはこの狭さを問題としない為、テンカラの天下と言うポイントとなっていた訳。

で、昔早戸でテンカラやってた俺的にはむしろお気に入りゾーンだったりする。

ちなみに、テンカラは早戸のニジマスには反則的な効果があり、半日で100匹くらい余裕で釣れる。

はっきり言って、数釣りに関してはテンカラは掛け値なしで最強。

まぁ、あまりに釣れるので空しくなって、やんなくなって久しい。
昔は、良くテンカラでブルーギルとか釣ったもんだ。

とりあえず、イイ感じに空いてるとこを発見。

他に釣り人は、下流にフライのおねーちゃんがいるけど、キャストがうまく出来ないらしく、提灯釣りみたいにフライを流してるだけ。

つか、こんなとこでショートレンジキャストとかちょっと無理あんじゃね?

俺は…落ち込みの脇に座り込んで、マイクロベスパSSオリーブを対角線手前の真ん中あたり目掛けてキャスト。

フライのおねーちゃんに配慮したのもあるけど、上から見た限り、おねーちゃんのせいで魚が下流ではなく中間地点辺りに滞留している事から、真ん中辺からドリフト横断させるのがベストと判断した。

さて、どう出るか?



おう!一撃



またしても一撃。



これは、あれかー?




よしよし、ワンキャストワンヒット。




恒例のフィーバータイム突入!!wwww




いいぞ! 1回外れても、そっこー次がヒットしてくるとか。

いつものアレだwww






どーん!!

15分で8連発を決めたところで、ウルトラベスパSS オリーブが手前の石の隙間に引っかかって、回収しようとしたものの、そのままライン切れて行方不明に。(´・ω・`)

ここでこれは痛いな…。

ついでに、おねーちゃんが移動してしまったら、魚の滞留ポイントが変わってしまったらしく、
同じメソッドでパタッと釣れなくなった。


えええっwww


人為的プレッシャーが図らずも爆釣を生んでいたとは…。

まぁ、理屈じゃ解るけど、実際に直面するとなんとも複雑である。

とりあえず、もっと奥へ対角線キャストして同じようにドリフトさせたけど、反応なし。

うーむ、今のは奇跡的なバランスが演出した爆釣だったのだろうか。

まぁ、ここは十分釣ったし、反応鈍くなってたのも事実だし。

さっさと更に下流へ移動。

ルアーは、さっきも好調だったマイクロベスパSSのダークオリーブにチェンジ。

ここは、下手なカラーは使わず、スレ難いカラーでネチネチと攻める。

メソッドも同様、ダウンストリームドリフト。




ちなみにポイント全景。

広く見えるけど、実際はびっくりするほど狭い。





ここでは、2匹連発で追加にとどまる。

なぜならば…。

そう、ついにビックワンがHIT!!

途中までは順調。

ランも力づくで止めて、空気を吸わせて抵抗が弱まって、行けると思って、ドラグを締めて、手前に寄せたまでは想定通り、
だが、その直後にもう一撃が来る…ってその気配までは、読み切れたのだけど、

ドラグ緩めるタイミングが0.5秒遅かったのと、そっちに気を取られてロッド操作が疎かになったのが原因で、ラインにまともにトルクが乗って痛恨のラインブレイク!!

さしものフリームスのドラグもロッドがまっすぐの状態で反転ターボ掛けた40㎝級相手では分が悪かった。


これで、マイクロベスパのオリーブ系は壊滅。

他のカラーは正直、微妙だし、今から他のアタリを探す余裕はない。


なので後はもうTUベスパに賭けるしかないだろう。


狙うポイントは、合流点の最後の大場所。

一番広い上に魚影も一番濃いポイントなのだが、皆、撤収間際にあと一本を狙ってるようで、両岸合わせて10人近くいる激戦区となっていた。

だが、俺はただ一人座り込んでの低弾道キャスト&U字ドリフトでじっくり狙う。










なんとか、4匹ほど追加したところで、17時の終了のアナウンスが流れ、本日の釣行は終了!!


総カウントは…26匹、写真撮り損ねも含めたら30匹ってところか。


まぁ、前回の半分程度だけど、時間が短い事と正攻法じゃ全く駄目って状況からすると…。

…いやいや、普通に大漁だから、これwwww

むしろ、4時半の時点でまだ30分も時間があるし、とかやってたくらいだし。



それにしても、マイクロベスパSSは当初の予想を上回る高性能っぷりを早戸でも如何なく発揮してくれた。

何が良かったのかと振り返ると、リーリングをほとんど止めて、
流れに任せつつ、スローフォーリングでドリフトをかけると言うメソッド。
これが決定的。

このメソッド自体は、以前からたまにやってたのだが、さすがに8連発とか驚異的な結果を出すほどじゃなかった。

特に効果を発揮したのがマイクロベスパSSの軽量さ故にダウンストリームだとサスペンド状態となって、魚の鼻っ面を掠めるようにドリフトさせる事が出来た事。

これは、本来この状況下に適したであろうヘビー級ルアーではなかなか真似出来ない事で、
軽量マイクロスプーンで同じことやると浮いてしまうので、やはり真似できない。

所謂オンリーワンのメソッド。

今日、釣れたのはほとんどこのパターンと言う事を考えると、逆にこれやらなかったら、割と悲惨な釣果だった可能性が高い。

TUベスパも十分強力だが、マイクロベスパSSも大概だよなー。


マイクロベスパ自体は、正直なところ、沈み過ぎで使いにくいスプーンだったのだけど、

重量を変えただけでここまで化けるとは。

TUベスパのフォローどころか、もうこれ単体で十分主力でいいんじゃないか? くらいの高性能。

いやー、お見事! 

つか、俺が良く行くシチェーション自体。

クリアーウォーター系、午後からで激渋当たり前…みたいな状況が多いから、何気にベストマッチなような気もする。


前回の足柄であの状況であれだけ釣れてる時点で十分すげーのは解ってたけど、

今回の早戸の釣果は…
普通にすげーよwwww


まぁ…それだけにロストが少々痛い。


ロスト自体は、どちらも俺のミスによるものだから仕方がない…。

ただ、買った矢先にロストすると言うのは実に困る。


一応、上州屋永山店に取り寄せ依頼してみたけど、店員の反応が微妙だったので、

正直、あまり期待は出来ない…まぁ、1週間待って反応なかったら断り入れて、またリバーオールドさんに発注だな。


今回は…マイクロベスパSS、ロスト分&主力カラーの予備一式を揃えたら、10個くらいは行くだろうwww



それでは、今回もまた良い釣りでありました。


これでしばらく、釣り行きたくてウズウズすると言う事もなくなる…訳がないwww


次の釣行計画を練っている俺がいる。

次回は…思い切って、フィッシングエリアJにでも遠征してみるか?

うーん、道はカーナビ任せでなんとかなるだろうとしても、ここはひとつ早起きしないとなぁ…。

それでは、皆さん。

今回も大概なくらいの長文、ご閲覧ありがとうございました。


またねwww  

Posted by ふりスキー at 01:35Comments(0)ルアー釣行記

2015年04月30日

リバーオールド

我らがリバーオールドHPに気になるお知らせが!!



おー、サテライトミノーか。

おおおお、ど、どんな物なのやろうか。

興味は沸くなぁ。実に! 実に!

販売されたら、一個くらいは欲しいな。




それにもう一つ!!

正式フィールドテスター募集!

えええ、マジっすかー!!

うーん、これは是非やってみたいところなんだけど。

これは、カンツリ用とかじゃなく、
ネィティブフィールドテスターの募集なんだよね。

俺、スーパーベスパの5.2g以上って芦ノ湖でくらいしか使った事ないのだけど、
今回は、そのラインから上の重量のスプーン…の話らしい。

しかも、最低月1回の釣行。

う、む。
現状、月一でカンツリ行くのが関の山と言う軟弱な俺。

…無理やん。(´・ω・`)

むりやん。(´;ω;`)ブワッ.

  

Posted by ふりスキー at 04:06Comments(0)ルアー

2015年04月30日

そして、俺は釣りに行く。

諸々の君。
略して、諸君!


こんばんわ。


おひしさぶり!

ヲレだよ! ヲレ!

やだなぁ…忘れちゃったのか?

うん、まぁ…そういう訳でituneカード買ってきてほしいんだ。
7万円ほど!

的なLineメッセージが我が友ハイネマンから来たことが本当にありましたwww


俺そんなに金ねーぞとか、マジレス返した俺もたいがいアホですがー!



とまぁ、そんな事はどうでもよくて。

明日…正確には今日。
3連勤あけで釣り出撃の予定です。

イヤッホォオオオウ!!

実は先週、出撃の予定だったのだけど、

うちの嫁に車持っていかれて、戻ってきたのが14時過ぎと言う状況で、結局、泣き寝入りwww

なので、すでに新しいルアー含めて準備万端。

ふふふふ。
どこに行こうかな?

足柄は…もうしばらくいいし。
お寺は気温的には大丈夫そうじゃあるんだけど、
最高気温25度超えたとなると、そろそろヤバい時期。

浅川は…多分貸切だろうけど、心が折れそうになるからな!!


やっぱ、今の時期はリバー系だよなぁ。
春のリバーはいいんだぞー。

中津川は…意外と行くの大変な割には微妙。
なかなか面白いとこじゃあるんだけど。

うらたん」? 

Webページみっけてしまった。

おー、なんかまだ営業しとるわー。

ちなみに、ここは大昔は足元バケツ放流で魚いねーの騙された系カンツリだったのだけど、

いつのまにか早戸川風に劇的進化!
…したのはいいけど、ヤマメが良く釣れたのと、BBQの煙が酷いのと、
管理人がやたら横柄でガラが悪かったことしか覚えてない。

道志道の割と奥の方なので、初見で行きつくことは困難www

穴場っぽいっちゃ、穴場っぽいけど。
んー俺は今、爆釣したいのであって、修行はなぁ…ナッシングなのだよwww
鹿留とかも楽しいとこだったけど、遠いしなぁ。

そうなると…ここはひとつ、基本に立ち返って。
ヲレたちのホーム。

「早戸川リバスポ午後から半日3000円コース」

とでも洒落込みますか。

よし、けってーい。

なんか、嫁も先週の件もあるからか。
「19時までに帰ってきて、下の子迎えに行ってくれればいい」とか言ってるし。
心置きなく出撃できると言うものよ!!」

では!
…はよ寝ろと言う話www
  

Posted by ふりスキー at 03:37Comments(0)その他

2015年04月20日

ヲレの歴代メモリアルルアー達について語る。

なんか、書き掛けのまま埋まってた記事の原稿が出て来たので、
次回釣行までの間を持たせるためにアップするぜーwww

今回のネタは、ふりスキーのベスパ以外のスプーンの紹介。
プラグも含めると訳が分からなくなるし、ふりスキーは基本スプーン使いなので、
これで、いんじゃね?www


それでは、まずは準主力スプーンのフォレスト系をご紹介。

マーシャル 2.3g




概要:
カンツリ黎明期を支えた栄えあるスプーンの一角。

カラーリングも含めて、管理釣り場で使う事を前提にしたスプーンの先駆けとも言えるスプーンのひとつがこのマーシャル。

んじゃ、その前はどうしてたのかと言うと…一応、G-1スプーンと言うカンツリ用スプーンもあったんだけど。
正直、朝一と放流以外ではあまり釣れず、俺ら的にはフラットフィッシュとかレーベル軍団頼みだったね。

それはさておき、形状は極端に長細くしたウィローリーフ型。
動きの系統としては、ほぼ100%に近いウォブリング系スプーン。

1990年代後期。
当時のカンツリ用スプーンのカラーは、赤、オレンジ、黄、緑、青、黒、白と言ったように
はっきりとした原色系のカラーリングが中心で、今時の定番カラーと言えるオリーブやブラウン系と言ったカラーはそもそも無かった。

それでも、このスプーンの以前はメタリック系が中心で、
それらと比べると、専用設計の専用カラーだった為、比較にならないくらい良く釣れた。

記憶している中でも、良く釣れたのは緑と黄色、オレンジ、黒と言った辺り。
実際、これは俺に限った話ではなかったようで、この辺はやたらとよく売れていて、
考えてみれば、カラーを意識した釣りをするようになったのは、この辺からのような気がする。

その以前は…なんだろう。とにかく目立つこと=ジャスティスくらいの勢いだったから、チャートとかそんなんばっかり使ってた気がする。

少し前までは、ベスパとマーシャル二枚看板体制で使っていたが、ここ数年はベスパだけで事足りるようになってしまったので、出番は激減中。

一応、カラーリングを最近流行のカラーに変えて、現行で売られている事にはなっているはずだけど、
やはり、そろそろマーシャルが売れる時代ではないらしく、もはや売ってる所も少なくなってしまった。

射程:☆☆☆

レンジ:☆☆

沈降速度:☆☆

シルエット:☆☆☆
 
使用頻度:☆☆☆

アクション強度: ☆☆☆

全体的な印象としては、ウルトラベスパの少し上の層をトレースする感じ。

ちなみに、このマーシャルの小型進化系がマーシャルトーナメントで、
これはマイクロスプーンとシステム化スプーンの走りとなった画期的なスプーンだった。

クローザー



釣れない時の最終兵器と言う謳い文句のタフコン対応スプーン。

高活性系のマーシャルやベスパを打ち尽くした時なんかによく使っていた。

アクション傾向は、ローリング特化型。

カラーリングは、フォレストの定番系で派手からマット地味系までとバラエティ豊富。

もっと軽い0.6gだか、0.8gと言うモデルもあるようだが、そこまで行くと俺のタックルじゃ無理だったので、1gで妥協。

それでも実際、困った時の救世主的なルアーで、帰り間際のラストワンをコイツで決める事が多かった。

これもまた未だにショップでは定番の一角を占めているから、大したもんだと思う。

ただ最近は、投げるルアーに困るほど長居することが無くなったので、コイツの出番もあまりなくなった。

更に、マイクロベスパSSと言う超強力なライバルが新たに導入されることとなったので、下手すれば MC 共々引退の可能性が出て来た。

射程:☆☆

レンジ:☆

沈降速度:☆

シルエット:☆
 
使用頻度:☆☆

アクション強度: ☆

はっきり言って、地味。
ひたすら地味で爆釣はしないけど、タフコンで何やっても釣れない時でも結果を出してくれるシブい奴。
こういうルアーも使いこなしてこそ、スプーン使いを名乗れると言うものよ!


MC




正式名称はマーシャルクラシック。
マーシャル系統の最小、超小型版。

クローザーと同じくタフコン用として使う事が多かったが。
ある程度リトリーブ速度を上げないとまともに動かず、どちらかと言うとリアクションを拾っていくと言うスピナーライクな使い方が多かった。

マーシャル同様のウォブリングアクション主体なのだが、
射程や扱いやすさ、釣れっぷりと言ったほとんどすべての要素が TU ベスパに劣っており、これ使うくらいならTUベスパで良くね? 
と言う事で、これも出番は激減した。

個人的には割と気に入っていたのだけど、いよいよ行きつけのすべてのショップの棚から消えてしまったので、これもそろそろ引退かな…。

射程:☆☆

レンジ:☆☆

沈降速度:☆

シルエット:☆
 
使用頻度:☆☆

アクション強度: ☆

メビウス



マーシャルの左側に三個だけある奴がそれ。

ディープ用スプーン…。
らしいが、数色だけ買って試験投入するも結果、カスリもせず。

駄目じゃん。

と言う訳で、それっきり。


一時期はフォレスト信仰と言えるくらいフォレストのスプーンはお気に入りだったけど。

最近は、マーシャル系の軽視と、イヤーカラーとか言うあこぎな商法やチェイサーとか言うベスパそのものみたいなスプーンを堂々と出してきたり、
何かとそれはどうなのかなー的なやり口が目立ってきたので、ここ数年新規でフォレスト製スプーンは購入していない…。


※プリズムデザイン系スプーン

プリズムリーフ 

no photo
(写真撮ろうと思ったら、現物が行方不明でやんの…www)

一時期、カンツリ用スプーンの定番のひとつにまでなった強スプーンのひとつ。
こいつもレジェンド級スプーンと言って差し支えないと思う。

このスプーンを使っていたころは柿田川がメインだったけど、
当時ウルトラベスパに並ぶ釣果を出していたくらいには強力なスプーンだった。

これもロッド越しにスプーンの動きが解る様なハイアクション系のスプーンだったので、ウルトラベスパと同じ理由でスプーンの動きの違和感でアタリを取ると言う技が使えたのはかなり大きかった。
レンジ調整の汎用性もウルトラベスパ並みに高く、いつも最初にどちらを使うか非常に悩ましかった事を覚えている。
(KFSのチャレンジカップでの5位入賞の決め手となったのも、実はコイツ。)

また、ポパイ系のショップに行けば、必ず手に入ったので補充性も良くかなり長年愛用していたのだけど。
スプーンの流行が1g台の超小型スプーン主流となっていき、この辺の2g台のスプーンは段々売れなくなっていた。

そして、ポパイでも徐々にプリズムリーフの取り扱いが減ってきて、気が付くと隅っこに追いやられるようになっていった。

それでも、ベスパとプリズムリーフ、マーシャルと言う三枚壁体制は捨てがたく、
プリズムリーフは主力の一角として活躍を続けていた。

しかしながら、悲しむべきことに、プリズムデザインの社長さんの訃報。
それに伴いプリズムデザイン社自体も解散となり、同社のスプーンもすべて廃盤となってしまった。
(弟子の方が引き続き制作と販売を続けているらしいが、西日本のごく一部のショップやイベント販売のみとなってしまったようで、現状入手は困難)

入手が困難なスプーンを継続して使う訳にはいかず、プリズムリーフについては惜しまれつつの引退と相成った。
(最後に使ったのは、たぶんKFSのラスト釣行で友人のUGO氏に使わせて、俺も久々に使うかーって使ったのが最後だと思った。)

なお、購入後10年近くの時が過ぎた結果、塗装の剥離劣化が起こり始めていて、もはや使い物にはなりそうもなく、再び日の目を見る事はないであろう…。

モノ自体はウルトラベスパ並みと言うのは誇張でもなんでもなかっただけに、非常に惜しまれる。

射程:☆☆☆

レンジ:☆☆☆

沈降速度:☆☆☆

シルエット:☆☆☆☆
 
使用頻度:☆☆☆☆

アクション強度: ☆☆☆☆☆


バディ




派手系アクションのプリズムリーフに対して、小型ローアクション系のバディは決して釣れるスプーンではなかったが、
タフコン対応のスレ難いスプーンと言う事で、クローザー導入以前はコイツが切り札的なスプーンだった。

使用頻度は少ないが、コイツだけは外せないと言う重要なポジションを占めていたものだ。

バディシリーズは、晩年のプリズムデザインの主力スプーンとなっていたので、在庫もかなり豊富だったが。
プリズムデザインの解散に伴う廃盤と、ポパイ16号店が潰れたことがトドメとなって、これも入手困難となり引退。

これもやっぱり、塗装の経年劣化剥離が多発し始めていて、どっちにせよもはや使い物にならない…。

これ…仮にプリズムデザイン継続してても、この問題って結構やばかったんじゃないか?
すべてではなく一部の塗料で発生する問題のようだけど、素人が田宮カラー塗ったんじゃあるまいし、ルアーの塗装が10年持たずに経年劣化剥離とかあり得ないよ。(´・ω・`)

実際、えらくあっさり塗装が剥げるって傾向あったんだけど…これはあかん。
新生プリズムデザイン製スプーンでは、この問題が起こらない事を祈るよ。


ムカイ : ルーパー




いつまでも古いルアーを延々使い続ける懐古厨じゃダメダメ。

って事で、最新鋭スプーンでも使ってみるかーと言う事で、一昨年位に割と評判が良かったルーパーシリーズの1.7gを購入。
個人的には、スプーンの大きさは3㎝、2g台がベストバランスと思っているので、マイクロスプーン隆盛の中で、それなりに売れているこのスプーンに目を付けたのだった。

なんだかんだで、10色くらい揃えたのだけど…。
使ってみて解った事は、すべての面でウルトラベスパにまったく及ばないと言う事だった。

飛距離やレンジの汎用性は悪くないのだが、とにかく釣れない。

ルーパー数投して、釣れない→ウルトラベスパにしたら、あっさり釣れる。

ウルトラベスパで釣れてる→同じようなカラーのルーパー投げる→沈黙。

ウルトラベスパを使う→やっぱりあっさり釣れる。

こんな事が何度かあって、結局まともに釣ることもなく二軍落ち…。

このルーパーのダメっぷりと、ウルトラベスパの安定した釣れっぷりの落差にヲレのベスパ病は悪化し、今に至るwwww

まぁ、なんだかんだでそれなりに売れていたスプーンだし、ムカイだしで、素性は悪かないとは思うのだけど。

比較対象が10年かけて熟練した、レジェンド持ち級のスプーンと比較と言うのは酷であったか。

射程:☆☆☆☆

レンジ:☆☆☆

沈降速度:☆☆☆

シルエット:☆☆☆
 
使用頻度:☆

アクション強度: ☆☆

どっちかと言うと、ローリング主体のようで、巻いてもこれルアー付いてるのか? と思うくらいにはアクションがとにかく弱い。
アクションが弱い=釣れないとは一概には言えないので、それだけでは判断しにくいところではあるが、その割にはカラーリングは派手系中心と言う良く解らない取り合わせ。

ウルトラベスパ系とは真逆のキャラクターと言う事もあったが、やはり釣れないスプーンと言う印象の方が強い。

たぶん、トーナメントベスパSSが使える状況でなら、泳層なども被っているので、それなりに釣れたかもしれないが、
そんな状況では、信頼のおけるトーナメントベスパSSを使い続けるに決まってるので、やっぱり出る幕がなかったと言う…。(´・ω・`)

ムカイのラインナップを見ていると、ベスパ同様複数の種類やg数の違うスプーンを状況に応じて使い分けるコンセプトだと見受けられる。

…要はベスパ同様、システム化されているようなので、その一角だけを使って評価するのは早計かもしれないけど、ベスパに比べるとカラーラインナップとか個々のルアーの差別化が甘いって気がする。

つーか、どこのメーカーも色々出していて、実はセットで使ってこそ意味があると言うラインナップになっているのに、その事にあまり触れないもんだから、つまみ食いみたいにチョロチョロと数個だけ買うとか、
1セットだけ買って満足するなんてアングラーばかりになっているのだよねー。

イマージュ : エリアピクシー



通称エリピク。

これもまた10年前のトーナメンター御用達のレジェンド級のスプーン。

幅広のリッジ形状スプーンで、ほぼローリングアクション、非光沢マット塗装とかなり先進的なスプーンだった。
(もっとも、リッジ系スプーンはベスパが走りなので、エリピクも実はベスパの系譜と言えなくもない)

このスプーンは、とにかくよく釣れた。

同社のレピアーと言う2g台のスプーンとセットで使うと言うのがイマージュの基本コンセプトだったようだが、

2g台はマーシャルとウルトラベスパと言う強烈な奴らを使っていたので、これらのフォロー用としてエリピクを使っていた。

初見の鹿留でこいつの黄緑色のを使ったら、一時間くらい延々とワンキャストワンヒットと言う怒涛の釣れっぷりを発揮したことをよく覚えている。

その頃はTUベスパもまだ無かったので、早戸川でもマーシャル、ベスパを打ち尽くしたあとの次番手スプーンとして大活躍だった。

特に写真の黄色い奴は、あちこち塗装に欠けが見えるけど、これはその程度には酷使していたと言う証拠。
むしろこんな程度で済んでいる時点でどんだけ頑丈なんだよと言いたくなる程度には、あちこちブツけたし使用頻度もかなり高かった。

今引っ張り出して見ても、塗装の劣化なども起きておらず、雑な保存状態でかなり汚れていたにもかかわらず、ちょっと水で洗ったら新品同様になった。

この事からも、塗装に関しては明らかにオーバークオリティっぽい。

すげーぜ。


ちなみに、当時はアングリングファン誌上でイマージュ特集が組まれるくらいには、
釣れると話題のスプーンとなっていて、ショップでも売れ筋カラーが入手困難なほどよく売れていて、
どうも明らかに生産が追い付いていないような感じだった。

しかしながら、気が付くとレピアー共々、怒涛のように売り出されるマイクロスプーンの山に埋もれて、見かけなくなっていった。

そして、こちらもTUベスパの導入に伴い、出番が減っていき、気が付いたら、売れ残りが隅っこでこそっと売られるような扱いとなる。

…なぜあそこまで人気だったスプーンが店頭から消えたのだろうと思っていたら、
割と最近になって、イマージュ消滅と言う事を知った。

何と言うか、盛者必衰の理とでも言うべきものか。


その理由は解らないが、消滅が惜しまれるメーカーだった。

今でもかなり釣れるくらいには、ハイレベルのスプーンだとは思うのだけど、

絶版ルアーは使えないなぁ…と言う訳で、これもすでに引退。


射程:☆☆☆

レンジ:☆☆

沈降速度:☆☆

シルエット:☆☆☆
 
使用頻度:☆☆☆☆

アクション強度: ☆☆☆


アルフレッド : アルフスプーン
(当時はアルフレッドとだけ呼ばれてたけど、今はこの名前らしい。)



バディの左側の奴ね!

カンツリ黎明期からある、強スプーンのひとつ。
これもやっぱり、トーナメンター御用達のレジェンド級のスプーン。

我が師ハイネマン、イチオシスプーン。

奴があまりに推すので試しに買って使ってみたが、
まぁ、TUベスパ並みには釣れると言う印象だったのだが…。
よくよく考えると練度ゼロの状態で、その時点で相応に熟練したTUベスパ並みと言う時点で、
すでにすげーのではないかと思うのだけど、当時の俺的には、「確かに良く釣れるねー! でも、これ全然売ってないんだけどwww」なんて状態だった。

実際のところ、これの1.5gモデルは当時入手が非常に困難で、ロストしたらそう簡単に補充できないと言う問題があった。

必然的に、使う場合も切り札的な使い方をせざるを得なかった。

なのであまり使わないまま、お守り状態となり、TUベスパの増強&熟練UPと共にキャラクター的にかぶっていたこいつも二軍落ち。

さっき知ったのだけど、今ではメーカー名がそのものずばりアルフレッドとなって、アルフレッドと呼ばれていたスプーンはアルフスプーンと言う名前となったようだ。

なんじゃそりゃ。


ダイワ : チヌークS



この写真でいうと、右端の二個。

ダイワチヌークと言えば、古の国産スプーンの雄とも言えるオールドスプーンのひとつである!

我が心の師、西山徹氏のルアー教本にも紹介されていたくらいなので、1970年代…もはや半世紀近い歴史があると言う訳だ。

なんつーか、敬礼っ!!('◇')ゞ


チヌークSはその改良型。

と言っても、何をどう改良したのか良く解らんくらいにはほぼオリジナルまんま。

何故か上州屋立川店では、これの取り扱いがやたら多く、ズラリと並ぶその姿は圧巻の一言。

ちなみに、なんで買ったのか自分でも良く解らない 7g台のチヌークが手元にあるのだが、リングにスイベルが付いてて、

そもそも回転させる事を前提にしたローリング系スプーンだと言う事が解る。

今はもう廃盤になってしまったが、かつてはこのチヌークS のカンツリ用2gバージョンと言うものがあって、それを使っていた。

中でも青銀と赤金、裏赤カッパーの三つは放流用スペシャルとして、良く使った。

当時、放流用としてはG-1が定番だったが、本格的な管理釣り場用スプーンのマーシャルの導入に伴い、
G-1だけでは力不足は否めず、新たな放流用スプーンとして、これを使い始めた。
(マーシャルにも一応赤金があったが、このカラーはなんかイマイチだった。)

放流用として使う分には、相応に優秀でこれもまた数多くの釣果を得たが、
これもやっぱり、放流最強の赤金ウルトラベスパの導入に伴い出番を奪われ、二軍落ち。

つーか、放流専用とはいえ、チヌークですら見劣りするって、ベスパどんだけなんだよwww


ルーハージェンセン : スーパーデューパー




同じ写真だけど、チヌークの隣ね。

上州屋の片隅で埃をかぶって280円と言う激安で売られていた謎ルアー。

しかしながら、これも古のルアーのひとつで、ルーハージェンセン自体、かの高名なハスルアーで有名。

なので、素性に関しては悪くなく、むしろ歴史と格式あるスプーンなのだった。


鉄板をUの字に曲げただけと言うふざけた形のスプーンながら、早戸川では使えばほぼ100%釣れると言う切り札だった。

ただ、割と沈むので、根がかりもしやすく当時、俺とハイネ氏が上州屋鵜野森店でスーパーデューパーの買い占めを行って以降、一切入手できなくなり、

さすがに、ちょっと使うのを遠慮するようなものとなっていた。


柿田川時代でもこいつはあまり使われず、やっぱりお守り化。

まぁ、こんなルアー無理に使うまでもなく、もっとバカスカ釣れるスプーンがあったってのが正直なところ。

今でも釣れるとは思うけど、釣ってネタにするのが関の山。

再販したら、物珍しさで売れるんじゃないかなー。


ナッソ : G-1アバロン




同じ写真でスマソ。
左端の方の4個。

メーカー名調べました。
そう、ナッソです…うん、ナッソ?

…なんでだろ全然馴染みがない。

今はもう消滅したメーカーのようだが、プラグなんかも出してて、どうも上州屋の専売ブランドのひとつだったらしい?

それはさておき、カンツリ黎明期でプラグ中心だった頃、放流用として、このG-1スプーンを使ってた。

普段の状況で使ってもあまり釣れないスプーンだったが、放流時にメタリック系を使うとジャンジャン釣れて、
スプーン故に手返しも良く、緑金と赤金を交互に投げる事で、その日の釣果の半分以上をG-1だけで獲得したりと、かなりいい仕事をしていた。

始めて導入した管理釣り場専用スプーンと言う事で、プラグ中心の早戸時代にはかなり長い間愛用していたが。
いつの間にか上州屋でも手に入らなくなり、他に良いルアーを見つけたこともあって、使われなくなっていった。

そんな中、5年位前にG-1スプーンのアワビ張りバージョンを上州屋で見かけて、思わず買った。

試しに王禅寺で使ったら、なんとビックワンGET!!

となって、すっかり調子に乗って、売られてた全カラーを買ったのは良いけど、その後唯一にして最大の戦果を挙げた黄色いアワビ仕様をあっさりロスト。
再度の入手はかなわず、なんとなく使う気が失せてしまい全品二軍ワレット行き。

まぁ…今となっては動きも微妙でなんら秀でたところもない普通のスプーン。

わざわざ使う理由もないわな。

個人的には思い出深いが、思い出補正かかっても放流時以外はまともに釣れた覚えがないので、やっぱりB級スプーンだろコレ。


ケンクラフト:リーフ



真ん中辺のダイヤカットのスプーンがそれ。

上州屋オリジナル、実質 RYOBI 製のスプーン。

かつては、RYOBIもダイワと並んでスプーンを作っていて、それなりに歴史あるメーカーなのです。

代表作としては、ストリームライン、テンプター、テンプターⅡ等々があって、様々なコピールアーを作ってたと言う黒歴史があるらしい…。


なるほど、まったくわからんっ!!


ダイアカット&メタリック中心と言う事で、ベスパには無いカラーリングと割と安めの価格設定されてたことで、試しに手を出したスプーン。

試験的に導入した結果、やはりウルトラベスパには全く及ばずとの結論となり、ほとんど使わないまま二軍落ち。

動きや加工精度、カラーなども水準以上で悪くなかったはずだけど。

…こればかりは、比較相手が悪いとしか言いようがない。



こんなもんかな。

こうして俺のスプーン使用遍歴を辿って行ってみると、様々なメーカーの混成状態から、
メーカー消滅やら、スプーン自体が消えたり、様々な理由で次々と脱落、もしくは純粋な性能差で役割をベスパに駆逐されていったと言う事が良く解る。

そして、一方ベスパは使い込むことでますます信頼度が上がり、使用頻度も上がり、それに伴い熟練度が上がり、
数がそろってシステム化が進み、洗練されていく…こんな状態でパッと出のスプーンなんか混ぜても、使える訳がない。


かくして、
自他共に認めるリバーオールドワンメイク管釣り師ふりスキーが爆誕したのであったwwww



最後に、これは全くの余談になるのだけど。

愛用ルアーが廃盤になると言う悲劇を幾度も経験し、
更にベスパの取扱店が減っていくと言う事態に直面し、もしも、今使ってる中で最強スプーンのベスパが同じように廃盤の憂き目をみたら…と考えてしまって、ファンの一人として、自分なりに何かやれることはないか? と考えた。

そこで、始めたのが…。

「ヲレとベスパとフェンウィック♪」

如何にベスパが最強カンツリスプーンなのかを、
自ら進んでワンメイクアングラーとなって、その縛りの中で、爆釣レポートを交えつつ、
世の中に証明し、ベスパの宣伝するのだ!(勝手に)

と言うコンセプトの元に、このブログが始まった。
まぁ、実のところ、ベスパワンメイクになったのは割と最近で、初期の頃はベスパ以外で釣ってることの方が多かったのだけど。
その辺はあまり深く考えてなかったってだけ。

ちなみに、リバーオールドの関係者もある日突然、
Google検索で「ベスパ スプーン」でキーワード検索すると、
本家の次に入ってくるようになったこのブログを見つけて、

「なにこれ!! この人、なんか勝手にうちのスプーンの宣伝みたいなことやってくれてるんだけど、いったい何者?!  って言うかだれっ?www」

とちょっとした騒ぎになってたらしいwww

一応、言っておきますけど。
ふりスキーはあくまで、リバーオールドのルアーを愛するアングラーの一人に過ぎないので、
リバーオールドさんからは1円ももらってないし、スプーンも基本通販で自腹購入しています。
(たまに、注文していないスプーンが混じっていて、「これはおまけです。ぜひ使ってみてください」とか書いてあることもあったりするけど、これは通販向けのサービスらしいです。)

まぁ、何だかんだで公認ファンブログみたいになってますが、
このブログでベスパに興味を持ってもらって、「なにこれ、マジで釣れるじゃん! すげーっ!」ってなる人が一人でも多くなれば、幸いです。

機会があれば、リバーオールド本社突撃取材とか、
噂のフィッシングエリアJ 覆面釣行レポートとかもやってみたいねwww

それにしても、このところ…天候に恵まれず、色々あって釣りに行く気分にもならず、
すっかり更新が落ち着いてしまってますなー。

まぁ、ここ数年どうにも冬になると体調崩しがちなので、これも仕方がないのですが。
そろそろ、暖かくなってきたので、またぞろガンガン釣りに行きたいものです!

それでは、また。
Let's Good Fishing Life !!  

Posted by ふりスキー at 14:13Comments(0)ルアーまとめ

2015年03月31日

激シブ足柄CAで、マイクロベスパSSの真髄を見た!

まさに、どうでもいい3日勤務1日休X4セットと言うろくでもない連続勤務から、明けた去る3/28。

凡そ二か月ぶりに釣りに行って来たのであった!!

候補は三つ。
早戸、裾野、足柄のどこにするか、途中の道中でギリギリまで迷った結果、
一番久しく行ってない足柄に行ってみようと事になった。




最後に行ったのは…おととしの夏以来だねー。
まぁ、足が遠のいた理由はいくつかあって、平日釣行行けるようになった分、高速道路代が馬鹿にならなくなってきたこと。(往復3000円くらいかかるのはキチい)
以前に比べると明らかに魚の質も量も減って、微妙な感じになった事。

何より、割と年中トーナメントやるようになって、トーナメンター御用達のエリアみたいになってしまったおかげで、
以前は、穴場的な釣り場だったのが、年中スレてる微妙エリアになってしまったってのが正直なとこ。

こんなじゃ、時間と金をかけていくより、近場の浅川とかお寺にでも行った方がいいよねーって話になるわなー。

なんだが。
敢えて、今回足柄を選んだ理由は…新装備のマイクロベスパSSのテストってのが主な理由。

早戸も考えたんだけど、あそこはぶっちゃけホームみたいなもんなんで、
こないだの結果から考えると、恐らく普通にイージーモードっぽいので、
ここは敢えて、ハードモードに挑戦! なんて、少し調子に乗ってみたwww

だったのだが。

開始30分で、思い切り後悔wwww

まぁ、やたらと向きが変わる強い風と魚影が見えない程度に沈んだ魚。
そして、場所移動もままならんくらいの混雑と、狭い事から加速度的にあがるプレッシャー。

もう悪い条件てんこ盛りみたいな状況になっていたのだった。



思った以上の悪戦苦闘で、主力のウルトラベスパ系がほぼ通用せず。
黒系に反応が良い事から、新兵器マイクロベスパSSのブラックでようやっと一匹。

まぁ、この一匹の前に3匹くらいバラしてるのだけど。



これは、試しにミッツドライを投げてみた結果。
これ実質トップなんだけど、唐突に下から魚がわいてきて、HIT。

HITっちゃあHITなんだけど。
こんな反応しかしないとなるとまぁ…表層は微妙。



これはトゥーピドーで釣れた!

黒いルアーに比較的反応が良いようなので、トゥーピドーでレンジ調整しつつ、広範囲をサーチすると言う戦術を試した結果。

ちなみに、トゥーピドーに対する反応はやたらよくて、ワンキャストで10バイトなんてこともあった。

なのだけれども、乗らないバレるで、まともに釣れたのはこの一匹だけ。

なんなんだろうなぁ…とにかく、当たっても浅い。



なんとなく、アタリパターンが見えて来た。

ルアーはマイクロベスパSSとトーナメントベスパSS。
カラーは♯10のような黄色が入ったカラーが露骨に反応が良いと言う事が解ってきた。

ちなみに、この色にたどり着いたのは、
たまたま、目の前で水没したアシナガ蜂の悲惨な最期を目撃したから。

なんつーか。
黄色と黒…他は微妙ってのが、総当たりした感想。

黄色もジンジャーやチャートだと駄目と言うセレクティブっぷり。

ちなみに、状況はますます人が増え始めたことで加速度的に悪化。
放流もあったみたいだけど、ほぼ効果なし。(つまり、さっぱり釣れないwww)

以前の俺なら、「靴の革紐~!」とかやるところだけど。
今日の俺の装備はガチでベスパ一式+旧式プラグ+ザッカー&ミッツドライと言う割り切りすぎだろ的なラインナップなので、初めからそのような邪な選択肢はないっ!www



こいつはトーナメントベスパSS。
カラーは♯10。

やはり、レンジがかなり下のようで、トーナメントベスパSSのレンジが最適のような感じ。



トーナメンウルトラトベスパ2で、ガツーンとイイ当りと共にGET。
この反応の良さ。

レンジ的には中の下段と言ったところのようだが、中段なら、コイツやトーナメントベスパSS、新兵器のマイクロベスパSS、この辺当りがいい感じでかち合うので、分は悪くない。
つーか、やはりマイクロベスパSSはなかなかいいポジションにいるなぁ…。



トーナメンウルトラトベスパ2で追加!
調子上がってきた!!

と思っていたら、ここに来てアタリルアーがキャスト切れで、ロスト!!(´・ω・`)

それから、またぞろ釣れないモード突入。

何か知らんけど、となりでセニョールトルネードだか何だかで爆釣してるし…。

来た~と思ったら、バレ連発。

つーか、3-4回乗って、1回くらいしか取れないってどうなのよ?
確かにERGSは、FSみたいにキモイくらいに魚の動きに追従できるようなロッドではないので、
バレ易いってのは、解るけど…いくらなんでも多すぎ。

もっとも、微かな違和感程度のあたりに反応してアワセ入れてるような感じなので、
どうやっても取れないくらいにはフッキングが浅いのがHITするようになったってだけなのかもしれない。

そして、トーナメントベスパSSの#10で待望のBIGワンHIT!!


が…結果は。
10分以上の長期戦の挙句にラインブレイク。
おまけに、アタリルアーもロスト。

痛い。痛すぎる。



それでも、めげずに唯一のアタリカラーのアタリルアー、マイクロベスパSSでGET!!

うーむ、♯10いいじゃん。
とりあえず、今回ロストした二つと、
トーナメントべスパSSとマイクロベスパSSで、いくつか強そうなカラーの予備を買おうwww

それにしても、マイクロベスパSSはレンジキープ能力がかなりすぐれているような印象。
TUベスパなんかだと、カウントダウンして沈めても、徐々に浮いてくるので、
同じレンジをキープしてトレースと言うのがなかなかに難しい。
まぁ、TUベスパは表層専用なので、沈めて使うもんじゃないから、しょうがないんだけど。

マイクロベスパSSは、沈めるときっちり同じ泳層をキープする。
これは、タフコンでは非常に重要。



今回、釣行の最大級の獲物。

釣れ方は、ぼーっとしながら、ルアーを巻いてたら、目の前(1mくらいの至近距離)泳いでたコイツの口に吸いこまれるようにスプーンが消えたので、驚いてアワセたらHIT。
どうも、むこうも油断してたらしく、えらくあっさりとネットインww


そして、この04:07を最後に、結局一度も釣れることなく撤収時刻。

なんだかんだで、9匹くらいは釣れていて、バレはその3倍くらいなので、
4時間の釣行と言う事も鑑みると、そんなに悪くはないのだけれども。
やっぱり厳しかった。
(ちなみに、こういうバレまくる状況に強いFS56Jは強風でほぼほぼ使い物にならず。)

ただ、この悪条件がそろってるような環境で、それなりの結果を残したマイクロベスパSSは、掛け値なしの本物ってのは断言してもいいかもしんない。

ちなみに、当初マイクロベスパSSは裏トーナメントウルトラベスパと予想してましたが、
実釣の結果から言うと、まったくの予想外。
一言でいうと、「プレッシャーで魚がスレて下がった時用の決戦スプーン」…と言うべきものだと。

昨今のスレ易く、ハイプレッシャーになりがちのエリア事情からすると、
このスプーンはかなり有効だと思う。

トーナメントなんかでも、似たような状況になりがちと言う事を考えると、
こいつは、マジでトーナメントで勝てるくらいの強ルアーなんではないだろうか?

少なくとも今回の釣行は、マイクロベスパSSがなければ、かなり厳しかったと思われる。

とりあえず、マイクロベスパSSは、主要カラーもう1セットとマッディスペシャルも入れて、全カラーコンプして、
今後もスタメンとして使う事が決定www

新カラーのハーフ系も予想以上に有力と解ったので、トーナメントベスパとSSも買い増ししようかなー。

ちなみに、今回ではっきりわかった事。
他のスプーンがなくても、まったく困らなかったので、今後もこのベスパワンメイクスタイルでやるっすwww
  

Posted by ふりスキー at 01:58Comments(2)ルアー釣行記

2015年03月10日

リバーオールド ベスパについて語る その5 (ベスパ以外もあるよ!)

こんばんわ。

それでは、今回は第三弾と言う事で、ベスパシリーズの残りの分をいってみます。

今回は、オリジナル ベスパ 3.2g
マイクロベスパ マイクロベスパSS

以上の3モデル…それとついでに、同じリバーオールド製と言う事で、
バイパー、トゥーピドーと言った他のルアーも紹介してみたいと思っています。

後者のルアーはどちらかと言うと、カンツリよりもネィティブフィールド向けの感がありますが、
どちらも悪くないルアーなので、興味があれば触ってみるのも悪くないかもしれません。

なお、マイクロベスパSSについては、現在未入手につき、概要のみになります。(´・ω・`)


サテライト ベスパ 




これぞ元祖ベスパと言えるモデル。

重量は3.2gとカンツリで使うにはさすがに少々重すぎるモデルだが、
90年代の頃のカンツリではスプーンと言えば、渓流用スプーンを使うのが当たり前で、この重量でも別に重い方ではなかったようだ。
(当時使われていたスプーンの代表としては、忠さんスプーンことバイトの3gとか、コータックの3g、スミスのピュアなんかも良く見かけた)

少なくともウルトラベスパの方が後発らしいので、90年代の半ば頃にはすでに販売されていたようだ。

個人的にはカンツリでの実績自体はあまりないが、群馬、栃木の大規模カンツリでは、未だに大物キラーとして使っている人も多いと聞く。
印象深いエピソードとしては裾野のマッディポンドで使ったら、1m近いようなスーパーな奴が釣れて、ジャンプ一発外れされたと言う事があったって事かなぁ…。俺、唖然www

現状、ヲレ自身はもっぱらハス釣り用ルアーとして使用する頻度が高く、
それまで使っていた他のハス用ルアーを押しのけてすっかり主力ルアーとして定着している。
あと、岡山の吉野川でリバーバス釣ったりとかも…なんだかんだであちこちで色々釣ってる。
芦ノ湖でも釣れたんだったかな…。
ネィティブフィールドで使うには、もっとも信頼できるルアーのひとつでもある。

ちなみに、このオリジナルベスパのすげーところは、ロッドがバットから曲がるくらいの激流にダウンクロスでぶち込もうが、カンツリの3倍速くらいの超高速でリトリーブしても、水面から飛び出したり水面を転がると言ったような事がなく、限界を超えて回転しながらも、がっつり底をトレースしてくると言う驚異的な安定性にある!




ちなみに、この辺がハス用の主力。
特にブルーヤマメはこのボロボロっぷりから、如何に酷使されているかが良く解るwww

余談ながら、以前ハス釣り用に3g台の渓流用スプーンをいくつか投入しているのだけど、
ハスが釣れるような超高速リトリーブをダウンクロスでやると、ほとんどが流れに負けて、水面を転がる様な有様で、リトリーブスピードを落とすか、流れに逆らう逆引きはしないようにせざるを得ず、対ハス用ルアーとしては、あまりスプーンは有効とは言い難いと言うのが実情だった。

その為、激浅逆引きでも問題にならないトップウォータープラグをメインにすると言う方法がハス狙いの主力メソッドだった訳。

ちなみに、使える条件としては、
飛距離は25mは超えて欲しい。(ネィティブフィールドでルアー投げると解るけど、25mは飛ばせないとキツイ)
水深10㎝をキープしつつ、流れに逆らうダウンクロスで高速リトリーブして破綻しない。
シルエットは極力小さく。
根がかりしない事。

こんな条件になる。
はっきり言って、こんなスプーンの限界に挑むような条件をクリア出来るようなスプーンの方が珍しいわけで、
これまで使ったスプーンで、ベスパ以外にこの過酷な条件をクリアできたスプーンは存在しない。

カンツリ用の2g台なら、使えるのでは? と思うかもしれないが。
カンツリ用スプーンの多くは、流れが強いところで使う事を想定しておらず、大抵あっさり動きが破たんする。
そもそもカラーも不向きだし、飛距離が全く足りていない…と言う事でそもそも選外。

渓流用の3g台でもこの条件ははっきり言って無理ゲー。
実のところ、5g台のスプーンを使えば、この条件をクリアできる事は出来るのだけど、今度は釣れる泳層(表層)をトレースできず、根がかりも多発すると言った別の問題が発生する。

そう言う意味では、俺のハス釣りと言う怪しげな独自釣法の世界では、ベスパがオンリーワンだったりする。

実際、ベスパのポテンシャルと汎用性は相当高いと実感しているので、まったくの初見のネィティブフィールドに挑むことになったとしても、ベスパがそろってれば何とかなるんじゃないかって本気で思ってたりする。
今年、やってみようかな? (´・ω・`)

また、派生モデルでスーパーベスパシリーズと言うレイク、渓流用のスプーンもあり、芦ノ湖や中禅寺湖のようなトラウトで有名なフィールドでは、ほぼ定番ルアーのひとつとなっており、都内のショップのレイクコーナーでは当たり前のように売られているし、現地の釣果報告でも良く名前を見る。
あっちの世界は良く解らないが、古参新参ひしめく中で、ろくなプロモーションもない中で、定番の位置を確保している時点でその実力はお察しください状態なんではないだろうか。

ちなみに、以前も少しふれたけど。
スーパーベスパのイチオシカラーは「ジグザグ」。
俺が芦ノ湖で唯一成果を挙げているのはスーパーベスパのこのカラーだったりする。

射程:☆☆☆☆☆+ 30m超 ULクラスのロッドで扱えるギリギリの重さだが、フルキャストするとものすげー飛ぶ。

レンジ:☆☆☆☆ 止水だと1mライン辺りを泳ぐような感じだが、流水域では30㎝くらいの所でも根がかりしないで泳ぐ。なにげに根がかり回避能力も高い。(それ故にか、ルアーは岩に擦れまくってボロボッロになるwww)

沈降速度:☆☆☆  沈降速度はイイ感じでゆっくり目。なかなか使いやすい。

シルエット:☆☆☆☆☆ さすがに相応にデカい。 動きも派手目なのでアピール力は高い。

使用頻度:☆ カンツリ用途では、王禅寺や裾野の二号池くらいでしか使った事がない。実績はゼロじゃないけど、あまりない。

ハス用での使用頻度:☆☆☆☆☆ ハス釣りでは、ほぼコイツオンリーで通すこともある位には高頻度で使っている。

アクション強度:☆☆☆☆ 5:5 のミックスタイプのウォブロール型。ウルトラベスパよりトーナメントベスパのアクションの方が近い。


カラー傾向 : 元々ネィティブフィールドを意識したカラーが多いが、単色のジンジャーやオリーブもあって、カンツリを意識したカラーも多い。
群馬栃木じゃこのサイズも普通に使われているらしいからねー。

ちなみに、ゼブラやコーチドックと言った最近は珍しくなった由緒正しいカラーもある。
個人的にはこの系統のカラーって、結構好きwww


マイクロベスパ 




ヲレがウルトラベスパを導入した時にはすでに一緒に売られていたようなので、何気にこれもかなり息が長いシリーズ。

2g、3cm位が主流の頃にウルトラベスパより一回り小さく軽いマイクロスプーンと言う事で、実際に買ってみたが、表層用スプーンと言う訳ではなく、むしろディープマイクロスプーンと言うべき、当時としてはかなり変わり種だった。

ちなみに、ヲレが持ってる写真のものは先代カラーのもので、RGBメタリックトリオを始め、大半がすでに絶版カラーとなっている。

マイクロベスパの動きは、基本的にウォブリング控えめなハイピッチローリング系のスプーンになる。

同社の大きさや重さが似たようなルアーでは、トーナメントウルトラベスパがあるが、
あっちは左右にフラフラ揺れながら、時折裏返えるくらい派手に泳ぐのに、
マイクロはほとんどまっすぐに、裏返るどころか、テールのマーカーすら見せることなく淡々とスーッと泳ぐ。

典型的な動かない安定志向スプーン。

どうも比重の高い素材でも使っているらしく、大きさの割に沈降速度がやたらと早く、割と速攻沈むのが特徴。
(なんとなくだけど、ウルトラベスパとかと比べると、ぶつけた時の音が違う)

ディープトレースに長けたルアーなので、使い道としてはボトム攻め専用とでも思っておいた方がいいだろう。
(ただし、根がかり回避性能は高く無いので、根がかり注意!!)

射程:☆☆☆☆ 小型スプーンの癖に射程はウルトラベスパ並み位にある。


レンジ:☆☆☆☆☆ 柿田川でウルトラベスパの感覚と同じように使うとすぐ底を引きずってしまって、藻まみれになってしまった。2m位のラインだと思われ。 

沈降速度:☆☆☆☆☆ 風呂に沈めて実験した限りだと、トーナメントウルトラベスパが3-4秒ほどかけて着底するところを2秒で着底したので、倍近い沈降速度。
相当早い方だと思う。

シルエット:☆☆ 小型でかつ、動きが静かで安定志向なので、水中でのシルエットも小さい。

使用頻度:☆ 柿田や早戸では、ボトムトレースは根がかり多発の割には、釣果も微妙だったので、出番はほとんどなかった。
一時期、2軍落ちどころか、行方不明になっていたが、先日無事発見されたのと、マイクロベスパSSと一緒に数色追加発注済みwww
引き出しを増やす為にもこいつも使いこなしたいと思ってる。

アクション強度:☆☆ 4:6 動き自体はウルトラベスパ系ではなくトーナメントベスパ系のようだが、
リトリーブ中、斜め上から見るとテールマーカーがほとんど見えない様子から、かなりローリング寄りのような感じである。

カラー傾向 : かつてはウルトラベスパと同じようなカラーリングだったが、現行カラーはトーナメントベスパと同じような感じになっている。 
テールマーカー入りのカラーが多いので、アピール系のカラーリング主体と思ってよい。


※ まだ持ってないので良く解らないけど、カラーパターンやマイクロベスパの動きから推定。

マイクロベスパSS 

リバーオールドのカンツリスプーンシリーズの最新作。
店頭で売ってるのはまだ見たことない。

マイクロベスパはボトムトレース特化と言うべき代物だったのに対して、こっちは同じ形状のままでサーフェスレンジ攻略を意識したモデル。

1gと言う重量と形状からすると、恐らくトーナメントウルトラベスパと同じようなキャストフィールで同じようなレンジを攻める事が出来ると思う。

カラーリングもトーナメントベスパSSと同じ地味系カラーリング。

これらの事から導き出されるのは、ウルトラベスパに対するトーナメントベスパSSのように、
裏トーナメントウルトラベスパとも言うべきスプーンなのではないかと思われる。

手持ちで近いスプーンとしては、フォレストのクローザーやプリズムデザインのバディとコンセプトは似ていると思う。

あの辺も基本的に爆釣するようなスプーンではないが、厳しい時やここぞと言う処で結果を出す渋いルアーなので、

それと同じようなものであれば、相当使えるはずである。


まだ触ってもいないモデルなので、評価できるような状態ではないです。

ただし、すでに物はリバーオールドさんに発注済み。

月末の釣行には、間に合う予定なので、別途インプレ記事をアップする予定。

射程:

レンジ:

沈降速度:

シルエット:
 
使用頻度:

アクション強度: 


カラー傾向: トーナメントベスパSSとほぼ同じカラーリング。地味系。


各種パラメーターの評価は買って使ってから埋めるのです。

実際に買った人の話だと、ベスパ系にしては大人しいけど、他社の地味系ルアーよりは動くとのこと。




サテライト バイパー




ベスパとは別系統のウィローリーフタイプの長細スプーン。

動きもどちらかと言うとウォブリング主体ではあるのだけれども、スプーンらしからぬグネグネとした生き物ライクな動きをする。

工夫次第でスプーンと言う無機質な鉄片に、命を与える事も…出来るかもしれないよ?

フォレストマーシャルと同系統っちゃ同系統なんだけど、あそこまでウォブリング特化じゃないし、
もっと…こう、スローリーな感じで生々しい動きをする。

比較的大きいため、カンツリでは実績はほとんどないが、
ハス釣り用ではこちらも良く使うスプーンとなっている。
(写真のはハス用で頻繁に使用するカラー。カンツリ用ではゼブラ系なんかを使う)

安定性ではベスパに及ばないが、独特なフォーリングアクションとその動きの良さで、単純な集魚力では、こちらの方が上のようである。
(ちなみに、ハスは長っ細いルアーが好みと言う傾向があるので、この手のウィローリーフ系の方が強い。)

使用するシチェーションとしては、流れが強くない開けた場所や射程距離が欲しい時などに使用。
あとは魚の居場所を探るサーチベイト用としては、かなり優秀。
(ハス釣りでは、HITせずとも反応してルアーに向かって動いた時点でそれと解るので、寄せとか囮と言う意味)

ちなみに、このバイパーシリーズは近年、レビン、ファングと言った二つ名を持つ大型重量級派生モデルが多数導入され、さっそくあちこちのネィティブフィールドで戦果報告が届いているらしい。
確かにバイパーの大型版なら、釣れるだろう。

…これのダウンサイジング版で、2g台のでも出せばカンツリ用として面白いルアーになるかもしれない。


サテライトトゥーピドー



リバーオールド製スピナー。

まぁ、スピナー自体ほとんど売ってるのを見ない程度には廃れてしまったので、これを売ってるようなショップはほぼないのが現状。

なので、見たことない人も多いと思う。

スピナーは往年のルースターテールやブレットン、セルタと言ったオールドルアーがほぼ完成形と言われている。

実際問題、これらを超えるようなスピナーを作るのはなかなか難しいようで、たまに新製品として出ては数年で消えていくスピナーが多い中、長年販売されていて重量増の派生モデルなども出ているようなので、割と健闘している方だと思う。

泳層が深めで、リアクションでしか釣れないような時に使う事で、そこそこの実績がある。

どっちかと言うと…実は冬場に実績が多い。

春から秋は表層主体だから、トゥーピドーの泳層だとちょいと厳しい。
実際のところ、ルースターとかだと、スローでも50㎝くらいのレンジをキープできるんだけど、トゥーピドーだとちょっとスローに引くと1m以上まで潜ってしまうので、速引きで浮かすようにしななければまともに釣れない。

なので、レンジが深く、リアクションで釣れる冬がもっとも適していると言う事になる。

ただ、ネィティブフィールドのように流れがあると話は全く別で、根がかり回避能力も高く、アップ、ダウン共にそつなくこなし、安定性も高くはっきり言ってスピナーとしてはかなり優秀。

…要するにネィティブフィールド向けなんだよな。カラーリングもそんな感じだし。

なんかしらんけど、やたら買い込んでいて、写真の9個以外にもダブりが5個くらいあった。
どうしてこんな事に…?(´・ω・`)


と言う訳で、ウルトラベスパ系、トーナメントウルトラべスパ系、とご紹介させていただいた上での今回の第三弾。

どちらかと言うと、カンツリ用途以外で使うスプーンが多いので、お役立ち情報になっているかどうか微妙です。

ちなみに、マイクロベスパ系はSS未購入、無印はほぼ使わずと言う状態なので、あまり参考にはなりません。

どちらも近いうちにまとめ買いの予定なので、数を揃えて実釣後に改めてインプレ記事を書くつもりです。


まぁ、これは一か月くらいは先になると思うので、次のお題は…。

ベスパ以外のカンツリスプーン特集!! の予定です。

紹介予定のスプーンは俺のワレットに残ってたベスパ系以外のものと言う事で、10種類以上は軽くありますが、
どれも古くなってしまったので、現行で生き延びているのは半分にも満たないです。

懐かしいものや伝説級のスプーンもあるかもしれません。

ちなみに、具体名を挙げると

フォレスト : マーシャル  クローザー  MC メビウス
プリズムデザイン : プリズムリーフ  バディ
ムカイ : ルーパー
イマージュ : エリアピクシー
アルフレッド : アルフスプーン(当時はアルフレッドとだけ呼ばれてたけど、今はこの名前らしい。)
ダイワ : チヌークS
ルーハージェンセン : スーパーデューパー
ナッソ : G-1アバロン
ケンクラフト : リーフ

ワレットに入ってたスプーンとしてはこんなにあった。
他にもダイワプレッソ系スプーンもあったはずなんだけど、行方不明。(´・ω・`)

こうしてみると、割と一級品のスプーンばかり、使ってたんだなぁ…。


それなりにっ! 乞うご期待www

前回記事 ベスパについて語る その4

前々回記事 ベスパについて語る その3  続きを読む

Posted by ふりスキー at 03:06Comments(0)ルアー

2015年03月06日

15フリームス、試し投げインプレっ!

やぁ、こんばんわ。
今回もやっぱり新タックル フリームスなんだ。

改造パーツの調達ついでに、多摩川で軽くルアー投げて来たので、
軽ーいインプレを書きます。



多摩川なう。
本当は水深もあって、投げやすい上に場合によっては何か釣れるかもしれないと言うポイントがこの近くにあるんだけど。
今日は工事だか何だかやってて、関係者以外立ち入り禁止となっていたので、やむなく橋の下にした。
うーむ、やっぱり水深浅い…リールテストやるのはいいけど、根がかり注意だぞ。



FS56Jに15フリームスを装着してみた!

うむっ! さすがにずっしりとした重さを感じるけど、ディップの振り加減もイイ感じだ。

とりあえず、オリジナルベスパをフルキャストしてみる。

橋げたまで推定50mってとこで、半分くらいの距離まで飛ぶ。

25mってとこか。

ベスパの本来の性能なら30mは超えるはずなんで、若干ショートした感じだけど、
向かい風でこれなら、風に乗せれば35mくらいは飛ぶな。

FS56Jは元々キャストの際のリリースタイミングが割とシビアで、慣れないとテンプラ連発…となるのだけど。
手元の重量が増した分、キャスティング自体はやりやすくなっている。
リールの違いによる飛距離の影響はほとんどない。さすがだ。

着水後、そっこー巻いてみる。
思った以上に滑らかな巻き。
グラスロッドごしでも、ルアーの動きや石に当たって根がかりしかける感覚も解る。

感じとしては、レアニウム並、少なくともポンコツアルテグラよりは断然よい!

何度かキャスティングを繰り返し、感覚を掴む。

実際にルアー投げてみた感じとしては、上々!
手元が重いとやはりふり抜けが良い。

ただ、やっぱりノブが大げさすぎる。
まぁ、今日は元々このノブの交換パーツを入手すべく立川上州屋に用事があったんで、多摩川はついでだ! ついで!www
絶対釣れない根がかり危険地帯で、無意味にキャストを繰り返して根がかりとか馬鹿らしいので、
10キャスト程やって、撤収。

帰り際、草にルアー引っ掛けて、ドラグのテストも実施。
(傍から見たらひたすら意味不明の行動に見えるが、知った事かぁっ!!)

ん? なんだこれ?

かなり締めた状態からでも、ある程度のトルクがかかるとドラグがズルッと動き出す。
緩々にしても、ドラグ作動後微妙にブレーキがかかりながら、ドラグが出ていく。

普通、ギチギチに締めるとドラグほぼ動かなくなるし、緩々だといったんドラグ滑ったら滑りっぱなしになるのだけど。
何と言うのだろう。
滑りやすくて止まりやすい?

ラインを切るくらいの勢いで、かなり乱暴にアワセをくれる動作を試しにやってみると、
トルクがピークになる寸前位で瞬間的にドラグが作動。
ロッドがショックをいなしたところで、止まるような動作をする。
おかげで、ここで止まると思ったところで止まらなくて、後ろ向きにたたらを踏むと言う器用な真似をしてしまったwww

これは、なかなかどうしていいんじゃないか?
ダイワのドラグって、滑り出しが唐突で滑り出したらなかなか止まらず、ドラグを締めるとブレーキが唐突にかかると言う印象があるのだけど。(注:初代フリームスや04セルテートの話です)

このドラグは、緩くても締めこんでもかなり早い段階でドラグがジリジリ動き出して、動き出してもブレーキずっとかかってるような感じになる。
なんだこれ? 自動ドラグ調整でもしてるの? なんかキモイよ!

なんつーか。
うーむ、謎ドラグだ…これ。




Office-Zip 製のキャップインフラットノブSを装着してみた。

このハンドルノブ。
実はレアニウムやアルテグラにも装着していて、個人的にかなりお気に入りの愛用ハンドルノブでもある。

2000円弱とお手頃価格、硬くて、薄くて、グリップもばっちり決まると言うなかなかに素晴らしい代物。

上州屋立川店にはこれが売ってて、リールを買い替えるといそいそと立川まで行くと言うのがこれで三代続いたことになるwww(でも、今回で買い占めてしまった…次からどうしよう…。)

ちなみに、このハンドルノブ。
カラーを入れて、調整することでダイワ、シマノ問わず使用可能となっていて、割と何にでも使える。
ノブのガタツキ調整用ワッシャー付で、ガタツキが気になる場合も調整可能。
(今回は、そんなもん入れるまでもなく、一発で決まって無問題だった。)
おすすめです!

よしよし!
段々と俺のリールって感じになってきたぞ。  

Posted by ふりスキー at 18:53Comments(0)タックル

2015年03月05日

二日続けての15 フリームス 特集!!

やぁっ! みんなっ!
先日に引き続き 15 フリームス特集なんだぜっ!(*´ω`*)


いやー、何か知らんけど。
15フリームスは意外と注目度高いみたいなんで、PV数が一日で100近く行ってるんだよねー。

今回は、前回ちょっと触れてたFS56Jと組み合わせた際のバランスの良さと言う点を少し補足する。

んじゃー。
まずは、この写真を見て欲しい。



FS56J & レアニウム 1000S

これは指一本でバランスが取れる場所で、タックルの重心がどこに来るのかを示したもの。

お解りだろうか?
この組み合わせだと、グリップの先端部と言うとんでもない所が重心になってしまっている。
これでは、ディップの持ち余り感が強いのも当然と言えるだろう。

あーうん。
そのなんつーか。
こんな事になっていたのかっ!!

そりゃ、ディップの重さも際立つさーっ!

ちなみに、この組み合わせで普通に持つと自然とディップが下がる…。



FS56J & 15 フリームス 2004

この組み合わせだと、御覧の通り。
重心が少し後ろに下がって、先端部の辺りになっているのが解ると思う。

もともとFS56Jって、ショートグリップ仕様だからグリップ部分が軽いんだよなー。



ちなみに、これが俺のいつもの持ち方。
中指の辺りに重心が来るので、タックル自体の重さは増すものの非常に持ちやすくなった。

何の事はないFS56Jとレアニウムの組み合わせがいまいちバランスが悪く感じていたのはこれが原因だった。

どうやらこと、FS56Jに関しては、リールの軽さ=ジャスティス。
と言う訳でない事が実証されてしまった!!

ちなみに、FS56Jは総重量102g。
フリームスは250gほどらしいので、総計352gほどなのだが。
バランスが改善されたことにより、レアニウムとの組み合わせより、しっくり来る感は断然上。

ディップが軽くなったような気がするのは多分気のせいじゃなかろう。

つーか、この感覚。

そうだっ! セルテート使ってた頃の感覚だ!
そいや、セルテートも重量250gくらいだったからなぁ…そりゃ同じような感覚がするわー。

いいねー! 実にいいねー!
なんかドンドン気に入ってきたぞ!



今度は、レアニウム1000Sとエゲレア エリアパフォーマンス ERGS-58UL の組み合わせ。
現在の実質エースタックル。

これは、なかなかいい感じの所に重心が来ている。

最初に使った時の馴染む感はこれだな。

ちなみに、この組み合わせの総重量は、レアニウム 170g ERGS58UL 76g 計246g
まぁ、FS56Jとフリームスの組み合わせと比べると100gほど軽い。

つーか、100gの差って軽く言うけど、およそ1.5倍www

FS&フリームスセットと比較すると、びっくりするほど差がある。

軽っ! これはこれでいいんじゃないだろうか。

ただ、バランス的にはこの長さでチューブラーだから、絶妙なバランスが維持できているのであって、
ロングロッドだとどうだっただろう。

今となっては、確かめる術もないが、ERSS-63ULの時は、長い分重心が前に行ってたのは確実。
確かにロッド構えると自然にディップが下がってたような気がするんだよなー。

あの使いにくい感じって、もしかしてレアニウムのせいだったのだろうか…?

バランスって思った以上に重要なんだなー。




これは、フリームス&ERGS-58ULの組み合わせ。

あれ? リールの重さはずいぶん違うのに重心点は、あまり変わらない。
1㎝くらいは手元に動いたけど。

実際持った感じも、そんなに違和感ない。
むしろ、バランス的にはレアニウムよりいいんじゃないか? これ。

さすがに軽快さは失われたような感じはするけど…どうなんだろ。



実際に持ってみた感じ。
ぐぬぬ…重心点が俺のグリップにジャストフィットな感じのとこに来ておるではないか。

まぁ、これも十分にありだろ。

しかし、こうやって比較するとエゲレアシリーズに限らず、最近のロッドについてるグリップエンドって奴は、
意外とバランサーとして役に立っているのだなぁと。

ERGSなら、レアニウム級のライトリールでも十分バランスが取れているし、フリームスのような重いリールと組み合わせても、バランス自体はそう変わらない。
たぶん、これはロッドの基礎設計段階でリール装着時の重量バランスを意識して設計してるからだと思う。

さすがパームスだぜ。
安ロッドなのに、基礎設計レベルで抜かりない。
さすがだ。

…こんな感じで色々実験してみたのだよー。

意外な結果に俺も驚きだ。

今までリールが軽いに越したことはないと思ってたんだけど。
どうもロッドによっては、軽すぎると駄目って事もあるみたい。

15フリームスは、11フリームスと違ってフルメタルボディになって、2004クラスでも250gとかなり重ためのリールなのだが。

重い=ネガティブと言う訳ではないと言うのは、なんとなく理解できるのではないだろうか。

それにしてもFS56J…こいつが売られてた当時は200g切る様なリールが無くて、280g位が普通だったからだとは思うけど。
レアニウムとの組み合わせがここまでバランスが悪かったとは…。
まぁ、ロッドの設計者もリールが160gとかまで軽量化するなんて思ってなかったんだろう。
想定外って奴だから仕方がないね。

となると、フリームスとの組み合わせ、マジでかなりいいんじゃないだろうか?!



今度の休みはせめて、ロッドを振りに行かなくてはなるまいなっ!

つーか、これはもう実際に釣りをしないと解らんって事だよね?!!

実釣だ! とにかく実釣だ!

ううっ! 釣りに行きたいなー! コンチクショーッ!  続きを読む

Posted by ふりスキー at 02:22Comments(0)タックル

2015年03月04日

15フリームスとルースターテール♪

店頭で触ってたら、欲しくなって買いました。(´・ω・`)



まぁ、結局最新鋭とはいえ、またしてもB級リールwww
しかも、お前! リールはシマノとか言ってなかったっけ?www

言ってましたが。何か?(`・ω・´)キリッ

昔から、リールはあらゆるところのB級品をとっかえひっかえしてたので、
今さらメーカーへの拘りはありませんwww

正直、もうちょと我慢して、もうちょっとイイ奴って手もあったのだけど。

…これオーラス一個だったのね。
しかも、その店頭品が割と当り風個体。

以前これと似たようなパターンでアルテグラHGを買おうかどうか迷ってるうちに、どこ行っても買えなくなって、
仕方なく通販で買ったら、ハズレ品を掴まされると言う苦い思い出が頭をよぎりましてな。

ちょっと悩んだ末に買っちまいました。

正直、初代フリームス知ってる身としては、これが一万とかあり得ん! と言いたくなるくらいには進化してるwww

ドラグも新式でローターも上位機種と同じ軽量ローター。
回し加減もシマノのレアニウムとかと遜色なし。
ベアリングはたったの4個だけど、両サイドのハンドル軸受けにはしっかり防水タイプが入ってて、
軸受にはマグシールドとか言う流体ベアリング入り。

10年も経てば色々進化していると思ってたけど…間に2-3世代くらい入っているのか?
確か兄弟機のカルディアが初代→KIX→09→11→14と来ているので、フリームスも似たようなもんだろう。

KIXとCYなんかと同時期に二代目出てたのは知ってるし、2011年前後…ダイワのロゴが変わった頃あたりにモデルチェンジして、アルテグラと迷った覚えもあるしー。

そんだけ経てば隔世の感ありだなー。

正直、初代セルテートあたりと並べてブラインドテストしても、区別できないんじゃねーの? これ。

まぁ…ラインローラーが非ベアリングで、ハンドルが供回りってのは、レアニウムとかと比べるとチョイとダウングレード感ありありだけど。

でもまぁ、初代フリームスもこの辺同じ仕様であまり気にならなかったし、上を見たらきりがねーのですよ。

さすがに重量が200gと重めと思ったけど。
FS56Jに試しに付けて見たら、意外な事にバランスが良くなった。

FS56Jはグラスだけに重量結構あるんで、レアニウムだと軽すぎて重心が前に寄ってたらしい。
で、それが15フリームスだとイイ感じの位置に重心が来るので、ディップの持ち余り感が減った。
色もなかなかあってるし、これ良くね?

そう、15フリームス。
このカラーリングにも惹かれたのだね。
リールは銀ぴかのよりもダーク基調の渋い色使いが好みなのだねー。

あ、あとはね。
ベールを戻した時の感触が気に入ったってのも大きいね。
Mitchell308Xの良かった点に、このベール戻しの感触がスコンって柔らかいってのもあってね。
フリームスのベール戻しの感触はそれに通じるものがあって、気に入った。

他のカルディアとかはここまでソフトじゃなくて、ガチンッって何か金属質な感じで手に衝撃が伝わってくるような感じで、正直あまりよろしくなかった。

あとは実際に釣りをしてみないと解らないかなー。
最新モデルの実力に期待!!

これでFS56Jも復活で、俺も2本竿体制でやれるじゃん。
ロッドキーパーとかも買ってもいいかもしんないな。

今月こそは暖かくなってきたことだし、釣り行くぞ。

おまけ。



フリームスを買ったキャスティング稲田堤で、懐かしのルースターテールを発見。
しかも、オレンジの奴は俺も見たことないカラー。

そっこー買ったwww

まぁ、実際にカンツリで使うにはシングルフック化の改造が必要なんだけど。
こーゆー絶滅しかけた古の定番ルアーを敢えて置くと言う根性がいいね。

スプーンは…相変わらず棚一面埋め尽くしてたけど。
正直、もう何が何だかわからん。

一時、集めてたルーパーさんとか、どこ行っちゃったの?(´・ω・`)

追伸。
ベスパについて語るその5は、書き掛け放置中…。
マイクロベスパとマイクロベスパSSのを入れようと思ってるんだけど、
マイクロベスパはともかく、SSに至っては買ってもいないものの評価するのもなーって事で。(*´ω`*)
  

Posted by ふりスキー at 00:47Comments(2)タックル

2015年02月24日

気が付けば…。

我がスチャラカ釣りブログ。

「ヲレとベスパとフェンウィック」


我ながらもうちょっとマシなネーミングは出来なかったのか? と思わなくもないですが、
このタイトルがGoogle検索とかで出てくると、思わず二度見してしまう程度には強烈なネーミングなようなので、
きっとおそらく、ずっとこのままです。


さて…2010年11月から足掛け4年以上続けているこのブログも、あともうちょっとで 44444 HIT達成ですwww

昔はよく「キリ番GETするのはだれか?」とかやってましたが…。
まぁ、そんなのいまどきは流行らないみたいなんで、ひっそりとカウンターを見て、自分が踏まないようにハラハラするとします。

いやだって、4って縁起悪いじゃん? それが5個並ぶのだぜ? そんなん踏んだらキモくね?

たぶん、今月中には達成すると思うけど、踏んだことに気づいた人はひっそりとコメントでもください。

プギャ――m9(^Д^)――!!

↑ きっとこんなコメント返信が付きますwww


さてさて、今日はベスパの記事の続きを…とか思ってましたが、
久々の昼仕事と久々の満員電車の旅で疲れましたのと、
クッソ寒い部屋でガリガリ君みかん味なんて食ってたら、寒くて凍えそうになってきたので、
この駄文をあげて寝る予定です。

ちなみに、今行きたいとこはカンツリです。

明日仕事行けば連休ですが、カンツリ行くような余裕もないので、
やけっぱちの多摩川釣りサイクリング or 当たればラッキー津久井湖バックウォーターの旅でも行こうかと思ってますwww

ちなみに、冬から初春の津久井湖ではネイティブ化したニジマス、謎のブラウントラウトのような何か。
背びれを出して迫るニゴイ軍団!!

等と言った獲物の実績があるので、必ずしも無駄足になるとは限らないっ!

と言いたいとこだが、世の中そう甘くもないのでどうせ無駄足なんじゃないかなーwww

まぁ、大自然の中でベスパを思い切り投げ倒したいと言う欲求が日に日に高まっているので、
ここらでこの腕のムズムズを解消せねばなるまい。

あー、釣り行きたい。

そう言えば…芦ノ湖特別解禁…今年は 3/1…かぁ。

仕事だぜwww コンチクショーwww  

Posted by ふりスキー at 01:21Comments(0)その他

2015年02月21日

リバーオールド ベスパについて語る その4

こんにちわ。
前回の記事から一週間も経っていませんが、
元々長々と書いてあったのを修正しつつ、アップロードしていってます。

今回は、

「ベスパについて語る その4」



と言う事で…引き続き、今回は小型系ベスパ 3 系統と、前回うっかり忘れてたウルトラベスパ 2 までをご紹介します。

トーナメントウルトラベスパ(TUベスパ)  



トップレンジでは右に出るものなしと言ってよいほど強力なマイクロスプーン。

トラウトが最もよく反応する水面直下スローリトリーブをやるには最適なルアー。

あまり飛ばす必要がない小規模ポンド、リバータイプではほぼコイツの独壇場。

沈めようとしても、普通に巻いていると勝手に浮き上がってくるような有様なので、HITレンジが深い時は素直に選手交代が吉。

ラインを細くして、ラインの垂らしを流して、低弾道気味でキャストすると小型の癖にかなり飛ぶが、
コツがあるので、慣れが必要。

カタログスペック

重量 : 1.2g

長さ : 21mm

幅 : 8mm

使用感

射程 : ☆☆ 約15m-20m 小規模ポンドやリバー系では必要十分な射程。
大規模ポンドだとさすがにこれでは厳しいので、しゃがんだり、人の少ないところに陣取るとか、それなりの工夫がいる。

レンジ : ☆☆ 水面直下10-50㎝ ルアーが見えなくなるまで沈めて使う方が難しいので、基本的にサイト&表層専用と思ってよい。

沈降速度 : ☆☆ スプーンなので、カウントダウンで沈めればそれなりに沈むが、普通に巻いているだけでいつのまにか浮いてくるので、沈める意味があまりない。 

シルエット : ☆☆  小型だが、動きが派手目なので水中でのシルエットはそこまで小さくない。

アクション強度 : ☆☆☆☆
ウォブリング 6、ローリング 4 

深いカップ形状と薄く幅広のボディにより、重さの割にかなり良く動くよう設計されている。 動きの傾向はウルトラベスパそっくりで、名前通り縮小版と言う言葉に偽りなし。

もっとも、小さいだけに水押しはウルトラベスパほどではないので、手元にルアーの動きが伝わるほどではない。

カラー傾向 : やや派手目なカラーが多い。オリーブやブラウンなどでもレッドテールやオレンジテールでアピール力を増す工夫が凝らされおり、
テールカラーはサイトの際にもマーカーとして有効と、表層で使う上で非常に考えられたカラーリングとなっている。

ちなみに、ワレットにやたら数があるのは、エースカラーの予備を常に使えるようにしている為と、微妙なカラーチェンジが何度か行われたせい。


使用頻度 : ☆☆☆☆☆ 当人が比較的、小規模ポンドやリバータイプを好むので、使用頻度は使わない時の方が珍しい程度には良く使う。
はっきり言って主力。

使用シチェーション : 夏場、小規模ポンド、リバータイプ、クリアーウォーター向け。


トーナメントウルトラベスパ SS



ベスパラインナップ中、最小、最軽量の表層特化スプーン。

射程が短く風にも弱く、沈める事はほぼ不可能…と、極めて限定的な状況でしか使えないが、
状況にハマれば、無類の強さを発揮するえらくトンがったスプーン。

トーナメントウルトラベスパの名前は付いているが、
「限りなく水面」のゼロレンジを攻める事だけに特化されているので、汎用性はない。

そもそも他の用途に使おうとすることが間違っている。

また独特のハーフサイドエッジ塗装はかなり目立つように見えるが、
実際はサイト用のマーカーのようなもので、魚からはあまり見えないようにできているらしい。

サイトフィッシングの愛好家としては、このマーカーで正確にスプーンを追う事が出来るので、非常に使いやすいと思う。

個人的には、ポスト フラットフィッシュの感あり。

カタログスペック

重量 : 0.7g

長さ : 21mm

幅 : 8mm


射程 : ☆ 約10m 追い風なら15m位は飛ぶが、向かい風だとUターンして戻ってくる事も…。 

レンジ : ☆ 水面直下10㎝以浅特化。 ギリギリ水面から飛び出さないくらいのラインを攻略可能。

沈めて使うと言っても、せいぜい30㎝程度まででそれ以上は潜らない。

沈降速度 : ☆ スプーンなので、当然カウントダウンで沈める事も出来なくもないが…無理にこれ沈めるくらいなら、素直に他使った方がいいかも。

シルエット : ☆☆☆ 動き自体は割と派手目な為、意外と目立つ。

アクション : ☆☆☆☆
ウォブリング 6、ローリング 4 

トーナメントウルトラベスパの派生種なので、基本的な動きは同じ。
重量バランスを若干いじっているようで、薄い割にはあまり暴れない。

カラー傾向 : 基本的に目立つカラーリングが主力。ハーフエッジ塗装はサイト時のマーカーと思っていいので、あまり気にしない事。

使用頻度 : ☆☆☆ 夏場は、サイトが有効なところに良く行くので必然的に使用頻度が上がるが、使えない状況も多々あるので、使うときは使う程度。

使用シチェーション : 夏場、ライズ有、表層バイト集中時など。 
これでしか釣れないと言う事があるので、特に夏場は必須となる。

また、風が強い日はラインが風にあおられて、キャストもコントロールもままならないので、素直に諦めてください。


トーナメントウルトラベスパ 2 



トーナメントウルトラベスパの肉厚版重量級バージョン。

たかが、0.3g増のはずだが、重量バランスが改善されているらしく2g級のスプーン並の飛距離を誇る。

トーナメントウルトラベスパでは対応できない、長距離、中層、深層に対応するスプーン。


カタログスペック

重量 : 1.5 g

長さ : 21mm

幅 : 8mm

射程 : ☆☆☆ 約20m トーナメントベスパSSと同じくらいの飛距離は出る。

レンジ : ☆☆☆ 50㎝~1mくらいは沈められる。
2g級のスプーンと同等くらいと思っとけばいい。

沈降速度 : ☆☆☆☆ クリアーポンドでカウントダウンした感じだと、ウルトラベスパと同じ程度。ただし、沈降速度はやや早め。

シルエット : ☆☆ 動き自体はトーナメントウルトラベスパと同じだが、やや静か目。

アクション : ☆☆☆
ウォブリング 6、ローリング 4 

トーナメントウルトラベスパの派生種なので、基本的な動きは同じ。
重量バランスが違うようで、少し大人しい。

カラー傾向 : 系統としては、カンツリカラー中心。
ベスパ系で初めて、梨地の非光沢カラーを採用。

使用頻度 : ☆☆ トーナメントベスパSSだとシルエットが大きすぎるような場合やスレ切って後がないような時に初めて出番が来るので、使用頻度はかなり低い。

使用シチェーション : 晴天時のスーパークリア系で有効。 超タフコン。 何をやってもダメなときに使う。

水深のあるリバータイプだと、魚が潜る傾向があるので、意外と役に立つ。
今は無くなったが、足柄CAのリバーエリアでこのルアーでしか釣れないと言う事があった。

ウルトラベスパ 2 



ウルトラベスパの改良版…ではなく、肉厚版、重量級バージョン。

ウルトラベスパのアクションを維持したまま、かつ飛距離や風の強い日にも使える事を目指したスプーン。

実際、重量バランスも改善されているようで、トーナメントベスパ並みにロングレンジを狙える。

どちらかと言うと、汎用性を犠牲にして、ロングレンジで勝負することを想定しているようだ。


スローに巻くと割と際限なく潜るようで、デッドスローでHITさせると、魚が全然上がってこない事が多々ある。

遠距離の表層を狙う場合は、それなりにリトリーブ速度を早くしたり、ロッドを立てるなど工夫が必要。



カタログ記載値

重量 : 2.8g

長さ : 28mm

幅 : 11mm


射程 : ☆☆☆☆☆ 約25-30m お寺の一号池でハーフライン越え楽勝です。 

レンジ : ☆☆☆ 50㎝~2mくらいは沈められるようだ。 

沈降速度 : ☆☆☆☆ 沈降速度はやや早めだが、なかなか良い平打ちアクションをする。
遠距離でライズ発見→キャスト→フォーリングでしばらく待つと高確率でHITする。

シルエット : ☆☆☆☆ ウルトラベスパと同等の動きをする。

アクション : ☆☆☆☆
ウォブリング 6、ローリング 4 
アクション自体はやや強めだが、30m近く飛ばすとナイロンラインではアタリはほとんど伝わってこないので、
ウルトラベスパのようにルアーの動きの変化でアタリを取る様な真似は出来ない。

カラー傾向 : 系統としては、カンツリカラーとサイドエッジ系、チャート系、メタリック系とバリエーションは豊富。
良く使って実績も豊富なのはカンツリカラー系だが、遠距離ライズうちでは派手系の方が実績ある。
またディープ狙いでも派手系が有利。

使用頻度 : ☆☆ 小規模ポンドやリバータイプでは、ウルトラベスパ2のロングレンジ性能は持て余すことも多くあまり使用していない。
お寺では、このロングレンジ性能のおかげで沖のライズ打でいい結果を出せているので、個人的には割とお気に入り。

使用シチェーション : 大規模ポンド、沖合に魚が集中してライズしまくっているような状況。 夏の暑い日の夕暮れ時に使って爆釣したり、小規模ポンドでも沈めきって、底を引きずりまくっていて釣れたと言う事もある。
状況にハマれば、これしかないと言うくらいに強みを発揮するタイプ。


さてさて。
これにて、我が主力部隊の紹介は終了。

次は、オリジナルベスパ、マイクロベスパ、トゥーピドー、バイパーと言った主力からは外れるが、
ハス狙いや時々使う程度のルアー紹介をまとめたいと思います。

そのあとは、比較と言う事でフォレストやプリズムデザインのスプーンも紹介したいなぁと思ってます。

それでは乞うご期待っ!!


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Posted by ふりスキー at 01:55Comments(0)ルアー

2015年02月17日

リバーオールド ベスパについて語る その3

やぁ、こんばんわ。

今月はちょっと先立つモノの関係で釣りは自重せざるを得ないので、
以前から、少しづつまとめてたヲレ的カンツリのスプーン戦略について、まとめてみようと思う。

その前に、当ブログのタイトルでもあるリバーオールド ベスパとそのラインナップについて詳細を改めてまとめてみた。
まぁ、以前掲載した「ベスパについて語る」の第三弾ってとこです。


注 : これらの紹介文は基本的に、長年使い込んだうえでの実績と経験に基づく個人的な感想なので、
フィールドやタックルによっては、全くあてにならない情報の可能性もあるので、その点留意の上で御一読お願いします。


今回は少し記事が長くなるので、種別で何度かに分けて掲載します。


本日は、我が主力スプーンの一角、思い入れもたっぷりある名品
ウルトラベスパシリーズから行ってみましょう。

ウルトラベスパ



15年以上前から使われ続けているベスパシリーズの代名詞のようなスプーン。
過去には、幾多ものトーナメンターがこのスプーンを使い勝利を手中に収めたと言う伝説を持つ。

未だに最新スプーンにも劣らないような釣果を叩きだすことも珍しくない。

特徴として、一言でいえば、汎用性が非常に高く
様々な状況やフィールドに対応する、万能型スプーン。

デッドスローでも、早巻でも、破綻することなく泳ぎ続け、
カウントダウン次第で、表層から底層まで自在に攻める事が出来る。

また、グラスロッドですらルアーの動きの手ごたえが解るほど良く動くので、使っているタックルで、最適なリトリーブ速度を感覚的に理解したり、ルアーの動きが変化することで、前アタリやラインにも出ないようなアタリを取ることができると言った他にはないアドバンテージがある。
(サイトで使ってみていると、魚がチェイスしてくると魚による水押しが発生して、一瞬フラリと動きが変わって、その瞬間に食いついてくることが多い。)

前述したように汎用性が高く、非常に使いやすいスプーンなので、
カンツリ初心者には、ぜひ使ってみる事をお勧めしたい。

欠点としては、風の影響を受けやすいフォルムの為、風が強いと流されてコントロールが難しくなる事と、爆発力がある分、スレるのが速く。その動きの派手さが逆効果となってしまう場合がある事。

だが、いずれの場合もフォローするルアーが別にあるので、あまり問題にならない。

カタログ記載値

重量 : 2.2g

長さ : 28mm

幅 : 11mm

使用感

射程 : ☆☆☆   約20-25m 大抵のところで十分だと感じる程度には飛ぶ。

レンジ : ☆☆☆  水面直下30㎝ - 1m トップレンジからミドルレンジまで、ロッド角度で結構調整が効くので守備範囲は広い。

沈降速度 : ☆☆☆ 2g台のスプーンでは比較的沈むのが遅く、ゆっくりとヒラを打ちながら沈んでいく為、フォーリング中にHITすることが良くある。

シルエット : ☆☆☆☆  重さの割に意外とシルエットは大きい。動きも派手なので水中ではかなり目立つ。 

アクション強度 : ☆☆☆☆☆ 
(ウォブリング 6 : ローリング 4 )

いわゆるウォブロール系スプーンで
アクションはかなり激しくロッドの動きや手ごたえでルアーの動きが解るほど。

ちなみに、知ってる限りで同じ程度に強い泳ぎをするスプーンは、今は亡きプリズムリーフくらいしか思いつかない。

カラー傾向 : 割と派手めなカラーリングが多い。
メタリック系やチャート、グローカラーなどバラエティ豊かなラインナップで、全25色と最多。
最近ブラウンレッドテールなどトーナメントベスパの主力カラーもラインナップに入ってきた。

特に赤金は放流魚キラーとしては、ほぼ最強を誇る為、絶対に外せないカラーのひとつ。


使用頻度 : ☆☆☆☆ 名実ともに主力スプーン…だったが、小規模ポンドへの釣行が多くなってきているのと、2g級スプーンでは厳しい状況が増えて来たので、エースの座はTUベスパに奪われつつある。

使用シチェーション : パイロットルアー、朝一及び放流直後、中~大規模ポンド、初見のポンドやブランク明けでもまずはコイツで様子見しつつ、感覚を取り戻すってのがセオリーになってる。


トーナメントベスパ 



ウルトラベスパを上回る射程と沈みやすい形状から、大規模ポンドなどで有効。

空気抵抗を受けにくいフォルムの為、風の強い日でも風に流されにくく、向かい風ですらほとんど影響を受けないので、正確なキャストが求められる時などは、断然Tベスパの方がやりやすい。

動きもウルトラベスパより静かな為、スレて来た時にも有効。
爆発力ではウルトラベスパに劣るが、持続性ではこちらの方が良好。

かなり強めの流れでも動きが破たんしない為、リバータイプで遠距離を狙う場合や流れ込みを直接狙う場合などにも重宝する。

スプーンとしては、たぶんこっちの方が正統派。

カタログ記載値

重量 : 2.4g

長さ : 27mm

幅 : 9mm

使用感

射程 : ☆☆☆☆☆ 約25-30m 重量バランスが良く、飛翔速度も速いため、遠距離の目標ポイントへ正確にキャストする場合、非常にやりやすい。

レンジ : ☆☆☆☆ 
基本的には、1m前後が最適な泳層になるが、カウントダウンで沈めておけば、よほどの早巻をしない限りは浮いてこないので、かなり深めも狙える。
これもレンジが幅広いと言えるだろう。
ただし、これで表層狙うのは結構無理がある。

沈降速度 : ☆☆☆☆ 比較的沈み易く、割と早くに底まで沈んでしまうが、その分ディープ狙いでもテンポの速い釣りが可能となると言うメリットがある。

シルエット : ☆☆☆  シルエット自体は、動きが静かな事もあって、ウルトラベスパより小さい。

使用頻度 : ☆☆  そもそも、あまりディープを狙わないので出番は少ないが、思い出したように使うと思わぬ戦果を持ち帰るので、なかなかどうしていい仕事をしてくれる。

アクション強度 : ☆☆☆   ウォブリング 5 : ローリング 5 

ウルトラベスパと比較すると、左右のブレ幅が小さく、引き重りも軽いため、動き自体はややおとなしい。
アクションの系統としてはローリングとウォブリングが半々程度。

カラー傾向 : トーナメントウルトラベスパと同時期に販売されたため、ほぼ同様のカラーとなっている。
比較的派手め中心で、渓流を意識した光物系カラーも多数あり、ネィティブフィールドでの使用も想定しているようだ。      
最近、トーナメントベスパSS同様、地味ベースのハーフ塗装がラインナップされ、カラー総数25色とウルトラベスパに並んだ。

使用シチェーション : 大規模ポンド、強風下、表層に魚がいない場合や中層より深い場所でのHITが目立つ場合など。
ネィティブフィールドでも使える程度のロングディスタンス性能があるので、ネィティブフィールドでも使ってみるのも悪くないだろう。

トーナメントベスパSS 



トーナメントベスパを薄くした表層用スプーン。

トーナメントベスパが苦手な表層をカバーする為のスプーン…と思いきや、
実際は Tベスパ系の地味めの動きとタフコン対応のカラーリングがそろっている事からタフコンに強く、ウルトラベスパが最も強いレンジを同じような感覚で攻める事が出来る事から、ウルトラベスパと組み合わせて使う事の方が多い。

射程はウルトラベスパよりも少し短いが、とにかく投げた時の感触がウルトラベスパとそっくりなので、ルアーチェンジ後同じような感覚で投げても、狙いをオーバー or ショートすることが少なくかなり使いやすい。

カタログ記載値

重量 : 1.8g

長さ : 27mm

幅 : 9mm

使用感

射程 :  ☆☆☆  約20m 若干飛びは悪いがマイクロスプーンよりはしっかり飛ぶ。

レンジ : ☆☆☆ 50cm前後が最適のようだが、ウルトラベスパと同じ感覚で同じレンジを狙う事が可能。 

沈降速度 : ☆☆☆  沈降速度もウルトラベスパとほとんど変わりないので、カウントダウンの秒数もほぼ同じ。 

シルエット : ☆☆☆ ウルトラベスパより小さいので、後詰としてはむしろ最適。

使用頻度 : ☆☆☆☆ ウルトラベスパと二段構えで使う事が多いので、意外に出番は多い。

アクション強度 : L ☆☆☆☆ R  
ウォブリング 5 : ローリング 5
アクション自体はトーナメントベスパと同じ。
ただし、薄い分動きも軽く、より激しく動くようだ。

カラー傾向 : 所謂カンツリカラー中心ラインナップ、以前は冬季用のパステルカラーもあったが、新型では地味ベースの派手めハーフカラーの新カラーと入れ替わった。

旧型では光沢ベースの塗装だったが、梨地の非光沢ベースとなって、ますます地味になった!(ほめ言葉)

使用シチェーション : スレ気味、ウルトラベスパやトーナメントベスパで釣れなくなった時など。
TUベスパに魚が慣れて来た時などに使用する事で、目先を変える事が出来る為、小規模ポンドなどでも良く使う。

要するに抑えの要と言う重要なポジションを占めるスプーン。


さて、今回はここまでとします。

次回、その4は小型のトーナメントウルトラベスパを予定しています。

それではまた!!


次回記事
リバーオールド ベスパについて語る その4
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Posted by ふりスキー at 01:14Comments(0)ルアー

2015年02月04日

俺の持ってたカンツリタックル特集!

やぁ、諸君!

調子はどうだい?

今日は訳あって、朝まで起きていないといけないのでブログを書くことにした。

…明日夜勤なので、今日のうちから夜に起きてないといけないってだけなんだけどね。

今回のお題は、「俺のタックル特集」

俺が釣りを始めてからのタックル遍歴でもたどってみようかなーって企画。

まぁ、ひとまずお付き合いいただければ幸い。


初代ロッド

リョービ イクシオーネXS 2256ML




スピニング用バスロッド

釣り自体はバスから始めたクチなので、バスロッドが最初。

青いブランクスが特徴的なロッド。
今見てもなかなかにカッコいいデザイン。

当時は、ブルーダーと言うメタリックブルーのブランクスのロッドが流行っていて、これはおそらくリョービなりにそれをパクったのではないかと思われる。

値段はそこそこしたはずだけど、バスをまともに釣った試しがなかった。

一年使ったかどうかも定かでなく、結局、釣ったのはハスだけだったと言う悲運のロッド。


なくした経緯。
何処かへ釣りに行った際に、車の屋根の上に置き忘れたまま発進と言う大ポカをやらかし、そのまま行方不明。


初代リール

リョービ サイノスXX 1000ZM




グリーンのボディにウッドハンドルと言う渋いデザインのモデル。

これはかなり長い間使ってた。

ウッドハンドルの表面が削れて、ガッタガタになるまで使って天寿を全うした。

別にどって事ないリールだったけど、デザインとカラーリングは今見ても秀逸。

あと、何気にスプールにベアリングが入っていて、ドラグ性能が意外に優秀だった。

もっとも、当時は比較対象が無かったので、ドラグ性能が優れていることに気づくのはのちの事になる。

これの下位モデルのXSを最初に買ったような気もするんだけど、記憶があやふやなんで良く解らない…。


二代目ロッド

リョービ ストリームラインⅡ 56UL




イクシオーネ亡き後に購入した初のトラウト専用モデル。

当時はすでにバス釣りから、ハス釣りに移行した後だったので、この選択は何ら問題なかった。


ちなみに、なぜリョービだったかと言うと当時近くのショップが上州屋しかなかったから。

で、リョービの製品はそこそこの値段でそれなりの高品質でコストパフォーマンスが良かったのだね。

リールも同じような理由。

このロッドは結構長いこと使ってたけど、あまりこれだと言う印象が残ってない。

ただまぁ、最近の例だとERGSのように「普通」に使えるってのは、思った以上のアドバンテージなので、それなりに使える代物だったのだと。

最後は、早戸川にてハイネ氏のロッドとチャンバラして、ディップが折れて死亡。
(たまたま同時のタイミングでロッドを振って、たまたまロッド同士がぶつかって俺のが負けたwww)



二代目リール

ダイワ 初代フリームス

サイノスがいい加減ボロボロになったので購入した初のリョービ以外のリール!

これもそこそこ長く使ってた。

可もなく不可もないってのが特徴だけど、柿田川でよく使ってた印象が残ってるので、恐らく10年くらい前に使ってた模様。


詳細は、下記のブログを参考。

TAKE'S REEL ROOM
「フリームスはどや」
http://www5c.biglobe.ne.jp/~take300/daiwafreamsJ.htm


一万円もしない癖に、さんざんバラしまくっても、なかなか壊れなかった頑丈リールで2-3年くらいは持った。

回転も滑らかで、それまでのリョービリールとは一線を画すリールだったが、ドラグ性能が微妙でよくラインブレイクを起こした。


最後は柿田川にて、ルアーを回収して戻ってきたら、無造作に投げ込んだルアーに魚がHITすると言うミラクルで、
タックルごと水中に引きずり込まれ、辛くも回収されるも完璧に水没したリールが正常動作するわけがない。
結局、グリスアップなど手を尽くすもギアがジョリジョリになって死亡。


三代目ロッド

SZMの良く解らないトラウトロッド。

いつ買ったかもよく覚えてない。

5000円で買ったトラウトロッド。
ハス用と言う事で、とにかく柔いロッドをと言う事で購入。

購入した際の時系列は良く解らないが、ストリームラインよりは後だったはず。


リールシートがアルミの輪っかを前後から挟んで固定すると言う昔のトラウトロッドの定番の方式。

とにかく軽くて、ローパワーの胴調子の面白いロッドだったけど、リールの脱落が頻発して割と早いうちにお蔵入り…したのだけど、FS56Jへの繋ぎとして、半年程度は使っていたようだ。

なんか、つい最近まで部屋で見かけてたような気もする…。

ガイドも灰色の瀬戸物みたいなガイドだったし…どって事ない安ロッドだったんじゃね? って思ってる。

4代目ロッド

Fenwick FS56J




ついに来たー!! 俺の愛用ロッド!

ブログのタイトルになってるせいで、検索すると自分のブログが出てくるってアレだー!!www

実は、カンツリを初めてかなり早い段階に購入。
2002年だか2003年くらいに購入した初の二万円台のロッド。

主にフリームスと組み合わせて使ってたことを覚えている。

当時はパームスシルファーVグラスモデルなど、グラスロッド全盛期でシルファーはまさにあこがれのロッドだったのだけれども。

定価で40000円クラスの高級品で手が出るような値段じゃなかった。


で、WILD1で「もうちょっと安いグラスロッド無い?」って聞いて、出て来たのがコレ。

今は亡きコータックの似たようなグラスロッドも勧められたけど、バス釣りでフェンウィックの名前を憶えてたので、こっちになった。

以降、このロッドがヲレの主力となる。

このロッドも当初はハスを意識してたのだけど、ストリームで使うとロッド曲がりっぱなしだし、トップウォーターやミノーの操作性に難があり、カンツリ専用となる。

コイツの導入後、カンツリのスタイルもフラットフィッシュやレーベル軍団と言ったプラグから、スプーン主体となりフォレストのマーシャルやベスパを揃えるようになって、
ルアーカラーやルアーの違いからのアクションの差異を意識するようになったりと、ルアー頼みの釣りから戦略性のある釣りへと進化した。

一時期、ほとんど使わなくなっていたけど、王禅寺で永井氏にべた褒めされて以来、その気になってFS56Jばかり使うようになり、ブログまで作ってしまうあたり、我ながら実にアレであるwww


ちなみに、当然ながら現役!!

10年以上を経過していて、多少ダルくなったとは思うけど、ここまで使っていると愛着もあるし、何より数々の思い出が共にある。

そう簡単に引退はさせられない。

ちなみに、後発ながら2010年辺りまで、レッドとブルーのカラーブランクスモデルと言うものが販売されていたようで、
写真はその製品紹介の物だと思われる。

実物もWILD1で見かけたけど、あの飴色のブランクスが良かったのに、プラスチッキーなえらく安っぽい代物で、
絶対買わねー! と心から思ったのだぜ。


4代目リール

ダイワ 04セルテート



当時、リールが一年程度でお釈迦になる程度には、頻繁に釣りに行っていたので、
思い切って、高級品を…と言う事で発売直後に買った。

たぶん、2004年…だから、10年前。うへぇ…。

始めて使ったとき、その使い心地に感動した!!

FS56Jでグラスロッドを主流にするやり方で、他人に負けないくらいの結果を出すのに間違いなくコイツ使ってたってのがあると思う。

コイツを使って、柿田川のトーナメントに入賞したりとなかなかに思い出深い逸品。

二年くらいで妙なゴリゴリとした抵抗が出るようになって、メーカー送りにしたけどギアが摩耗してるので修理費数万円と言われてリタイヤ。

なんつーか…値段の割には脆すぎやしねーか?
これですっかりダイワリールへの不信感が募る。


5代目ロッド

Mitchell パーレット MAS-562




これも割と最近まで現役。

FS56Jでは、ストリームや大物への対応が厳しいと言う事で、
当時のアングリングファンのロッド特集を文字通り穴が開くほど読んだ末に購入した。

ハス釣りや柿田川で大活躍。

一回ディップ折れたけど、メーカー修理に出したら、丸ごと新品になって戻ってきた経緯あり。

まさに、神対応。

でもまぁ、その時にもうメーカーにも在庫ないから、保証もこれで最後ですと言われ、
今から数年前、不注意でディップ折れで死亡。


5代目リール

Mitchell 308X




ハイネマンにはこんなもんMitchellじゃねーと言われつつも、パーレット専用リールとして購入。

重い、感度ない、ドラグ微妙となかなかのポンコツだったけど、

何とも言えない味とデザインでお気に入りだった。

特に秀逸だったのはハンドル周りでノブのタッチとガタのない直接ネジ込み方式のハンドルは最高だった。

まぁ、あちこちガタがきて、廃盤になったのでお蔵入りしたけど、これで柿田川のトーナメントに参戦してたと言うから恐れ入るwww


参考になると思う記事

しぶとく308X
http://www5c.biglobe.ne.jp/~take300/mitchell-308X.htm


6代目ロッド

パームス エゲレア ERSS-63UL




10年以上酷使してきたFS56Jはそろそろ引退させても良いかもと言う考えと、

主力だったパーレットがお亡くなりになると言う悲劇から、新たな主力カンツリロッドとするべく購入。

かつて憧れだったパームスが二万円で! と言う事で衝撃的だったけど、ほとんど迷いなくこのロッドを購入。


が…中途半端な性能とロングロッドに馴染めず、結局FS56Jが主力に返り咲き、あまり使われないままお蔵入り。

去年、ERGS-58ULの購入資金としてキャスティングにてドナドナされる。



同時期購入サブロッド

パームス エゲレアネィティブ ERNS-53UL

ERSSとFS56Jでは、道志川のハスには全く使えない事が解って、新たに購入。

固く短くトゥイッチングには最適なロッドだったが、ルアーの飛びも悪くカンツリでは弾きまくってイマイチ使えない…。

ERGSの導入で、道志川でも使わなくなりそうなので、たぶんコイツは出番がなくなる…カワイソス…。



6代目リール

シマノ 初代アルテグラアドバンス 1000S



2007年位に購入。
初のシマノリール。

最初のうちは微妙だったけど、使い込むにつれ回転が滑らかになっていったという不思議リール。
このリールはかなり長持ちして、3-4年くらいこのリールが主力となっていた。

このリールの特徴は、AR-Cスプールの採用で画期的なレベルでバックラッシュが激減。

それまでは、丸一日コースでカンツリやると、高確率で一回くらいはバックラッシュターイムが来ていたのだけど、
このリールを使うとバックラッシュがほぼ皆無。
発生しても容易く修復出来るレベル。

回転のフィーリング的には、ダイワの方がスムーズでシマノは重たいってのは事実だったけど、このバックラッシュの頻度が激減したのとドラグ性能ではシマノの方が上だった。
(セルテートと比較してもアルアドの方が明らかに良好。)

このリールがきっかけで、シマノへの信頼が確たるものとなり、以降シマノリールを愛用することとなる。

アルテグラ・アドバンス
http://www5c.biglobe.ne.jp/~take300/shimanoUAJ.htm

ちなみに、セルテートが死亡してから、このリールの導入の間はリョービのエクシマとか言う安リールやMitchellの310Xeを使ってた。


7代目リール

FLUEGER SupremeXT 2000SLG




これは、確かブログを始めた頃位に買った代物。

2010年くらいだと思われ。

FS56Jに回帰したときに、合いそうなリールを…と言う事で購入。

とにかく、コイツはカッコいいリールだった!!

FS56Jと同じブラウンと、色を合わせたら、ものすごくカッコよくなった!!

高性能なドラグ、滑らかな回転、美しいデザイン。

それなりに気に入ってて、何度もの釣行でメインタックルとして愛用。

残念な事に、ものの一年程度でベール周りにガタが来て、引退。

一方、コイツの前に買ったアルアドは性能に変化なし。
もうリールはシマノでいいんじゃないか…? と思った。

7代目ロッド

パームス エゲレア ERGS-58UL



現在の主力ロッド。

何もかもが普通、違和感なく自在に使えると言う逸品。

抜群のキャストフィールに、5.8ftと扱いやすい長さ、程よくパワーがあって、抜群の感度。

レアニウムと組み合わせると絶妙な重量バランスとなり、もはや重さを手元に感じないほど。

なんつーか、これを求めていたのだよと言いたくなる程度には、使い勝手の良いロッド。

コイツのせいで、このところFS56Jが使われなくなっているくらいには気に入っているらしい。


去年の夏、道志川での実釣テスト中にハスを軽くGET。

ハス用にも十分使えると言う事で、ERNS-53UL の立場が無くなった…。


事実上の本格実戦の早戸川でいきなり半日50匹オーバーの記録を出せたのは、コイツとTUベスパのおかげ。

現状…こいつがエースタックルだったりする。

なんか、ちょうど俺が購入した直後位にモデルチェンジしたみたいだけど、58ULのチューブラーモデルは廃止になったようなので、

モデルチェンジと言う事実を知っても「あっそっ」程度の感想しかなかった。

つか、このモデルで満足してるんだから、新型って言っても、同じ径で同じフィーリングじゃないと認めない!

8代目リール

シマノ 初代09レアニウムCI4



これはバリバリの現役で、今のエースタックルの一角。

過去ののブログを見る限りだと、2011年くらいから使ってるようなので、かなり長い事使い続けている気がするのだけど、全く劣化もガタも来ないと言う恐ろしいリール。

これ、いったい何で出来てるの???

アルテグラアドバンスでシマノリールへの信頼性が確たるものとなったので、上州屋にて、バイオマスターとどちらにするか一時間くらい迷った末に購入。

超軽くて、滑らかなリーリング、優秀なドラグ、いくら使っても劣化しない驚異の耐久性と非の打ち所がない。

まだまだ現役。

でも、そろそろ新しいリールも欲しくなってきたwww

ただ現行の12レアニアムを見た感じでは、09の方がデザイン的には秀逸…うーむ、これはまた微妙な。



こんなもんかな。

思ったより、大量のタックルを使ってたことに驚く。

特にリールは一年おきに買い替えてた時もあったので、他にもいくつかあるはずなんだけど、あまり印象に残ってない。

ロッドはFS56Jの導入以降、サブロッドがなんどか入れ替わった程度でほとんど変わってない。


あとは現行アルテグラのHGモデルもあるけど、もっぱらハス用や二本竿体制の時のサブリール扱い。

…現行アルテの方は、多少良くなったとはいえ巻き心地に難があって、好んで使いたいと思わないのよねー。


ちなみに、今回のブログを執筆するにあたり、当時使っていたタックルの情報を集めるのにかなり苦労してます。

なにせリョービの緑色っぽいリール…とか。
青っぽいブランクスのバスロッド…イクシなんとか。

こんな程度の事しか覚えておらず、そんな情報を元にWeb検索や画像検索で特定していきました。

ちなみに、ロッドの長さは当時5.6ftと言う長さにこだわっていたので、恐らくその長さだったと思ってよさげ。




番外タックル編。

幻のダイクマ 1980円 ベイトタックルセット

ホントに最初の最初に買ったバスタックル。

オールグラスの2ピースベイトロッド、プラボディのベイトリール。
どっちも白くて安っぽい微妙な代物。
ロッドガイドは怪しげな瀬戸物製。
ベイトリールに至ってはベアリング&ブレーキレスと言うとんでもねー代物。

当時ハイネ氏に誘われて、釣りを始めたと言う事もあってドヤ顔でタックル見せたら、

ハイネ「バッカ野郎! なんで、よりにもよってこんなガラクタ買って来るんだよ! タックル買うなら買うで、言ってくれれば俺が見繕ってやったのに!」

腹抱えそうな勢いで笑われた…。

まぁ、確かに今のヲレの目でホムセンに売ってる激安タックル見て思う事は、「これでルアーとかあり得んだろ!」なので、奴の言う事はもっともだとは思うし、
何だかんだで言ってることは、友への苦言と言うべきもので…このあとしっかり上州屋へ連行されて、その後数年間使い続ける事になるタックルを揃えられたのも確か。
俺が逆の立場だったら、同じような事を言っただろう。

でもまぁ、自分なりに色々調べて、俺も釣り始めたんだぜー的な感じで見せに行って、
大笑いされた挙句に罵倒されたのはなんか釈然としない…と思ったのは事実なんだぜ友よwww
 


注釈:使用している写真はGoogleの画像検索を使って、当時の記憶のみを頼りに調査した過程で引っかかったブログ、オークションなどから引っ張ってきました。
問題があるようであれば、ご指摘いただければ早急に対応いたします。



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Posted by ふりスキー at 04:52Comments(0)タックル

2015年01月29日

ヲレとベスパとフェンウィック、これまでの振り返りwww

当ブログで、本日時点で一番よく読まれている記事はどれか…?

唐突ながら発表します!


1 Gios Spazio
  2013/05/13 04:06:00  3,333 HIT

2 ベスパについて語る 2
  2011/01/18 02:39:50  2,812 HIT

3 アルブレイズ号、大改造!
  2013/02/04 00:55:05  2,007 HIT

4 鶴見んナマズ戦記。   
  2011/08/29 06:23:25  1,868 HIT

5 小菅トラウトガーデン
  2011/01/21 15:39:52  1,617 HIT

6 ベスパについて、語る。   
  2010/11/26 01:23:43   827 HIT

7 管釣り昔話。        
  2010/12/08 01:52:44   822 HIT

8 盛大に落車したので、アルブレイズ修理&改造その2w
  2013/03/17 00:18:14   744 HIT

9 2011 初フィッシュオン王禅寺
  2011/01/16 02:57:04   679 HIT

10 Spazio号改装w
  2013/06/11 00:47:05   669 HIT


いきなりトップから解説!!

「Gios Spazio」

この記事は…内容は大したことないけど、グーグル検索で3番目くらいに出てくるから…だと思うwww
それにしても3333ってすごいなー。
少しくらい、Gios Spazioの記事を増やしてもいいかもなー。

2番目
ベスパについて語る 2

これは…言わずと知れた当ブログの看板リバーオールド ベスパの研究記事。

その各モデルの泳層モデルや使い分けを簡単(?)に説明した記事なのだけど。

これはどうも、リバーオールド様のトップから、流れてきれるよーで…。
ありがたいことに更新のたびに、リンク張っていただいています。

リバーオールドファン冥利に尽きますわwww

でもまぁ、リバーオールドのマダラさんのブログを読んだ感じだと、
この俺の考察なんて、まだまだアマいぜって感じだし、このところのベスパオンリー釣行で、
改めて各種モデルの特徴や使い分け、色の使い分けなんかも色々見えて来た感じなので、近いうちにその3でもアップしようかなーと思ってる。

乞うご期待!!



3番目は…
アルブレイズ号、大改造!

アルブレイズなんて、マイナー車の記事自体が珍しいってだけだよなーどうみても。

アルブレイズは…自転車置き場の片隅で埃被ってますよ!!!



4番
鶴見んナマズ戦記。

お前は誰と戦っているんだ!!

それはさておき、鶴見川ナマズの情報は、現地のナマズハンターが情報を秘匿する傾向があるようなので、
どうも数少ない貴重な情報になっているようなのだ。

そいや、ここ数年ナマズ行ってないな。
まぁ、多摩川の好ポイントが軒並み河川改修でぶっ潰れてしまったのが痛いな。


5番目は
小菅トラウトガーデン。

ここも情報がかなり少ない。
試しに小菅トラウトガーデンでググったけど、前みたいに上の方には出てこない。

ここもご無沙汰です。


誰だ? 小菅トラウトガーデン ベスパって検索ワード入れたのはwww

この組み合わせだと問答無用でトップに出てきます。( ゚Д゚)


6番目
ベスパについて、語る。

これは、ウルトラベスパの紹介の触りって感じだなぁ。
内容は無きに等しいのに、意外とHIT数あり。


7番目
管釣り昔話。

これがここに来てるのは意外。
こればっかりは、どこから読みに来てるのか解らない。

20世紀(笑)のカンツリの話に需要があるのか、それとも昔を懐かしむ方がふらっと読んでいただいているのか。

これの続編でも書こうかな。

8番目
盛大に落車したので、アルブレイズ修理&改造その2w

数少ないアルブレイズの記事なのに、なんでじゃ。

あん時こけたのは、下り坂で強引に割り込んできたロードローラーが邪魔で、歩道に乗り上げようとして、
排水溝の溝にタイヤがはまったからだったんだよなぁ。

許すまじロードローラー!

この辺は、まだまだ自転車道の触りってとこだなー。

9番目
2011 初フィッシュオン王禅寺

なぜ、この記事がここに?
ちょうど、4年前の今頃だぁね。

この頃はまだ、今ほどベスパ一辺倒じゃないなかったみたい。

マーシャルやヒッコリーとかでも釣ってるんで、ベスパは主力だけど他も使うって感じだったみたい。

現在→ベスパ、ベスパ、ベスパ、ハスもベスパで狙うよー。
どうしてこうなった!!www

釣果は先日と同じくらい。
やっぱり、赤金とか投げてるし。

昨日出かける前に、これ見とけば少しは参考になったかもなー。

あと、この記事にさらっと出てるバディってスプーン。

これプリズムリーフと同系統のスプーンで、結構お気に入りだったスプーンだったんだけどね。
一昨年位にプリズムデザインの社長さんが死去してしまって、結果プリズムデザインのルアーも全部廃盤になってしまった。

おかげで、バディもすでに現役引退。

似たようなルアーでは、今は亡きイマージュのエリアピクシーがある。

どちらも素晴らしく良く釣れて、当時の主力だったのだけど、廃盤になってしまった以上補充の当てがないって事なので、

それらも結局、引退させて今ではデスクの片隅で埃をかぶっている。

巷のルアーも次から次へと色んなのが出てきてるけど、次の年には消えてなくなるとか割と普通なので、これも最新のルアーに手が伸びない理由の一つ。

ルアーは消耗品だから、補充の当てがなくなったらどんなに優れたルアーであっても使い物にはならない。

まぁ、この辺がレーベルのルアーなんかが、何十年も変わらず愛される理由の一つなんだろうと思う。

ショップの皆さん。
事情は分かるけど、新製品やら限定品より、ロングセラーや定番こそ置いてください。

パッと出でそっこー消えるルアーが多すぎるんじゃ。


10番目
Spazio号改装w

何故か、人気あるSpazioの記事。
あんま、気合入って無い割に見に来る人が多くて、なんかごめん。

内容は…タイヤ交換とジャージ買ったぜって感じだな。

この後、自前でディレイラー交換とかどんどんディープな方向に突き進むわけだけど。
意外とその手のディープな記事には需要がないらしい。
良く解んね。


と言う訳でっ!

駆け足で、閲覧総数ベスト10を発表。
その上で、記事を見ながら振り返りをしてみました。

こうやって見ると、ほんの数年前の記事なのに色々あって、面白いね。

釣りブログなのに自転車の話が4つも来てたのが意外だけど。
意外に需要あんのかなー。

次回の更新は…また釣行記か、自転車改造、それかベスパ考察の第三弾…この辺になるかと思います。


それでは、ご機嫌よー。(*´ω`*)
  

Posted by ふりスキー at 16:55Comments(1)まとめ

2015年01月28日

2015年 新年初フィッシュオン王禅寺www

あけましておめでとう!

なんて言ってた正月から、気が付けばはや一月。

毎年恒例となりつつあるメニエルの悪夢から、復帰して来月から新しい仕事始め…と言う訳で。

恒例の仕事始め前の釣りに行ってまいりました!



場所は…うちから20分弱で着くフィッシュオン王禅寺。

前回ウハウハだった早戸川てのも考えたけど、せっかくだからベスパのマッディスペシャルの威力を試してみたい!

と言う事で、いつものお寺と相成った訳でー。




装備は…タックルはエゲレアERGS58UL&レアニウム。
ラインはバリバスのマスターリミテッド…新品まき直し…してから、およそ二か月www

ルアーは、いつもどおりウルトラベスパ。
カラーは前回ほとんど活用されなかったマッディスペシャル、オリーブ&FLレッドをパイロットとする!

ちなみに、現地の状況は…。

思った以上に、気温が低く、風がスゴイ!

気温自体は8度くらいはあるようだけど、風速が時折よろめく程度…10m位の強風が吹きつける。

体感で氷点下行ってる感じ。

水温は…10度くらいかな。そんな切れるような冷たさでもない感じ。

上着は、モンベルのサーマランドパーカを着こんでるから、耐えられるレベルだけど、
袖の隙間や顔、指切りグローブでむき出しの指が寒い!

まぁ、いつぞやの芦ノ湖やこの時期の早戸に比べたら、ヌルいヌルい!!

と言いたいが、この風では風向きをしっかり読まないと釣りにならないレベル。



そんな訳で、いつも通り一号池からスタート!!

第一投!

スルー。

あれ? いつもは釣れないまでもルアーがヨタついたり、前アタリ程度はあるんだけど。

二投目…。

反応なし。

一号は苦手と言えど、ちょっと幸先悪い。

状況としては、カラーかルアーを変えるべきではあるんだけど、ここまで反応がないと次の一手も何が有効かピンとこない。

ルアー自体は、王禅寺でウルトラベスパ自体、数多くの実績があり、ルアーの動きから得られる情報量としては、断トツである以上、こいつで様子見をするってのは、鉄板以外何物でもない。

カラーは…マッディスペシャルと言う以上は王禅寺では悪いチョイスではないはず…なんだけど、如何せん実績がないので、その実力は未知数。

とりあえず、黒&FLオレンジにチェンジ。



キマシタワー!!

ふー、危うくあぶれるんじゃないかと思ったぜwww

ちなみに、ここまで45分間ノーフィッシュ。

一応、アタリらしきものは何度かあったんだけど、どうも浅くってバレたり、ショートバイトをとれなかったりで、苦戦してたのです。

この一匹釣るまで、毎度ドキドキハラハラで楽勝だったためしがないww

それにしても、冬の大規模ポンドって奴は厄介だ。

魚の姿が見えない上に、水がほぼ止まってるような感じになってるので、狙いどころが解らん。

早戸は基本魚見えてるし、柿田川も魚が7、水面が3…なんてアホなとこだったし。

サイトフィッシングが基本の身としては、冬のお寺とか最悪なんだよなー。

ここまでのパターンから、アタリが来るときは突然、隣近所含めて釣れだしてる様子から、
どうも団体さんがまとまって回遊してて、それに当たれば釣れるって感じなのであるが…感じとしてはおよそ30分くらいかけて、一周してるっぽい。

しかも、泳層は釣れた魚がなかなか上がってこなかった様子からして、かなり深い。

こりゃ、ウルトラベスパだと泳層が合ってないって事なんだろな。

カラーはどうもマッディスペシャルだと、興味を持って寄っては来るんだけど、どうもバイトが浅い感じがするので、外してる感は否めない。

とりあえず、一匹は釣れたんだから、他も回ってみるってのはどうでしょう?

二号池!!

-No photo-


人が減ったけど、ここ全然実績無い上に、釣れてる奴が全然いない。


次行ってみよう!!

3号池

3号池到着。

あれー? 誰もいない。

ここ釣りしても大丈夫だよな。

ひとまず、マッディスペシャルもウルトラベスパも今日の状況では微妙。

であれば、変なこだわりは捨てて、3号池で実績のあるトーナメントベスパSS、オリーブで行くのはどうか?



そっこー、答えが出た。

ルアーへのバイトもアタリパターンのひったくる様なバイト。

これはアタリカラーへの出方。

いつも通りっちゃ、いつも通りだったのね。(´・ω・`)

でも、かなり沈めてHIT来たから、ここはSSではなく、無印でいんじゃないのだろうか?



調子出て来たっ!!

無印トーナメントベスパのオリーブ。

トーナメントベスパの利点の一つに、空気抵抗が少ないフォルムだから、飛距離が出るってのと強風下でも風の影響をあまり受けないってのがある。

ちなみに、トーナメントベスパとウルトラベスパ2では、飛距離も泳層もどちらも似たようなもんなんだけど、
ウルトラベスパ2の方がやや潜るので、遠くの深いところを狙うときに有効。
トーナメントベスパは遠くの浅いレンジを狙う場合やウルトラベスパの動きに渋い時に使う。

そんな訳で、ウルトラベスパの派手な動きに反応が薄い今回のような状況では、トーナメントベスパを使うってのが正解。

えっ? 他のルアー使うって選択肢はないのかって?

そういや、無くなって久しい…どうしたもんか。


まぁ、いいや。




今回のびっくりドッキリフィーシュッ!!

やたら小さい微かなアタリを合わせたら、何やらウネウネした感触と共に上がってきたのがコイツ。

な、なんだこりゃーっ!!

うーむ、動きの感じからイワナの一種だと思うんだけど、何このヘビみたいな虫食い模様?

顔つきも凶悪。

イワナ系のF1だとは思うんだけど…グーグル先生に聞いてみるかー。

トラウト 虫食い模様

タイガートラウトのようで。

ブラウンとブルックF1雑種…確かに、引かないウネウネファイトはイワナ&ブラウンのそれだ。

大きさは、40㎝級。

いいじゃん!! いいじゃん!!

いやー、我は満足じゃ。

と言う訳で、帰っていい?www



そんな事をやってると、放流車がやってきた!

…フィッシュオン王禅寺は誰もいなくて、誰も見てない無人の池にもきっちり放流をする。

うん、なんつーか。真面目だ。

放流と言う事ならば、
トーナメントベスパの赤金キャスト!!




久しぶりに放流で素直に釣れた。

実は本日の目標…条件があまりよくないので、5匹も釣れれば上出来と思ってたので、この時点でノルマクリア。

しかも、レア大型と言う大金星付。

このまま帰ってもいいくらい…つか、むしろ寒さに心くじけそうになっていたので、とっても帰りたい気分www

だが、放流モードの真っ最中に撤収などと言う選択肢など、我が辞書にはない!!



池のほぼ正反対側でHIT!!

どうも風裏に魚が集まっているようで、着水後10秒くらいでリーリングの違和感のみと言う状態でアタリが来る。

ちなみに、距離は2-30mくらい。

自分でも何にアワセ入れたのか良く解んないけど、なんか釣れてると言う不思議モードに突入www



もう一匹!!


ここの魚、こいつのように、なんか妙な傷がついてる魚が多いと思わね?

たぶん、これ…サギにやられてる感じ。

実物もいっぱい来てるし、魚もサギを警戒して潜ってるような気がする。

なるほどー。 こいつらのせいで泳層がやたら深いのか。納得したぜ。

…って言うか、邪魔!!

のうのうと対岸に優雅に突っ立ってるのを見ると、メタルジグでも付けて、スナイピングキャスト! でも食らわせてやりたくなるwww
(注:生き物にメタルジグ直撃→当たり所によっては、相手は死ぬ。なので、やったらダメ。絶対。)



赤金トーナメントベスパの反応が鈍くなってきた。

活性は上がってるので、次の一手は高活性、ディープロングレンジ担当のウルトラベスパ2 オリーブとしてみた。

これも正解だったようで、楽々HIT!!



やたら、ごま塩模様の多いイキの良い奴がHIT!!

どうも、池の中心部に固まってるような感じで、別の釣り人がそこで連チャンしてるの見てたんで、いなくなった隙に狙ってみた結果がこれ。

つか、その人…割と迷わず、そこをピンポイントで狙ってたような感じだったので、常連のみが知る必殺ポイント…かなんかだったのかね。

個人的には、大規模ポンドよりも3号池くらいの方がやりやすいから、好きなんだよなー。




今回は釣りしながら、HITカウントはしてなかったんだけど。

これで9匹目。

お? これはもしかしてもしかすると?



10匹目!!

やったー! 二ケタ! ツ抜け達成!!


なんだよ…なんだかんだで二ケタ釣ってるじゃん。ヲレwww

そしてっ!

今日もやっぱりベスパでしか釣ってNeeeeee!!!!!

これってある意味進歩してないような?

でもまぁ、このところ徹底してベスパを使い込んだ結果、10年ぶりに訪れた早戸川で過去最高とかやっちまった訳だし、
今日みたいな悪条件でもきっちり結果を出せる(あぶれない)ようにはなっているので、腕が上がってるてのは確実だろう。

この差はなんだろうと考える。
以前だったら、釣れない時にはこのルアーのこのカラーで…ってな具合であまり考えなしでやってた所を、
この状況であのポイントを狙ったら反応あったから、何々な状況が考えられる…であれば、次はこのベスパXXを使って、カラーは何々、カウントダウンはXXで…みたいな感じでやるようになってきた。

むむ、我ながらずいぶんと進歩したもんだ。

そろそろ、ルアーもベスパのワレット二つだけにして、あとはお遊び用を1ケースとか、そんな風にしてもいいかもしんないねwww


えっと。
今回は一応、ベスパのマッディスペシャルを試すってのが趣旨だったのだけど。

結局、一匹しか釣ってないし。

うーむ。 これじゃ、早戸川と一緒じゃねーか。

そもそも、ヲレ自身がマッディな水を好まないので、行くところ行くところ、クリアなとこばっかってのもアレだよな。

それはともかく、使ってみた感じとしては、爆発力はそこそこあるんだけど、スレるのが速い…FL系カラーをマイルドにした感じって気がする。
まぁ、もうちょっといろんな機会に使ってみるようにしよう。


しっかし、今回…そんなに釣れた感じしなかったんだけど、終わってみれば2時間半くらいで10匹2桁。

まぁ…こないだの早戸川がスゴ過ぎ…だったからこんな風に感じるんだろうけど、これで不満とか言っちゃいかんけど…もうちょっと釣りたかったなwww

それでは…この調子だとまたぞろ近いうちに、次の記事がアップされるかもしれませぬ。

まったね。


追伸。
最近のGios Spazio



久々に手入れして、軽く多摩川サイクリングロードを走ってたはずが、ついカッとなって河原へ突入!!
結局、スタックして押して歩いたけど、激たのしぃwww
もちろん、後悔なぞしていない。

普通のロードじゃ絶対こんな事できないけど、クロモリの頑丈フレームにパナソニック パセラ25Cなんて頑丈系タイヤなので、この程度のところでも走れない事はないのですwww
ロード乗りからは、奇異な目で見られるけど、ヲレはあくまでロードではなくランドナー乗りなので、行きたいと思ったところを走るのです。

でもまぁ、砂利道だとタイヤが埋まって動かなくなるので、今の仕様じゃこの辺が限度かなー。
いっそ、タイヤを太くして、ハンドル少し上げて、グラベルロードにでも改造しようかな。
そうすれば、河原の土手の草むらをもりもり登ったり、山道をドコドコ走るオモシロ自転車になるのではないだろうか。
  

Posted by ふりスキー at 22:53Comments(0)釣行記